ホランド602型潜水艦
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "ホランド602型潜水艦" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年12月)

ホランド602型潜水艦

基本情報
建造所ヴィッカース・カナダ
運用者 アメリカ海軍
チリ海軍
イギリス海軍
ロシア帝国海軍
ウクライナ国海軍黒海艦隊
赤色海軍
イタリア海軍
カナダ海軍
オランダ海軍
ドイツ海軍
就役期間1915年-1950年
要目
排水量水上:390トン、水中:520トン
全長46.00 m
最大幅4.9 m
吃水3.8 m
最大速力水上:14.5 ノット
水中:10.5 ノット
乗員32名
兵装魚雷発射管4門、45mm半自動機銃1基または47mm機銃1基
テンプレートを表示

ホランド602型潜水艦 (英語:Holland 602 type submarine) は、第一次世界大戦中最も多く使用された潜水艦。H級潜水艦とも呼ばれる。本級はアメリカ合衆国エレクトリック・ボート社で設計された。本級の大半はイギリスヴィッカース社の子会社であるヴィッカース・カナダで建造された。本級はアメリカ、イギリスを初めとする多数の海軍によって運用された。
概要

本級のプロトタイプは1911年にチリ海軍から発注された2隻の潜水艦であった。313トン/421トンの潜水艦はジョン・フィリップ・ホランドによって設計された 19-Eと19-B であった。しかしながらチリ海軍は艦の受け取りを拒否し、2隻はカナダ海軍に売却、HMCS CC-1 および HMCS CC-2 となった。その後アメリカ海軍向けに design 30 を用いてH-1 (USS H-1, SS-28)、H-2 (USS H-2, SS-29) およびH-3 (USS H-3, SS-30) が建造され、H級潜水艦となる。それらの艦は358トン/434トンまで重量が増加した。

第一次世界大戦勃発後の1914年10月にイギリスの海事局は design 602E を用いた10隻の潜水艦の建造をモントリオールのヴィッカース・カナダに発注する。更に10隻の同型艦が当時中立の立場にあったアメリカ合衆国で、マサチューセッツ州クインシーフォアリバー造船所によって秘密裏に建造された。これらの艦はアメリカ政府に押収されチリ海軍及びカナダ海軍で使用された。第3のグループは1917年から19年にかけてイギリス国内で建造され、それらの大半は第二次世界大戦に参加した。

1915年の夏には8隻の602型潜水艦がイタリア海軍によって発注された。これらはモントリールのヴィッカース・カナダで建造された。

ロシア帝国海軍は合計17隻をカナダに発注した。これらの艦はバラード入り江のバーネット(英語版)に作られた臨時造船所で建造された。これらの艦はウラジオストクからシベリア鉄道サンクトペテルブルクに運ばれ、ロシアの造船所で分解、解析された。これらはロシアでは「アメリカンスキー・ゴーラント」級602型潜水艦(Подводные лодки проекта 602 ≪Американский Голланд≫)またはAG級潜水艦(Подводные лодки типа АГ)と呼ばれた。発注された17隻のうち6隻はロシア革命のため送られず、後にアメリカ海軍によってピュージェット・サウンド海軍造船所で組み立て直された後H-4からH-9として就役した。また、一部はロシア国内で建造され、ソ連時代になっても建造が続けられた。一部は第二次世界大戦後まで運用された。

フィンランド海軍フィンランド内戦の後半にハンコで2隻のロシア潜水艦を捕獲したが、修理することはできなかった。代わりに海軍軍備計画を開始し、ドイツの設計による潜水艦を建造、それらは第二次世界大戦のドイツUボートのプロトタイプとして運用された。
同型艦
イギリス海軍

H級潜水艦 (イギリス海軍)

第1グループ (1915年)


第2グループ (1915年 - 1918年, これらはアメリカ政府によって押収された)


第3グループ (1917年 - 1919年)

アメリカ海軍

H級潜水艦

H-1 (予定艦名シーウルフ) (USS Seawolf/H-1, SS-28) 1911年11月17日改称

 ユニオン鉄工所建造 就役:1913年12月1日 1920年3月12日事故沈没

 予定艦名の由来はオオカミウオ科に属するシロオオカミウオ(英名Atlantic wolffish)の通称。

H-2 (予定艦名ノーチラス) (USS Nautilus/H-2, SS-29) 1911年11月17日改称

 ユニオン鉄工所建造 就役:1913年12月1日 退役:1922年10月23日

 予定艦名の由来はオウムガイ目オウムガイ科に属する軟体動物2属4種の総称。

H-3 (予定艦名ガーフィッシュ) (USS Garfish/H-3, SS-30) 1911年11月17日改称

 モラン社建造 就役:1914年1月16日 退役:1922年10月23日

 予定艦名の由来はダツ目ダツ科サヨリ科を中心に属する嘴の尖った海水魚・淡水魚の総称。

H-4 (USS H-4, SS-147) ロシア海軍発注

 ピュージェットサウンド工廠建造 就役:1918年10月24日 退役:1922年10月25日

H-5 (USS H-5, SS-148) ロシア海軍発注

 ピュージェットサウンド工廠建造 就役:1918年9月30日 退役:1922年10月20日

H-6 (USS H-6, SS-149) ロシア海軍発注

 ピュージェットサウンド工廠建造 就役:1918年9月9日 退役:1922年10月23日

H-7 (USS H-7, SS-150) ロシア海軍発注

 ピュージェットサウンド工廠建造 就役:1918年10月24日 退役:1922年10月23日

H-8 (USS H-8, SS-151) ロシア海軍発注

 ピュージェットサウンド工廠建造 就役:1918年11月18日 退役:1922年11月17日

H-9 (USS H-9, SS-152) ロシア海軍発注

 ピュージェットサウンド工廠建造 就役:1918年11月25日 退役:1922年11月3日
王立イタリア海軍
ロシア帝国海軍

バルト艦隊
AG-11、AG-12、AG-13、AG-14、AG-15、AG-16

黒海艦隊
AG-21、AG-22、AG-23、AG-24、AG-25、AG-26、AG-27
カナダ海軍
チリ海軍
外部リンク

World War One Submarines Built in Canada

The Canadian-built British H-boats


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:25 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef