ホホール人(ホホールじん、ロシア語: Хохо?л)は、近世以来、ロシア人の間で用いられるウクライナ人の外名である。ウクライナ人の蔑称、または皮肉っぽい呼称。 この名は、ロシア語で「ホホール」(立髪)と呼ばれたウクライナ・コサックの独特な髪型オセレーデツィに由来する。 19世紀のロシア帝国ではウクライナ人と並んでクバーニ・コサックを指す言葉でもあった。20世紀には、ソ連構成諸国においても使用されるようになった。 現在、ウクライナの国籍を持つウクライナ人のほかに、ロシア在住のウクライナ人やウクライナ人の祖先を持つ人々(ロシア極東、ヴォロネジ州、クラスノダール地方)に対して用いられることもある。 ウクライナでは民族差別用語として位置づけられているが、ロシアのマスコミでしばしば用いられている[1]。
概要
関連項目
ウクライナ人
髪型
オセレーデツィ
反ウクライナ感情
脚注^ ⇒Андрей Моченов, Сергей Никулин. "Хохлы", "пиндосы", "чухонцы" и прочие "бусурмане" в Рунете и российской прессе. 28 июня 2006. MCK