ペルー地震(2007年)
震源の位置(USGS)
本震
発生日2007年8月15日
発生時刻23:40:58(UTC)
震央ペルー中部沖の太平洋
北緯13度21分14秒
西経76度30分32秒(.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}南緯13度21分14秒 西経76度30分32秒 / 南緯13.354度 西経76.509度 / -13.354; -76.509
ペルー地震(ペルーじしん)は、2007年8月15日23時40分58秒(UTC、現地時間同日18時40分58秒)にペルー沖で発生した、モーメントマグニチュード(Mw)8.0[3]の地震。揺れは約2分間続いた[4]。震源はリマの南南西150km、震源の深さは30.2km[3]。
被害本震と余震
イカ県にあるピスコ、イカ、チンチャアルタと、リマ県のクエンカが最も被害を受けた。さらに、地震は首都リマでも感じられ、ガラスが割れる被害が出た。また、プカルバ、イキトス、コンタマナ、トルヒーリョ、カハマルカといったペルーの他の都市でも同様の被害があった。イカでは教会が倒壊し17人が死亡、70人が負傷[5]した。彼らはミサの出席者だった。また約85,000戸が倒壊した。リマの南東260kmにある都市ピスコでは、家屋の約80%が倒壊し、430人の市民が死亡し、うち100人が市の広場にある聖堂の倒壊に巻き込まれて死亡した[6]。ペルー政府は死者510人と発表した[7][8]。
同日現地時間19時02分、チンチャ・アルタの北東113kmでマグニチュード5.8の余震が起こっている[9]。現地時間19時19分には、イカの南南西48kmを震源にマグニチュード5.9の余震が起こった[9]。マグニチュード5以上の余震は少なくとも10回以上記録されている[10][11]。
翌日、ピスコの病院に収容できなかった被害者はリマへ飛行機で運ばれ深夜に到着した。8月19日日曜日には、コロンビアの大統領アルバロ・ウリベが援助物資とともに被災地のイカに入った。
地震の概要