ペンゾイル
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ペンゾイル
Pennzoil

種類Private
事業分野自動車サービス
設立1963年 
本社テキサス州ヒューストン アメリカ合衆国
製品自動車用オイル
サービスMotor Oil service
親会社シェル
部門ジフィー・ルーブ
ウェブサイト ⇒http://www.pennzoil.com
ペンゾイル・プレイスノースカロライナ州ダーラムのジフィー・ルーブ。

ペンゾイル(英語: Pennzoil、ペンズオイルと表記される場合もある[注釈 1])は、アメリカ合衆国石油関連企業。1913年にカリフォルニア州ロサンゼルスで設立された。当初は“Penn's Oil”としていたがすぐに現在のPennzoilに改名された。1955年にペンシルベニア州オイルシティを拠点とするサウス・ペン・オイル社(以前はスタンダード・オイル社の一部門)に買収される。1963年にサウス・ペン・オイルはサパタ・ペトロリアムと合併し、ペンゾイルを社名とする。1970年代に同社はテキサス州ヒューストンに移転した。本社はダウンタウン・ヒューストンに所在し、その社屋はペンゾイル・プレイスと呼ばれる[1]。1998年にはライバル社であったクエーカー・ステートと合併し、ペンゾイル=クエーカー・ステートとなる。2002年、ロイヤル・ダッチ・シェル(現・シェル)がペンゾイル=クエーカー・ステートを買収し、SOPUS (Shell Oil Products US) を形成した。ペンゾイルの名前の由来は、かつてペンシルベニア産鉱物油が最高品質のエンジンオイルと言われていたことによる。

IZODインディカー・シリーズ、NASCARスプリントカップに参戦するチーム・ペンスキーは、シェル・ユナイテッドステイツとスポンサー契約を結び、同チームのレーシングカーをシェル/ペンゾイルのイエロー/レッドのカラーリングにペイントしている。

ペンゾイルの黄色いロゴマークに描かれている鐘は、ペンシルベニア州のシンボルである自由の鐘である。
製品

自動車用オイル - 同社の自動車用オイルはペンゾイルのブランド名で販売される。2007年にはアメリカ合衆国で販売量1位を達成している。

ガソリン - ペンゾイルはペンシルベニア州西部でガソリンを販売する。

ジフィー・ルーブ - ジフィー・ルーブはペンゾイル=クエーカー・ステートの全額出資子会社である。1990年に同社によって買収された。フランチャイズアウトレットは合衆国とカナダで展開し、自動車用オイル、シャシー潤滑油の交換及びその他の自動車用サービスを提供している。

日本の輸入代理店

ペンゾイルの日本での正規代理店はペンゾイルジャパン、伊藤忠、そしてロイヤル・ダッチ・シェルの傘下になってからは、日本ペンゾイルクエーカーステート、レッドアンドイエロー(昭和シェル石油の子会社→シェルルブリカンツジャパンの子会社)と変遷をしている。国内では並行輸入プラボトルも流通しているが国内正規品は一部高級グレードを除き主に昭和シェル石油が製造していた[注釈 2]。主な高級グレードは輸入品の詰め替えとなるが、時期によってはプラボトルをそのまま正規品として設定している事もある。レッドアンドイエローがペンゾイルを販売するようになってからは、若者の車離れやモータースポーツ人気の低迷、低粘度オイルの普及による高級スポーツオイルマーケットの縮小などの影響で、カー用品量販店でペンゾイルのオイルを見かけることは少なくなった。これは、カー用品量販店ではクエーカーステートを、伊藤忠系列のガソリンスタンドにペンゾイルをと棲み分けを行っているためでもある。一部チューニングショップ等では現在もペンゾイルが使用されている。 また、かつては1998年から2000年を除いた2001年までの間、ペンゾイルはニスモ日産スカイラインGT-Rのメインスポンサーにもなっていた(登録名は99年までが「ペンズオイル・ニスモGT-R」01年が「ペンズオイル・ゼクセル・GT-R」)。
ガソリン

初期の頃のガスステーションはPennzipという名称で運営されていた。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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オイル

製品のパッケージなどには古くからペンゾイルのカラーである黄色が使われている。アメリカ本国においても黄色のプラボトルとなっており、一時期はベーシックグレードは黄色、全合成グレードのPlatinumに銀色、部分合成のGoldに金色、フラッグシップのUltra(後にUltra Platinum)に黒色などといったカラーボトルでの視覚的な差別化もはかられていたが、2018年現在においてはほぼ黄色のプラボトルに統一されラベルでの区別のみとなっている。国内正規品においてもベーシックグレードは黄色を基調としたものとなっているが、その他は各グレードに合わせた色調となっている。


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