ペーパーローリングとは、縁日などでよく見かける子供向け玩具である。ペーパーヨーヨー[1]、カメレオン棒[2]、シュート棒[3](シューット棒[4])など、様々な呼び名がある。
鍔付きの棒に何層にも紙が巻かれており、手首のスナップを利かせて振ると、紙がびょーんと伸び縮みする。一瞬で伸びる様子をカメレオンの舌にたとえ、卸売業者などの間では「カメレオン」とも呼ばれる[1]。その特徴ゆえ、振り回してしまう子供が多いが、構造上少々脆めなので、折れて壊れてしまいやすい[5]。「伸びるソード」などと称してチャンバラを行ったりする[6][7]。
安価な製品であり、主にくじ引きなどの定番のハズレ景品として扱われる[1]。また、単純な構造故、子供向けの工作の題材ともなる[3][4][7]。
脚注”. J-CASTトレンド. ジェイ・キャスト (2019年6月17日). 2020年4月11日閲覧。
^ “ ⇒カメレオン棒”. オンライン 駄菓子問屋. 2020年4月11日閲覧。
^ a b “第十七回 シュ?ト棒”. 東村山市 (2018年2月20日). 2020年4月11日閲覧。
^ a b “伸びては縮むシューット棒 (PDF)”. 千葉県立現代産業科学館. 2020年4月11日閲覧。
^ 沼田健 (2017年2月2日). “『ペーパーローリング(おもちゃ)』 沼田健のノスタルジーX(エックス) ?昭和あるあるマンガはじめました?vol.11”. ミドルエッジ. ディー・オー・エム. 2020年4月11日閲覧。
^ “ふれあい森林教室 青山小学校編”. 企業の森づくり活動・協会活動報告 (2017年11月22日). 2020年4月11日閲覧。
^ a b “のびろ!にょい棒ー!!?アイデア満載!おもしろ手作りおもちゃ?”. ほいくる (2016年7月16日). 2020年4月11日閲覧。
関連項目
如意棒
吹き戻し - ペーパーローリングと同じく縁日でよく見かけられる玩具
外部リンク
東村山市役所子ども家庭部児童課による工作コーナー
⇒ものづくりキッズ/ものづくり道場(「シュート棒の作り方」がある)