ペダン星人
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ペダン星人
ウルトラシリーズのキャラクター
初登場『ウルトラセブン』第15話
作者後藤正行(『大怪獣バトル』デザイン)
八代駿(初代)
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ペダン星人は、特撮テレビドラマ『ウルトラセブン』をはじめとするウルトラシリーズに登場する架空の宇宙人。別名は策略星人[出典 1]または策略宇宙人[出典 2]
『ウルトラセブン』に登場するペダン星人

諸元ペダン星人
ALIEN PEDAN
[出典 3]
別名

策略星人[出典 4]

策略宇宙人[8]

侵略宇宙人[11]

[注釈 1]

身長2 m[出典 6]
体重50 kg[出典 6]
出身地

ペダン星[出典 7]

第8銀河系ペダン星[13]

ウルトラセブン』第15話「ウルトラ警備隊西へ(後編)」に登場。

「暗黒の星」と言われ、生物は存在しないと思われていた第8銀河系にあるペダン星の出身。後述するように実際の容姿は終盤に一瞬映るだけで不明であるが、能力は地球人への擬態や大円盤群の編成、そしてスーパーロボット・キングジョーの使役など、相当に高いことが描かれている。作中には上司と部下(地球人に擬態した者)の2人が登場する。

地球防衛軍のワシントン基地が打ち上げた観測用ロケットの調査資料の分析結果から、人類と同等かそれ以上の科学力を持つ生物の存在が確認される。観測用ロケットを侵略と誤認し、「地球に対して復讐する」という無電をワシントン基地に送ると、驚いたワシントン基地が国際防衛会議のために六甲山の防衛センターへ緊急招集されて極秘来日した地球防衛軍科学班のチーフたち(極秘のため、全員とも身分を偽っている)を、次々に暗殺する。さらにはキングジョーに地球防衛軍の潜水艦や防衛センターを襲わせる一方、自分たちにとって脅威となるペダン星の観測情報を持つワシントン基地の科学者のドロシー・アンダーソンを誘拐し、彼女に擬態して地球防衛軍基地に潜入する。地球防衛軍の動向を探っていたところをダン=ウルトラセブンに発見されると、キングジョーへの対抗兵器を地球防衛軍が開発していることを指摘し、自分と同じく異星人であるダンを仲間に誘ったうえ、やはり地球人はペダン星を侵略する気だと主張する。平和解決を望むダンが兵器開発を中止する代わりにペダン星人の地球撤退を提案すると、了承してドロシーの解放を約束するが、上司が美しい地球を欲しくなったこともあり、目的を地球侵略に変更する。

まもなくドロシーの記憶を抹消したうえで彼女を解放し、ダンとの約束を破って大円盤群を呼び寄せたうえ、キングジョーで神戸港を破壊していくが、アンヌによるショック療法でドロシーが記憶を取り戻し、彼女の協力で完成した「ライトンR30爆弾」によってキングジョーが破壊されると、その内部から円盤で宇宙へ逃走を図ったところをセブンのワイドショットで撃墜され、墜落先のキングジョーの残骸ごと大爆発する。その後、地球へ進行中だった大円盤群はペダン星へ引き返したことが、マナベとキリヤマの通信で明かされている。

声の出演:八代駿、田辺洋[出典 8]

実際の容姿は、ドロシーに擬態した人間体以外はほとんどシルエットでしか登場しないために判別しにくいが、円盤がワイドショットを浴びて爆発する船内のシーンで一瞬のみ触角と大きな耳を持つ頭部が視認できる[13]。2012年には、そのシーンを元に満田かずほ監督による監修を経てガシャポンの『HGヒーローズ』でフィギュア化され[17][18]、これまで謎とされていたものが明らかとなった[16]

ウルトラ怪獣大百科』のキングジョーの回では、ロケットの件を口実として最初から侵略目的で来たと解説された。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するペダン星人

名称の表記は公式サイトに基づく[19]
レイオニクスハンター・ダイル

諸元レイオニクスハンター・ダイル
(ペダン星人ダイル)
別名策略宇宙人
[7]
身長2 m[20]
体重86 kg[20]

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第1話「レイオニクスハンター」から第11話「ある戦士の墓標」にかけて登場。資料によってはペダン星人ダイルと記述している[出典 9]

レイオニクス討伐部隊に所属し[23]、その中でもトップクラスの実力者。武器は高圧電流を流し込むペダンスティックと光線銃ペダンガン、一瞬で空間移動が可能な腕の転送装置[24][25]

惑星ハマーにおけるレイオニクスバトルによって故郷のペダン星が滅びたため、その歴史を変えようと50年後の未来から派遣された。レイオニクスバトラーに激しく憎悪の念を抱いており、レイをはじめとして全レイオニクスバトラーと彼らの操る怪獣を抹殺するという使命をおびている[26][20]

しかし、第6話でレイに命を助けられたことから心境に変化が生じたうえ、第10話で自身が操るキングジョーブラックが敗れたことからレイに無限の可能性を見出し、撤退をハーランに具申する。会談のためにレイを司令母船へ案内するが、計画を変更したハーランに反発して攻撃され、負傷する。人質にされていたZAPクルーを救出した際に一般部隊の銃撃で致命傷を負い、レイに未来を託して絶命する。墓標には形見となったヘルメットが置かれ、ZAPクルーから敬礼を受ける。

演:加藤厚成

漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』同様、外見は『ウルトラセブン』から変更され、地球人と同型という明確な姿が明らかになった。キール星人同様、映像作品において詳細な姿が描かれたのは今回が初めてである。

母船外での宇宙活動の際には、『ウルトラセブン』に登場する星人の頭部と同様の形状を持つヘルメットを着用している。

デザインは後藤正行が担当した[27]。形状はオリジナルのシルエットを活かしている[27]

ハーラン司令

諸元ハーラン司令
(ペダン星人ハーラン)
別名策略宇宙人
[28]
身長1.65 m[28][29]
体重49 kg[28][29]
出身地ペダン星[28]

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第10話「新たなる戦いの地平で」、第11話「ある戦士の墓標」で登場。資料によってはペダン星人ハーランと記述している[出典 10]

惑星ハマーに派遣されたペダン星レイオニクス討伐部隊[30]の女性最高司令官。


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