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出典検索?: "ペイントツールSAI"
この項目では、ペイントソフトのペイントツールSAIについて説明しています。トヨタ自動車が製造・販売していた乗用車については「トヨタ・SAI」をご覧ください。
ペイントツールSAI (Ver.1)
開発元SYSTEMAX Software Development
初版1.0.0 / 2004年8月2日 (19年前) (2004-08-02)
最新版1.2.5 / 2016年4月25日 (8年前) (2016-04-25)
対応OSMicrosoft Windows
種別ペイントソフト
ライセンスシェアウェア(31日間試用可能)
公式サイト ⇒systemax.jp/ja/sai/
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ペイントツールSAI Ver.2開発元SYSTEMAX Software Development
初版2013年12月10日 (10年前) (2013-12-10)
最新評価版進捗報告版 / 2022年1月5日 (2年前) (2022-01-05)[1]
対応OSMicrosoft Windows
種別ペイントソフト
ライセンスプロプライエタリ・ライセンス
公式サイトwww.systemax.jp/ja/sai
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ペイントツールSAI(ペイントツールサイ、Easy Paint Tool SAI)は、SYSTEMAXが販売しているペイントソフト。通称は「SAI」。 ペイント機能に特化したソフトであり、手ぶれ補正機能やベクターストロークなど強力な描線機能を特長とし、高速なレスポンスを重視、ペンタブレットなどで、直接描くのに向いている。他のツールと異なり、多機能ではなく、図形描画ツールやテキスト入力ツール、特殊効果フィルターのような編集を補助する機能は少ない(これらはバージョン2で実装)。 プロトタイプは、1996年10月制作のX68000用ソフトウェア「フルカラーペイントツール-彩-」である。2004年8月2日に制作開始、2006年10月13日にアルファ版、2007年12月21日にベータ版、2008年12月25日に製品版を発売した。販売はライセンスキーのダウンロード販売となっている。 ライセンスが無い状態では試用版扱いとなり、試用期間中は、全ての機能が利用可能である。試用期間終了後はファイルの保存ができないなどの制限が課せられる。継続使用したい場合は、対応するバージョンのライセンスを購入することでライセンスキーが発行され、制限は解除される。1ライセンスで複数PCへのインストールも許可されている。購入については、パッケージ販売など小売店などの流通はなく、ライセンスキーの購入による、体験版のアップグレードのみである。 製品版として発売されて以来正式版のバージョンアップがなく、Windows 7以降のWindowsには完全対応していなかった。2011年9月から現在までバージョン1.2の開発が続けられ、数回のベータ版を得て2014年3月10日に正式版が公開された。 ペイントツールSAIと並行して、ソフトを一から作り直したバージョン2の開発が行われている。通称は「SAI2」。長らく一般公開されていなかったが、2013年12月に試用版が公開された。2015年7月にはテスト版(進捗報告版)が公開され、随時開発・更新がおこなわれている。 その後、バージョン1への機能追加のコストが限界に達したため、バージョン1への機能追加予定をすべてキャンセルし、バージョン2へ実装する方針に変更された。当初は有償バージョンアップを予定していたが、この変更によりバージョン1から2へのバージョンアップは無償となった。バージョン1を購入したユーザーは、追加料金なしでバージョン2も使用できる。 バージョン1の更新は2016年を最後に停止しており、2022年現在はバージョン2のアップデートが継続されている。 エアブラシ・水彩筆・マーカーなどのラスター[要曖昧さ回避]ブラシツールと、ベクターブラシツールが用意されている。後者はストローク・制御点・筆圧の効果を編集できる。マウスの座標に依存しないタブレット描画が可能である。また、キャンバスを回転させる機能が搭載されている。 RGBおよびアルファチャンネルは、各16ビットで内部処理される。テキスト(文字)入力機能・グラデーションツール・図形描写ツール・レイヤーのロック機能は搭載されていない。CMYKは未対応である。 バージョン2から特定条件下で復元ポイントを生成する機能が実装され、誤操作による上書き保存やエラーによる保存に失敗した作業中のイラストをある程度さかのぼって復元することが可能になった。 PSDはレイヤーを保持したままインポートおよびエクスポートが可能である。PNGおよびTGAは、アルファチャンネルを含めた32ビットフォーマットでインポート・エクスポートできる。PNGの場合、透過PNGとしての保存が可能である。
概要
バージョン2
機能
描画
その他
バージョン2の変更点
64bit版を用意
マルチコア対応による高速化(ユーザーインターフェイスとSAI2・JPEG形式以外のファイル入出力のみマルチコア非対応)
Unicodeアプリ化
キャンバスサイズの上限は32bit版で10000x10000、64bit版で100000x100000
保護機能の追加
レイヤー数の上限を8190枚に変更
TabletPC APIに対応
対応ファイルフォーマット
SAI独自バイナリ形式(.sai)(バージョン2は読み込みのみ)
SAI2独自バイナリ形式(.sai2)(バージョン2のみ)
Adobe Photoshop形式(.psd)
Windows bitmap形式(.bmp)
JPEG(.jpg)
PNG(.png)
TGA(.tga)
関連書籍
『SAIですぐできる! スーパーペイントテクニック (100%ムックシリーズ)』(晋遊舎、2008年5月30日発売) ISBN 978-4-88380-767-3
井上のきあ『SAI Illustration Technique (DVD-ROM付)』(ビー・エヌ・エヌ新社、2008年12月22日発売) ISBN 978-4-86100-624-1
鈴木誠、籾殻、できるシリーズ編集部『できるクリエイター ペイントツールSAI独習ナビ (できるクリエイターシリーズ)』(インプレス、2009年9月18日発売) ISBN 978-4-8443-2772-1
Size:29 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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