ホテル奥道後
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奥道後 壱湯の守
(旧「ホテル奥道後」)
奥道後温泉 ホテル奥道後
ホテル概要
正式名称ホテル奥道後
運営株式会社海栄館[1]
部屋数303室
開業1963年
最寄駅伊予鉄道城南線道後温泉駅
最寄IC松山自動車道松山IC
所在地〒791-0122
愛媛県松山市末町267番地
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度51分56.1秒 東経132度49分30.0秒 / 北緯33.865583度 東経132.825000度 / 33.865583; 132.825000座標: 北緯33度51分56.1秒 東経132度49分30.0秒 / 北緯33.865583度 東経132.825000度 / 33.865583; 132.825000
公式サイト公式サイト
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ホテル奥道後(ホテルおくどうご)とは、来島どっくグループが開発した奥道後温泉にあるリゾートホテルである。
略歴・概要

1963年開業。全長350mの本館は303室、850名収容可能。近隣の奥道後遊園地と併せて一大レジャーランドを築いている。

1970年2月15日未明、ホテル内にあった劇場「第一ホール」の控室から出火。劇場と宿泊棟は別であり、宿泊客に被害は無かったが約700人が避難する騒ぎとなった。消火中に警備員1人が巻き込まれて死亡している[2][3]

近年の不景気による業績低迷に加え、東日本大震災の影響で外国人の宿泊客が激減し資金繰りが悪化したことから、2012年1月16日松山地方裁判所民事再生法の適用を申請した[4][5]。負債総額はおよそ10億円。愛知県の旅館運営会社「海栄館」がスポンサーとなり、経営再建を行っている[6][1]

2014年7月2日に、「奥道後 壱湯の守」として、リニューアルオープンした[1]
設備(本館と遊園地)

地上7階建てで、入口とフロントは5階、メインロビーは4階にある[7]露天風呂、各種ジャングル風呂家族風呂、大宴会場、各種レストラン多数、バー卓球場、結婚式場、休憩所、遊園地(ここのは、花見の名勝になっている)、ロープウェイ展望台アスレチックなどを併設。

ホテルの各施設は、入浴のみ、食事のみの利用が可能(日帰り利用も可能。ただし、宿泊客以外は有料となる)。

ロープウェイは2009年12月から休止中である[8]。山頂側の駅舎も残存するが、温泉側の駅舎は倉庫として利用されている。

遊園地にはかつて「錦晴殿」という建物が存在した。京都の金閣寺を模した金箔貼りの木造建築物で[5][9]、1966年に1億7000万円を投じて建造された[5][9]。2001年6月20日の集中豪雨に伴う土砂崩れのために全壊した[9]。現在は下述の遊歩道脇に設置された解説の看板から当時の面影を偲ぶことができる。実は違法建築物であったため、再建することが出来ない模様である。

1965年からは本館に「松山大三ホール」(250席)「松山ヌードホール」(300席、後に「大五ホール」と改称)、別館に「松山中ホール」(350席)といった映画館を併設したが、1987年頃の改修工事により撤退している[注 1]

湧ヶ淵 - 石手川の渓谷で、ホテルの上流域に隣接している。遊歩道が整備されているが、少し荒れている。なお、ホテル駐車場側の遊歩道入口は封鎖されている。錦晴殿の跡地付近で遊歩道が寸断されている為、進入には注意を要する。

2018年には、来島どっくグループの経営者だった坪内寿夫を記念する「奥道後坪内記念館」がホテル内4階に開設された[11][7]

関連項目奥道後温泉観光バス
奥道後交通
タクシー・バス会社。前身は奥道後温泉観光バス。ホテル開業に合わせ、来島どっくが設立した。かつては、JR松山駅松山空港などとを結ぶ路線バスも運行していた。2004年3月に、奥道後温泉観光バスのタクシー・バス事業の一部を経営する新会社として設立される。現在、法人格は存続しているが、事業は行っていない。
映画『続・社長繁盛記』(東宝、1968年)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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