ペンディングトレイン-8時23分、明日_君と
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ペンディングトレイン
-8時23分、明日 君と
Pending Train
ジャンル
連続ドラマ
脚本金子ありさ
演出田中健太
岡本伸吾
加藤尚樹
井村太一
濱野大輝
監修高水裕一(SF)
出口正義(アクション)
荒井裕介(サバイバル)
梶海斗(サバイバル)
幾田雅明(消防)
川井希美(野草・薬草)
石坂隆昌(警察)
中澤暁雄(医療)
出演者山田裕貴
赤楚衛二
上白石萌歌
井之脇海
古川琴音
藤原丈一郎なにわ男子
日向亘
片岡凜
池田優斗
宮崎秋人
大西礼芳
村田秀亮とろサーモン
金澤美穂
志田彩良
白石隼也
坪倉由幸我が家
ウエンツ瑛士
大後寿々花
西垣匠
萩原聖人
山口紗弥加
前田公輝
間宮祥太朗
杉本哲太
松雪泰子
音楽大間々昂
エンディングOfficial髭男dismTATTOO
国・地域 日本
言語日本語
時代設定2023年 - 2026年 - 2060年
製作
プロデューサー宮ア真佐子
丸山いづみ
製作TBSスパークル
TBSテレビ

放送
放送局TBS系列
映像形式文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2023年4月21日 - 6月23日
放送時間金曜 22:00 - 22:54
放送枠金曜ドラマ
放送分54分
回数10
公式サイト

Paraviオリジナル
ペンディングトレイン?終電後トーク?
配信サイトParavi
配信国・地域 日本
配信期間2023年4月21日 -
配信ページ
特記事項:
初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
テンプレートを表示

『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(ペンディングトレイン はちじにじゅうさんぷん あす きみと)は、2023年4月21日から6月23日までTBS系金曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ[1][2]。主演は山田裕貴[1]

偶然同じ電車に乗り合わせた見ず知らずの乗客68名が突如、未来へのワープに巻き込まれ、電波が通じない上、水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、金子ありさ脚本による完全オリジナルのヒューマンエンターテインメント[1]

作中にはつくばエクスプレスの駅舎や車両が実名で登場し、美術スタッフにより、緑山スタジオに1か月かけて5号車のオープンセットが作成され、車内内装部品にはつくばエクスプレスから提供された実物が使用されている[3][4][5]
制作背景

電車通勤をしているプロデューサー宮崎真佐子が「周りを見た時にみんながスマホを触っている。もしこのままこの人たちが違うところに行っちゃったら果たしてどうなるのか」とふと考え、「そもそも電車ってほかの乗客と赤の他人なのに距離感が凄く近い。ほかになかなかないこと」と特異な空間であると捉えドラマ化の着想を得て、電車にサバイバルの要素を掛け合わせ本作が企画された[6]
あらすじ

2023年3月23日[注 1]流山おおたかの森駅を8時23分に発車した秋葉原行きのつくばエクスプレスの車内に緊急地震速報のアラームが突然鳴り響き、5号車に偶然乗り合わせた乗客68名は、閃光とともに急加速した車両ごと荒廃した世界にワープしてしまう。電波が通じず、スマホも使えない、水も食料もない世界で極限に追い込まれた乗客たちは、元の世界に戻ろうと懸命に生き、未知の出来事に立ち向かっていく[7]

5号車の乗客と同じく、6号車の乗客たちも同じ未来の世界に漂着しており、6号車の乗客が発見した手帳から、自分たちがいるのは2060年の未来の世界であり、元いた2023年の3年後、2026年12月9日にスペースデブリに衝突し地球に墜落した隕石により、人類を含むほとんどの生物が死滅し、文明が崩壊したことを知る。

6号車の乗客との衝突を乗り越え、5号車の乗客たちは時空の歪み「ワームホール」を発見する。2060年に留まると決めた乗客を残し、5号車の乗客たちや移住してきた一部の6号車の乗客は、ワームホールを使い未来の世界から現代に生還を成し遂げるが、彼らが戻った世界は元々いた2023年ではなく、その3年後、隕石の落下により超災害が起こった年とされる2026年5月1日だった。
キャスト
主要人物

2060年の未来へワープした、つくばエクスプレスに乗り合わせた人々。
萱島直哉(かやしま なおや)〈30〉
演 -
山田裕貴メディアでも活躍するカリスマ美容師。少年刑務所を出所する異父弟の達哉を迎えに乗車したつくばエクスプレスで、未来へのワープに巻き込まれる。母親に捨てられ、傷害事件で達哉とも離れた過去から「大切に思う人を失うくらいなら、初めから一人でいた方が良い」と周囲に本音を隠し、距離を置くようになる。未来からの帰還の際、時空の歪みに利き腕の右手が接触して麻痺し、美容師にとって大切なハサミを握れなくなり、さらに心を閉ざしてしまう。隕石衝突の日が近づくと、日本に留まると告げていた優斗を迎えに、彼が救急作業をしていた現場に現れ、防災インフラが整ったスイスに連れて行こうと説得する。
白浜優斗(しらはま ゆうと)〈28〉
演 - 赤楚衛二[8]正義感あふれる消防士。1年前、ビル火災の消火活動でミスの挽回に焦って取った行動から、先輩の高倉に重傷を負わせる。この一件がトラウマとなり、6号車の乗客である加古川に襲われ負傷した加藤の治療の際、「ミスをすれば責任を負わされる」と消極的な態度を取るが、紗枝から叱責されて考えを改める。未来から生還すると、荒廃した未来を迎えることを防ぐため、警察などの周囲の人間に未来の様子を必死に説明するが誰にも信用されず、物珍しさから好奇の目で見る人たちに失望し、「こんな世界、なくなってしまえばいい」と心が折れる。康太や真緒から優斗がウソをつくはずがないと励まされ、小春の出産祝いに集まった5号車の乗客たちからも感謝されるが、隕石衝突の日が近づいても日本に留まることを決め、直哉に延命のため防災インフラが整ったスイスに渡航しようとする5号車の乗客たちを頼むと託けるが、救急作業をしていた現場に現れた直哉に、スイスに渡航し、生きようと説得される。
畑野紗枝(はたの さえ)〈23〉
演 - 上白石萌歌[9]明修第四高校の体育教師。消防訓練で来校したことがある優斗に惹かれるが、そのことを察し、大切な人を失う喪失感を避けようと自分と距離を置こうとする直哉の孤独な気持ちを知り、彼に寄り添う。未来から生還すると高校の教師を退職し、スポーツジムのインストラクターに転身する。隕石衝突の日が近づき、スイスに渡航しようとした日に直哉とつくばエクスプレスの六町駅で出会い、互いが想いあっていた気持ちを確認する。
加藤祥大(かとう しょうだい)〈27〉
演 - 井之脇海[10](幼少期:有山実俊[11])帝都大学の大学院生。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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