ホットドッグ_(テレビドラマ)
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『ホットドッグ』はTBS系列で1990年4月19日 - 6月28日にかけて放送されたテレビドラマ

ホットドッグ
ジャンルテレビドラマ
脚本清水有生
演出竹之下寛次
森山享
山崎恒成
出演者柳葉敏郎
仙道敦子
大沢樹生
鈴木京香
柄本明
石倉三郎
岡本麗
えなりかずき
中尾ミエ
室田日出男
オープニング矢沢永吉PURE GOLD
エンディング矢沢永吉優しい関係[注 1]
製作
プロデューサー大岡進
制作TBS

放送
音声形式モノラル
放送国・地域 日本
放送期間1990年4月19日 - 1990年6月28日
放送時間木曜 21:00 - 21:54
放送枠木曜ドラマ(TBS)
放送分54分
回数11
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東京の下町・深川を舞台にひょんなことから4人の子供と暮らすことになってしまったテキ屋の青年とその周りの人間模様と成長を描いた物語。

また続編シリーズとして連ドラ版より2年後を描いた[注 2]テキ屋の信ちゃん」が1991年9月より年1本ずつ、単発ドラマとして月曜ドラマスペシャルにて計5本放送された。
キャスト
相京信
演 -
柳葉敏郎秋田県出身。テキ屋(露天商)稼業で生計を立ててる青年。義理を重んじ、人情に厚いが昔気質で不器用な性格な為、その事が原因でトラブルを起こす事が多い。また惚れっぽい性格で友子という恋人がいるにもかかわらず、好みの女性を見るとすぐにちょっかいを出す。当初は中西の子供4人の存在を迷惑がっていた。だが父親代わりをやっていくうちに徐々に父親としての自覚が芽生え、本当の親子関係以上の絆で結ばれることになる。後に友子との間に長女・きんぎょが生まれた事で本当の意味でも父親となった。続編最終作にて中西が不慮の事故で亡くなった事で4人を引き取り、正式に父親になる事を宣言する。連ドラ版ではデコトラ仕様に改造されたマツダ・ボンゴのバンが愛車であり、友子や辰雄が運転することもある。話し方は基本的に標準語だが時折秋田訛りが入る。小学校時代の夢は科学特捜隊に入ってウルトラマンと共に地球を守りたかったとのこと。[注 3]高倉健のファン。連ドラ版で住んでいた部屋には主演した任侠映画のポスターが貼られていた。
高松友子
演 - 仙道敦子信の恋人。連ドラ版では信との関係にやきもきする事が多かったが連ドラ版最終回と続編1作目の間に結婚している。2作目で長女・きんぎょ(表記は不明)[注 4]が誕生する。4人の子供たちの母親代わりを務め、続編最終作で信の宣言により4人を引き取り正式に母親になる。子供の頃はスチュワーデスになりたかった[注 3]
山本辰雄
演 - 大沢樹生信の弟分の青年。お調子者だが信を慕う心は本物で連ドラ版10話では信を守る為に暴力団員に戦いを挑んだ。中卒である。
丸山季実子
演 - 鈴木京香テキ屋を取材する女子大生。信が惚れているのでその関係から友子がヤキモチを焼く事が多い。連ドラ版終盤で結婚するためにアメリカに旅立つと宣言。続編2作目でその結婚が破談になり帰国。テレビ局[注 5]に入社して朝のワイドショー「前武のラブリーモーニング」の担当となる。自身が企画したものが通り、「下町人情物語」というコーナーで信たちを紹介したいと出演依頼するが、大物女優の離婚というニュースが入ってきた事でプロデューサーに企画中止を言い渡されてしまう。
大田原輝
演 - 柄本明信たちが通う居酒屋の主人。ギターでオリジナルソングをよく歌う。以前は商社マンだった。
大田原小雪
演 - 宇江佐りえ信たちが通う居酒屋の女将。連ドラ版後半で妊娠、出産する。
藤山木久造
演 - 石倉三郎信たちの下宿先の大家。せんべい屋「藤山堂」を営んでる。風俗店に通ったり浮気ぐせもある。
藤山好子
演 - 岡本麗木久造の妻。最初は子供嫌いが顕著で事あるごとに信ごと追い出そうとしていたが妊娠[注 6]した事で子供好きに変貌し、教育熱心になる。
中西(田代)久美子
演 - 高橋かおり 信の兄貴分、中西の娘で初登場時は中学三年生。初期の頃は大人びてる言動が多く[注 7]、大人を信じていなかった。信頼関係も無かった事から信とは対立する[注 8]事がしばしばで時に取っ組み合いに発展する事も。だが連ドラ版5話にて父母参観で起きた出来事が切っ掛けにより徐々に態度が軟化、信たちを信用するようになる。4人の子供たちの中で唯一連ドラ版最終回まで「信さん」と呼ばなかった。続編2作目で高校を中退し結婚、ニューヨークへと旅立つ。3作目で妊娠を機に帰国し、長男・路男[注 9]を出産する。続編4作目からは美容室[注 10]で働いている。銀三曰く「4人の中で1番中西(父)に似ている」とのこと[注 3]
中西武史
演 - 伊崎充則中西の長男。初期から辞書を読んでおり、東京で学力テスト1位になるほどの勉強家。性格は真面目で思考が哲学的。最初は弁護士になるのが夢だったが続編4作目でボランティアに目覚め、海外ボランティアに参加するために奮闘する。暴力で解決することに疑問を持っており、いじめっ子から友人を守る為に初めて人を殴るがそれすらも嫌がっていた。後に信と殴り合いを何度かする事で精神的にも強くなり自ら空手を習いに行くようになる。勉強が出来る一方でエンタメ関連には弱いのか、続編3作目にて自身が出場する早押しクイズ大会の予行演習を行った際、信が出題した「一世風靡セピアの元メンバーで秋田県出身の人物は誰?」という問題に友子たちからもヒントが出ていたにも関わらず、「柳沢慎吾」と回答し信たちをズッコケさせている。
中西由佳
演 - 土井麻祐子(続編第3作より松本明日香)中西の次女で信からは「デブ」と呼ばれる。食いしん坊な面があり、常に何かしら食べている。[注 11]初期はあまり喋らない上に感情も分からず友達も居ない[注 12]ので信たちもどう接して良いのか分からなかった。嬉しい事を言われれば血圧が上がり、嫌なことを言われたら血圧が下がる体質。
中西卓
演 - えなりかずき中西の次男。その風貌から信たちには「大仏」と呼ばれる。趣味は絵を描く事だが、紙だけでなく様々な場所[注 13]に書いてしまう為、大人たちを大いに困らせる。登場当初は笑う事や泣くことはあっても喋るシーンは皆無[注 14]で、信の布団に潜り込んでおねしょしても笑って誤魔化している。続編4作目で児童劇団[注 15]に入り「ダイブツみそ」(マルコメみその「マルコメ君」のパロディ)のCMに出演して信たちを驚かせた。
高松春子
演 - 中尾ミエ悟郎の妻にして友子の母、信たちが所属するテキ屋の姐さん。男勝りで気風が良い。信によくチケットを売りさばく様に頼み込む場面が多い。悟郎の浮気を見つける度に悟郎をシメている。
高松悟郎
演 - 室田日出男信たちが所属するテキ屋の親分で友子の父。親分なだけに貫禄充分で、10話で信がヤクザに戻りそうになった際にはヤクザたちに凄んで見せた。浮気グセがあり、信を使ってプレゼントを渡そうとするがその度に春子にバレてシメられている。
ゲスト
医者


演 -
佐野史郎(第1話)
不始末が原因で指詰め騒動を起こした辰雄の指を手当した医者。ヤクザを毛嫌いし、信と言い争う。
中西千代子


演 - 日向明子(第3話)
4人の子供たちの母親。お好み焼きを買いに来た際に友子が気付いた事で判明。現在はヤクザと付き合っておりスナック・パピヨンを経営、同店のママを務めていた。信が子供たちの引き取りをお願いするが拒絶。翌日、千代子から信へ連絡があり郡山に行くので子供たちの引き取りたいと願い出る。実は引き取りたいのは久美子のみで、中学をもうすぐ卒業する久美子を自身が経営する店で働かせたいと言い放つ。信に「久美子を水商売の店で働かせるのか!」と反論されるが、更に言い訳がましい理由[注 16]を言った事で信が激怒、「子供たちは俺が引き取る」と一喝されてしまう。


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