「富士山 (列車)」はこの項目へ転送されています。新宿駅 - 御殿場駅間で運行される小田急電鉄・JR東海の特急列車については「ふじさん」を、かつて富士急行線で運行された特急「ふじやま」については「富士山麓電気鉄道富士急行線」をご覧ください。
富士回遊
富士急行線を走る富士回遊(2020年2月)
概要
国 日本
種類特別急行列車
現況運行中
地域千葉県[注釈 1]・東京都・神奈川県[注釈 2]・山梨県
前身臨時快速「ホリデー快速富士山」「山梨富士」「富士山」
臨時特急「成田エクスプレス」
運行開始2019年3月16日
運営者東日本旅客鉄道
富士山麓電気鉄道[注釈 3]
路線
起点千葉駅・新宿駅
終点河口湖駅
営業距離104.1 km(新宿駅 - 河口湖駅間)
153.6 km(千葉駅 - 河口湖駅間)
平均所要時間1時間52分(新宿 - 河口湖間)
運行間隔4往復(臨時含む)
列車番号2100M+号数(定期列車)
9100M+号数(臨時列車)
使用路線JR東日本:総武本線・中央本線
富士山麓電気鉄道:大月線・河口湖線
車内サービス
クラス
富士回遊(ふじかいゆう、英: FUJI EXCURSION)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)・富士山麓電気鉄道[注釈 3]が千葉駅・新宿駅 - 河口湖駅間を総武本線・中央本線・富士急行線(大月線・河口湖線)経由で運行している特別急行列車である[1]。
本稿では、富士回遊運行開始以前より繁忙期[注釈 4]に臨時運転されていた、中央本線と富士急行線を直通する列車とその沿革についても記述する。 2018年12月14日に、2019年3月16日のダイヤ改正より運行を開始することが発表された。首都圏から富士急行線へ乗り入れる毎日運行の定期特急列車の設定は初めてである[1]。大月駅以東は松本・甲府方面に向かう特急「あずさ」・「かいじ」と併結して運行される。 一日3往復設定され、千葉駅(3号のみ)・新宿駅 - 大月駅間は特急「あずさ」(3・44号)および「かいじ」(7・11・36・48号)と併結して運行される[2]。富士急行線内の停車駅は「フジサン特急」・「富士山ビュー特急」と同じ。 なお、土休日には臨時列車(81・78号)が1往復設定され、2019年8月 - 2020年3月の一部の平日には、さらに1往復(93号・90号)を増発した(代替として富士急行線内の「フジサン特急」1往復を運休)。この臨時列車にはE257系5500番台(5両編成[注釈 5]、当初は500番台)を使用していた。2023年春季の臨時列車ではE353系が使われるようになり、一時E257系の運転が消滅していたが、同年夏季の平日1往復より再度E257系を使用している。 (千葉駅 → 船橋駅 → 錦糸町駅 → )新宿駅 - 立川駅 - 八王子駅 - 大月駅 - 都留文科大学前駅 - 下吉田駅 - 富士山駅 - 富士急ハイランド駅 - 河口湖駅 富士回遊 E353系123 松本車両センターに所属するE353系電車の付属編成で運転される[1]。自由席の設定はなく、指定席特急券または座席未指定券(詳細は「特別急行券#座席未指定券」を参照)での全車指定席で運行されるが、富士急行線内のみ乗車の場合は座席未指定券のみの発売となる。また、富士山 - 河口湖間のみ乗車の場合は乗車券のみで利用できる[3]。なお平日運転の1往復(93・94号。臨時扱い)は大宮総合車両センター東大宮センターに所属するE257系5500番台で運転される。 ホリデー快速富士山
概要
運行形態
停車駅
千葉 → 新宿間は3号のみの運転
使用車両・編成
← 千葉/河口湖富士山 →
指指指
富士山 - 河口湖間は逆向き
全車禁煙
凡例
指=普通車座席指定席
E353系
E257系5500番台
過去に運転された臨時快速列車
ホリデー快速富士山・山梨富士
「ホリデー快速富士山」に運用されるE257系500番台
概要
国 日本
種類快速列車
現況廃止
地域東京都
神奈川県・山梨県
3,4号埼玉県・栃木県
前身準急・急行「かわぐち」・「ホリデー快速ピクニック号」・快速「ぶらり河口湖号」
運行開始1990年(「ホリデー快速むさしの号」として)
運行終了ホリデー快速富士山3・4号(小山発着):2014年6月29日
ホリデー快速富士山1・2号(新宿発着):2019年3月10日
後継「富士回遊」
Size:66 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef