ペテガリ岳
神威岳からのペテガリ岳
標高1,736.2 m
所在地 日本
北海道日高郡新ひだか町・
広尾郡大樹町
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度29分58秒 東経142度52分16秒 / 北緯42.49944度 東経142.87111度 / 42.49944; 142.87111
ペテガリ岳(ペテガリだけ)は、北海道の日高山脈中部に位置し、日高郡新ひだか町と広尾郡大樹町にまたがる標高1,736 mの山である。日高山脈襟裳国定公園に含まれ、山頂には二等三角点[1](点名「辺天狩岳」)がある。日本二百名山の一つ。A・B・Cの三つのカールを持つ。 新ひだか町のコイカクシュシビチャリ川
概要の水源にあることが山名の由来。新ひだか町の静内地域では「ペテカリ岳」とも呼ばれ、山頂の立て札にも「ペテカリ」と表示されているが、国土地理院の定める山名は「ペテガリ」である。厳冬期の山頂はかつて人を寄せ付けず、遥かなる山とも称されていた。
登山ルート
ペテガリ山荘までは、本来は静内から北海道道111号静内中札内線(通称:日高横断道)を静内川沿いに進み、林道に入ってコイカクシュシビチャリ川の東の沢ダムを越えるルートを通るが、2005年より道道111号の静内ダムより先の40 km弱の区間で一般車両は通行禁止となっている。そのため浦河町荻伏から元浦川林道を遡り、神威山荘手前の分岐から入山して、沢靴を併用しつつ峠を越えてペテガリ山荘まで歩く必要がある。
このほかに大樹町側からのルートとして、ポンヤオロマップ川沿いのペテガリ橋登山口からポンヤオロマップ岳を経由する東尾根の登山道もある。 1932年夏に慶應義塾大学山岳部により初登頂され、冬季においては1943年に北海道大学山岳部によって初登頂された[4]。冬季登頂は1937年では悪天のため撤退、1939年では後述の雪崩のため撤退、1941年ではルベツネ山
初登頂
1939年(昭和14年)ごろにできたとされる北海道大学山岳部の部歌『山の四季』にはペテガリのことが歌われている[5]。