ベン・ヘンダーソン
[Wikipedia|▼Menu]

ベン・ヘンダーソン
基本情報
本名ベンソン・ヘンダーソン
(Benson Henderson)
通称ベンドー (Bendo)
スムース (Smooth)
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1983-11-16) 1983年11月16日(35歳)
出身地コロラド州コロラドスプリングス
所属MMAラボ
身長175cm
体重70kg
リーチ178cm
階級ライト級ウェルター級
バックボーンテコンドーレスリングブラジリアン柔術
テーマ曲Awesome God
(R-Swift)
テンプレートを表示

獲得メダル
アメリカ合衆国
男子 グラップリング
世界ノーギ柔術選手権
銅2014 ロングビーチ79.5kg級

ベン・ヘンダーソン(Ben Henderson、1983年11月16日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家韓国系アメリカ人コロラド州コロラドスプリングス出身。MMAラボ所属。元UFC世界ライト級王者。元WEC世界ライト級王者。

在韓米軍勤務のアフリカ系アメリカ人の父親と韓国人の母親を持つハーフであり[1]、右肩には「戦士」、右脇腹には「力」「名誉」とハングル刺青を入れている。英語と韓国語を話す。
目次

1 来歴

1.1 WEC

1.2 UFC

1.3 Bellator


2 人物・エピソード

3 戦績

3.1 プロ総合格闘技

3.2 アマチュア総合格闘技

3.3 グラップリング


4 獲得タイトル

5 表彰

6 脚注

7 関連項目

8 外部リンク

来歴

国際結婚した両親は幼い頃に離婚し、12歳の頃から母親の勧めでテコンドーを経験。高校からレスリングを始め、ネブラスカ大学ではNAIAでオールアメリカンに2度選出された。大学卒業後は警察官になるつもりでいたが、大学の友人に煽られて総合格闘技の試合に出た事をきっかけに総合格闘家を目指す。その後、ホイス・グレイシーの弟子ジョン・クラウチの下でブラジリアン柔術を学んだ[2]。大学では犯罪司法学と社会学を専攻して卒業している。

総合格闘技では大学在学中の2006年にプロデビュー。3戦目で初めての敗北を喫したものの、その後2008年までローカル大会で5連勝を収めた。
WEC

2009年1月25日、WEC初参戦となったWEC 38でアンソニー・ヌジョクアニと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。

2009年10月10日、WEC 43でWEC世界ライト級王者ジェイミー・ヴァーナーが負傷により防衛戦を行えず、WEC世界ライト級暫定王座決定戦でドナルド・セラーニと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2010年1月10日、WEC 46で正規王者ジェイミー・ヴァーナーとWEC世界ライト級王座統一戦で対戦し、ギロチンチョークで一本勝ちを収め王座統一に成功した。

2010年4月24日、WEC 48ドナルド・セラーニとWEC世界ライト級タイトルマッチで再戦し、ギロチンチョークで一本勝ちを収め初防衛に成功[3]。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2010年12月16日、WEC 53アンソニー・ペティスと防衛戦を行うも、非常に珍しい金網を蹴ってからの三角飛び蹴りでダウンを奪われ0-3の判定負け[4][5]。約3年半ぶりの敗戦で王座から陥落した。

2010年12月23日、USAトゥデイのファイト・オブ・ザ・イヤーを受賞した[6]
UFC

2011年4月30日、UFC初参戦となったUFC 129マーク・ボーチェックと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2011年11月12日、UFC on FOX 1のライト級王座挑戦者決定戦でクレイ・グイダと対戦。熱戦を制し3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年2月26日、日本で開催されたUFC144フランク・エドガーの持つUFC世界ライト級王座に挑戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年8月11日、UFC 150の世界ライト級タイトルマッチでフランク・エドガーと再戦。前回以上に接戦となり2-1の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2012年12月8日、UFC on FOX 5の世界ライト級タイトルマッチでネイト・ディアスと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座の2度目の防衛に成功した。

2013年4月20日、UFC on FOX 7の世界ライト級タイトルマッチでStrikeforce世界ライト級王者でライト級ランキング1位のギルバート・メレンデスと対戦し、2-1の判定勝ちを収め3度目の王座防衛に成功した。勝利者インタビューで大ブーイングを浴びながら恋人にプロポーズを行った。

2013年6月、ジョン・クラウチからブラジリアン柔術黒帯を授与された。

2013年8月31日、UFC 164の世界ライト級タイトルマッチでライト級ランキング2位のアンソニー・ペティスと再戦。ミドルキックを効かされ、最後は下からの腕ひしぎ十字固めで1R一本負け。王座陥落となり、リベンジはならなかった。当初は同大会でTJ・グラントと対戦する予定であったが、グラントの負傷欠場により対戦相手がペティスに変更された。

2014年1月25日、UFC on FOX 10でライト級ランキング4位のジョシュ・トムソンと対戦し、2-1の判定勝ち。

2014年6月7日、UFC Fight Night: Henderson vs. Khabilovでライト級ランキング11位のルスタム・ハビロフと対戦。4Rにパンチでダウンさせてからリアネイキドチョークで一本勝ち。UFC参戦から10戦目にして初の一本勝ちを飾りパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2014年8月23日、UFC Fight Night: Henderson vs. dos Anjosでライト級ランキング5位のハファエル・ドス・アンジョスと対戦。左フックを顎に受けダウンした瞬間レフェリーに失神したとみなされKO負け。レフェリーの裁定に不満のある観客からブーイングが起きるも、ヘンダーソンは「いいことだけでなく悪いことも受け入れなきゃいけないんだ」と裁定を受け入れる旨のコメントをした[7]

2015年1月18日、UFC Fight Night: McGregor vs. Siverでライト級ランキング3位のドナルド・セラーニと対戦し、0-3の判定負け。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:33 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef