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ペット
ジャンルSF、サスペンス
漫画
作者三宅乱丈
出版社小学館
エンターブレイン(リマスター)
掲載誌ビッグコミックスピリッツ
レーベルビッグコミックス
ビームコミックス(リマスター)
発表期間2003年
巻数全5巻
話数全55話
アニメ:pet
原作三宅乱丈
監督大森貴弘
シリーズ構成村井さだゆき
キャラクターデザイン羽山淳一(設計)
工藤昌史
音楽島秀行
アニメーション制作ジェノスタジオ
製作ツインエンジン
放送局TOKYO MXほか
放送期間2020年1月 - 3月
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・アニメ
ポータル漫画・アニメ
『ペット』は、三宅乱丈による日本の漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2003年より連載が開始され、2009年に改稿による完全版「ペット リマスター・エディション」がビームコミックス(当時はエンターブレイン刊、現在はKADOKAWA刊)より単行本として刊行された[1]。
メディアミックスとして、2018年と2019年にリマスター版を原作とする2本の舞台公演が行われ、2020年にテレビアニメが放送された[1][2]。目次 中国マフィア「会社」に属する主人公・ヒロキは、「イメージ」という特殊能力を使い、人の記憶を「会社」にとって都合のいいように変更することを仕事としてきた。だが、この改竄に失敗し、記憶の辻褄がうまく合わなくなってしまった場合、人は「潰れ」て廃人と化してしまう。「会社」のやり口に強い不満を抱えながらも、ヒロキは相棒であり自分のヤマ親である司と、ただ一緒にいることだけを望みに日々を過ごしていた。 一方、悟はヤマ親である林ともう2年も離れ離れになっていた。司に守られ無垢なまま育ったヒロキは、悟と深く関わるうち、司が自分に様々な隠しごとをしていることに気が付いてしまう。 演の項は舞台版の俳優、声の項はテレビアニメ版の声優。
1 あらすじ
2 用語
3 登場人物
4 書誌情報
5 舞台
6 テレビアニメ
6.1 スタッフ
6.2 主題歌
6.3 各話リスト
6.4 放送局
7 出典
8 外部リンク
あらすじ
用語
場所
人の記憶が詰まっている部分のこと。「場所」の中でも「ヤマ」と「タニ」の2つは、人格形成において特別な意味を持ち、それを書き換えたり壊したりすることで記憶の改変や廃人化が起こる。
ヤマ
「ヤマ」とはその人の心を支え続ける、最も尊く大切な記憶の「場所」のこと。その場所を書き換えたり壊したりすることで記憶の改変や廃人化が起こる。記憶操作能力者にとってはヤマ親から分けられたことになる場所。
タニ
「タニ」とはその人の心を痛め続ける、最も忌むべき記憶によって作り上げられた「場所」である。「ヤマ」と同じくその人物の根幹に関わるため、書き換えや破壊により記憶の改変や廃人化が起こる。記憶操作能力者はヤマ親から分けられた「ヤマ」を守るための防壁としても使う。
潰し屋
ターゲットになった人間の記憶を改変したり、時に「ヤマ」や「タニ」を破壊して廃人に追い込むこともある。イメージを持たないため、人格破壊による廃人化のみを行う。
会社
謎の中国マフィアの呼称。記憶操作能力者を抱え、人の記憶の改変や人格破壊を利用することで利益を得ている。
社員
会社に所属する者たちのこと。親族から記憶操作能力者まで多岐に渡り、「ペット」から出世する場合もある。
イメージ
記憶操作能力者がその能力を使用する際に用いる疑似記憶。個人によって疑似記憶の形は異なる。ヒロキは「金魚」、司は「水」、悟は「ドア」、林は「風」、メイリンは「蝶」のイメージを使う。
ベビー
記憶操作能力者になりうる感応力の高い子供に「ヤマ」のみを分け与え、鍵の作り方を教えないまま能力のみを使えるようにしたもの。自らの記憶と外部との区別がつかないため、周囲とのコミュニケーションが取れない。分け与えられた「ヤマ」を意識しているときのみ、「ヤマ」の中で自我を保っていることができる。
鍵
人の記憶に感応しすぎるせいで自らの記憶を形作れない記憶操作能力者が「ヤマ親」からもらった「ヤマ」を「タニ」を使って覆い隠し、感応を鈍くすること。また、「ヤマ」に勝手に入られて記憶を操作されたり、潰されたりしないようにするための防壁。そのため鍵を作ることができないと他人の記憶に感応しすぎ、記憶と外部の区別がつかず、周囲とのコミュニケーションが取れない状態となる。
登場人物
ヒロキ
演・声 - 植田圭輔[3][4]、声 - 小市眞琴(幼少期)主人公。「ヤマ親」は司。イメージは金魚。