ペット大集合!ポチたま
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ペット大集合!ポチたま
ジャンル
バラエティ番組動物番組
紀行番組
出演者峰竜太
柴田理恵 ほか
製作
制作テレビ東京

放送
音声形式モノステレオ放送[1]
放送国・地域 日本
放送期間2000年10月20日 - 2010年3月26日
放送時間金曜日 19:00 - 19:54
放送分54分
公式サイト
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『ペット大集合!ポチたま』(ペットだいしゅうごう!ポチたま)は、テレビ東京系列にて2000年10月20日から2010年3月26日まで毎週金曜夜7時から放送されていた日本バラエティ番組動物番組)。

また、BSジャパン→BSテレ東にて2010年4月6日から2019年3月26日まで放送された『ポチたまペットの旅』シリーズについてもここで述べる。
番組概要

まさお君が1歳の誕生日の2000年10月20日より放送開始。「ようこそ!ペットの国」以来3年半ぶりに復活、流れを組む動物バラエティである。人間と生活をともにしているを中心とした愛玩動物(ペット)を主に紹介し、それらロケの様子をスタジオで司会の峰竜太柴田理恵、その他の出演者がVTRを通して見る趣向が基本的な番組構成となっている。日本国内でのロケが多いが、海外のペット事情も紹介することがある(放送時間の拡大時に多い)。ロケの中でも特に、松本秀樹と「旅犬」が全国を旅する「ポチたまペットの旅」が番組の看板コーナーだった。テレビ東京系列各局やBSジャパン(当時)のほか、放送時間が異なるものの独立UHF局をはじめ、全国で放送されていた。また、CSアニマルプラネットや、アメリカNHKワールドTVでも放送。ハイビジョン制作・一部放送局のみ字幕放送地上デジタル放送において連動データ放送を実施(ただし、2008年9月19日の生放送スペシャルは字幕放送とともに実施なし)[2]

2010年3月26日の2時間スペシャルをもってレギュラー放送は終了。その後も「ポチたまペットの旅」コーナーのみは、単独番組としてBSジャパン→BSテレ東にて放送が継続された[3][4](詳細は、下記「#BSジャパン→BSテレ東・ポチたまペットの旅」項を参照)。『ポチたま』が放送されていた枠では、終了から1年半後『?どうぶつ冒険バラエティ?ワンダ!』が放送開始され、再び動物バラエティ番組となっている。
主なコーナー
ポチたまペットの旅

番組開始当初からの人気コーナー。「おもしろペット」(ユニークな芸や癖をする犬や猫)を探しに、「旅犬」(ラブラドール・レトリバー)と、タレント・松本秀樹が日本全国を旅するもの。原則的には行く先々で出逢ったペットたちを二人(松本と旅犬)がリポートするが、番組側が事前に連絡を入れてから会いに行くこともある。構成の一人・新田英生による企画、構成。旅人は若手芸人が集められたオーディションが行われ、参加者で唯一関西弁だった松本が犬との漫才コンビのツッコミ役として抜擢される。このオーディションには、無名だった森三中、バカリズム、いつもここからなども参加していた。松本は番組開始当初は犬の知識は皆無だったが、このコーナー出演をきっかけにドッグアドバイザーなど犬に関する資格を4つ取得している。

2012年6月には、このコーナーを題材にした映画『LOVE まさお君が行く!』が劇場公開された(詳細は「まさお君#映画」項を参照)。
まさお君が行く!!ポチたまペットの旅

初代旅犬・まさお君と松本秀樹が出演。

このコーナーのオープニングBGMはNTV巨泉・前武ゲバゲバ90分!』のオープニング曲が使われた。

2004年6月の鳥取県への訪問で、47都道府県全てを踏破した。

2004年12月、番組で公募したまさお君の「お相手」となるダイアン(ブラックラブラドール・レトリバー)とお見合いし「結婚」。後にダイアンは7匹の子犬を出産。末っ子の子犬に「だいすけ君」と命名した。

台湾でもまさお君がテレビで放送され人気があり、2005年4月には一度だけの海外遠征に出掛けた。中正国際空港(現・台湾桃園国際空港)に着くと、報道陣や現地アイドルの歓迎を受けた。また、台湾のペット情報番組にゲスト出演した。台北市台南市の公園でいつものようにペット捜索をしようとすると、大勢の地元ファンとペットたちに囲まれる人気だった。台湾では「まさお君」を「雅夫(ヤーフー)」と呼ぶという。

2006年10月13日放送の2時間スペシャルにて、まさお君が最後の旅を完了し、ゴール地点のテレビ東京本社到着をもって引退した。6年間の出演であった。テレビ東京社長より動物では初だとする「感謝状」と骨ガムが贈呈され、番組からは「まさお君専用ログハウス」をスタジオ内に建てる演出がなされた。引退後は息子のだいすけ君が「二代目旅犬」を襲名した。

まさお君は2ヶ月後の同年12月9日に悪性リンパ腫消化管型により病死(7歳)。12月15日放送のポチたまでの訃報に、司会の峰・柴田とともに出演した松本は、テレビ東京の本社スタジオから、まさお君に感謝のメッセージを送った[5]12月29日の年末スペシャルでは、最後にまさお君の追悼コーナーを設け、松本との出会いから、最後の旅で秋田にいるまさお君の母親エリーに逢いに行くまでの総集編を放送した。

訃報後最初の週末となった12月16日12月17日の両日、午前10時から午後5時までの期間限定で、テレビ東京正面玄関前には献花台が設けられ、2日間でおよそ6,700人のファンが訪れた[6]。彼が身に着けていた赤いバンダナが付いた遺影と遺骨の周りには、花束や子供たちからの似顔絵が飾られた。
だいすけ君が行く!!ポチたまペットの旅

引退したまさお君からバトンタッチを受け、息子のだいすけ君が「二代目旅犬」を襲名。新たな旅が始まった。

本コーナーのオープニングに流れている曲は朝日放送 (ABC)『三枝の国盗りゲーム』のテーマ曲である。

名古屋市内で初めて溝に落ちた(まさお君が初めて溝に落ちたところも似たような所)。映像を比べると溝に落ちた時の足、格好まで同じだった。

2006年12月に北海道函館市の朝市を訪れた際、台湾からの観光ツアー客から「だいすけ君!!」と呼ぶ声があり、松本がツアーコンダクターにインタビューすると、すでに「だいすけ編」も台湾のテレビで放送を開始したと答えた。台湾での「だいすけ君」の呼び名は「大介(タァチェー)」だという。

2007年春、だいすけ君も台湾へ初遠征。まさお君と同じく大歓迎を受け、松本も「日本じゃありえない!」と驚いていた。旅の途中、占い師の占いによれば、だいすけ君は「将来彼は父・まさお君を越える大物になるであろう」と言われた。

2007年9月放送の2時間スペシャルで訪問した秋田で、だいすけ君はエリー(まさお君の母親・だいすけ君の祖母)と対面した。
だいすけ君が行く!アメリカ横断5000kmの旅

通常の「ポチたまペットの旅」を休止して、松本とだいすけ君がアメリカ合衆国に滞在し、2008年10月から2009年2月までの5ヶ月間をかけて[7]、西海岸のサンフランシスコから東海岸のニューヨークを目指し旅する企画。通称は、松坂大輔レッドソックス投手)のアメリカでの愛称にちなみ「Dice-K in U.S.A.」。2008年9月19日の生放送スペシャルで出発を宣言し、2009年2月27日の生放送スペシャルで、ゴール地点のタイムズスクエアに到着する模様を放送した[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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