ペネロッピー絶体絶命
The Perils of Penelope Pitstop
ジャンルComedy
原案
ウィリアム・ハンナ
ジョセフ・バーベラ
脚本
ジョー・ルビー
『ペネロッピー絶体絶命』(ペネロッピーぜったいぜつめい、The Perils of Penelope Pitstop)は、1969年にアメリカで放映された21分のアニメ番組。2000年代に入ってからはカートゥーン ネットワークで再放送されることがある。チキチキマシン猛レースのスピンオフ作品。 『チキチキマシン猛レース』に登場していた「ミルクちゃん」(5番「プシーキャット」のドライバー)と、「トラヒゲ一家」(7番「ギャングセブン」のドライバー)をスピンオフさせて製作された作品。ただし、日本語版の初放送局の違いから、『チキチキマシン猛レース』とキャラクター名が異なっている。オリジナル版のキャラクター名は両作品共通で、当作品のキャラクター名はよりオリジナル版に近いものが多い。日本語版演出は、高桑慎一郎ではなく、好川阿津志が担当しているが、日本語版制作は、『チキチキマシン猛レース』と同様、千代田プロダクション
概要
ペネロッピーの家の財産を奪おうと、悪人「怪人マントメガネ」が毎回あの手この手で彼女を殺そうとするのだが、寸前の所で「リトルギャング」に助けられるというのが、毎回のパターン。
日本では1970年6月14日から1971年10月11日まで、NHK総合の日曜18:05 - 18:49に放送されている『少年映画劇場』の第2部(第1部は『動物王国』)で放送。その後は主に東京12チャンネル(現:テレビ東京)の『マンガのくに』で再放送された。 話数サブタイトル(日本語)サブタイトル(言語)
登場人物
ペネロッピー・ピットストップ [Penelope Pitstop]
声 - ジャネット・ワルドー/吹替 - 宮地晴子この作品の主人公。父親が亡くなり、財産が自分のものになったのがきっかけで、毎回怪人マントメガネに狙われている。金髪でピンクの服に、白い手袋[2]と白いロングブーツが特徴。
怪人マントメガネ [Hooded Claw]/シルベスター・スニーキリー [Sylvester Sneekly]
声 - ポール・リンド/吹替 - 川久保潔ペネロッピーを狙う敵。正体はペネロッピーの父の執事シルベスターであるが、ペネロッピーや、リトルギャング達は正体を知らず、訴えられていない。常に、子分2人を従えている。回を増すごとに、殺し方が回りくどくなる。マントを翻すと誰にでも変装出来、第15話でペネロッピーに変装した時は、リトルギャングも騙されたほど。
ワルコンビ [Bully Brothers]
声 - メル・ブランク/吹替 - 木原規之怪人マントメガネの忠実な子分である、双子の兄弟。口数が少ない。
リトルギャング [Ant Hill Mob]
ペネロッピーがピンチのときに駆けつける7人の小人の集団。意志を持ち、自分で動ける自動車「ガチャブン」(声 - メル・ブランク)が愛車。メンバーは次の通り。オヤブン [Clyde](声 - ポール・ウィンチェル) - リトルギャングのボス。ダムダム [Dum Dum](声 - ドン・メシック) - 陽気だがどじな性格。オヤブンの次に活躍が多い。ポケット [Pockets](声 - ドン・メシック) - スーツのポケットに沢山の武器が入っている。グースカ [Snoozy](声 - ドン・メシック) - ガチャブンの運転手だが、いつも寝ている。メソキー [Softly](声 - ポール・ウィンチェル) - 泣き虫でいつも泣いている。ペネロッピーを「ペネ姉ちゃん」と言う。ケラリコン [Yak Yak](声 - メル・ブランク) - 笑い上戸で、いつも笑い飛ばしている。バリキー [Zippy](声 - ドン・メシック) - ギャング一の体力自慢で、俊足で怪力。
ナレーター
声 - ゲイリー・オーウェンス/吹替 - 石川進
日本語版放映リスト
1ジャングルの冒険Jungle Jeopardy
2電車の冒険The Terrible Trolley Trap
3海岸の冒険The Boardwalk Booby-Trap
4西部の冒険Wild West Peril
5遊園地の冒険Carnival Calamity