かつて存在したアメリカの独立リーグ「ユナイテッドリーグ・ベースボール」とは異なります。
ベースボール・ユナイテッド
競技プロ野球
創立2022年
代表カッシュ・シャイフ
会長エドゥアルド・J・ディアス
参加チーム4
国 アラブ首長国連邦
インド
パキスタン
スポンサーエミレーツ・クリケット委員会
公式サイト公式サイト
ベースボール・ユナイテッド(英語: Baseball United)は、中東と南アジアを拠点とするプロ野球リーグ、またはそれを運営する団体名である。
2023年の11月24日、25日にドバイにて「ショーケース」と呼ばれるお披露目エキシビションのオールスター戦が実施され、2024年秋以降にリーグを開始する予定。 もとよりメジャーリーグベースボール(MLB)の人気が高いとされるインドやパキスタンの野球ファンを巻き込んで南アジアと中東に野球を広めるべく、カッシュ・シャイフによって運営が進められている。 多数のMLBの大物OBや現役選手などを後援やアンバサダーにおき、2023年11月に後述の4チームによってショーケース(リハーサル)が実施予定となっており、それを経たのち、2024年秋には参入国やチームを増やして本シーズンを開幕させる予定。 サウジアラビア野球連盟とも関係が深く、同国の野球場建設にも携わっており、本シーズン参入の有力候補である。 選手は後述のドラフト形式で分配を行う予定。世界中の野球選手にオファーを提示し、各チームが獲得していく。東アジアやアメリカ大陸の選手が中心になるのを避けるため、スーパー16(後述)を含めた現地国枠などが設けられ、中東や南アジアの選手の育成を目指す方針。 ルールは基本的に通常の野球と同様だが、エンタテインメント性を高める施策として「マネーボール打席(Moneyball At-Bat)」が導入される。これはある特定の打席において、攻撃側が「マネーボール打席」を宣言した場合、当該打席で得られる得点が通常の2倍となる(従って1打席で最大8得点を得られる可能性がある)もの[1]。
概要
歴史
2022年
7月26日にマリアノ・リベラとバリー・ラーキンがステークホルダーとしてインド、パキスタン、中東にて「ユナイテッド・インターナショナル・ベースボール・リーグ(英語: United International Baseball League)」として開始することが発表された[2]。野球場を新設するのではなく、クリケット場を改良して野球をプレーする予定となった[3]。
8月18日に9試合をドバイ国際クリケット場
2023年
1月27日にアジアカップに出場するパキスタン代表のスポンサーとなった[5]。
1月31日にベースボールユナイテッドが主催する西アジアカップが開幕。
2月13日にエイドリアン・ベルトレが共同オーナーとして参入した[6]。
4月13日にエルビス・アンドラスが共同オーナーとして参入した[7]。
4月23日にフェリックス・ヘルナンデスが共同オーナーとして参入した[8]。
5月1日に当リーグでプレーすることになる選手への通知が行われた。
5月15日に初の球団としてインドのムンバイを本拠地とするムンバイ・コブラスを発表した[9]。
5月30日に2番目の球団としてパキスタンのカラチを本拠地とするカラチ・モナークスが発表された[10]。
6月13日にアルバート・プホルスがグローバル・アンバサダーに就任した[11]。
6月23日にエミレーツクリケット協会とパートナーシップを締結。この契約によりベースボール・ユナイテッドは、ドバイとアブダビでの試合実施や、UAEでのリーグを主催する権利が与えられた。