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ベン・トー
ジャンル異能バトル[1]、コメディ[2]
小説
著者アサウラ
イラスト柴乃櫂人
出版社集英社
レーベルスーパーダッシュ文庫
刊行期間2008年2月22日 - 2014年2月25日
巻数全15巻(本編12巻+短編集3巻)
漫画:ベン・トー zero Road to witch
原作・原案などアサウラ
作画柴乃櫂人
出版社集英社
掲載誌ジャンプスクエア
レーベル愛蔵版コミックス
発表号2011年5・6月合併号 - 10月号
巻数全1巻
話数全5話
漫画:ベン・トー another Ripper's night
原作・原案などアサウラ
作画柴乃櫂人
出版社集英社
掲載誌スーパーダッシュ&ゴー!
レーベル愛蔵版コミックス
発表号2011年12月創刊号 - 2012年10月号
巻数全1巻
アニメ
原作アサウラ
監督板垣伸
シリーズ構成板垣伸
脚本板垣伸、ふでやすかずゆき、山田由香
岸本みゆき、ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン平田雄三
音楽岩崎琢
アニメーション制作david production
製作HP同好会
放送局放送局参照
放送期間2011年10月 - 12月
話数全12話
ラジオ:
下野紘と伊瀬茉莉也の『ベン・トー』 RADIO 『ラジ・オー』
愛称ラジ・オー
配信期間2011年9月28日 - 12月31日
配信サイトHiBiKi Radio Station
配信日毎週水曜日
配信回数全14回
パーソナリティ下野紘、伊瀬茉莉也
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル、漫画、アニメ
ポータル文学、漫画、アニメ
『ベン・トー』(BEN-TO) は、アサウラによる日本のライトノベル。イラストは柴乃櫂人が手掛けている。スーパーダッシュ文庫(集英社)より2008年2月から2014年2月にかけて刊行された。 半額弁当の購入を巡り、閉店間際のスーパーマーケットにて毎晩のように超人的なバトルや駆け引きが行われているという設定の現代日本を舞台として、貧乏学生であった少年がその争奪戦に巻き込まれ、自らその渦中に飛び込む物語である。 第5回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞受賞[3]。宝島社発行『このライトノベルがすごい!2009』にて新規部門6位、『このライトノベルがすごい!2010』にて総合8位[4]、『このライトノベルがすごい!2011』にて総合5位[5]、『このライトノベルがすごい!2012』にて総合3位に入賞している[6]。2012年3月時点で累計部数は70万部を突破している[7]。 第3巻の発行に合わせ、2009年1月にスーパーダッシュ文庫公式ウェブサイトにて特集サイトが開設される。発行元が集英社であるため、『週刊少年ジャンプ』に登場するネタが多用されているほか、一部の記述においては2ちゃんねるなどのインターネット上にて使われる叫び声などの表現が利用される。 プロット段階での仮タイトルは「BEN-TO」であり、それを見た担当編集者が「『ベン・ハー』みたい」と発言したことから「ベン・トー」というタイトルが決定したが、『ベン・ハー』とは無関係である[8]。なお、本作の内容に関しては作者が大学時代に半額弁当で生活していた経験談をもとに書かれている[9]。 原作イラストを担当する柴乃櫂人による漫画化作品が『ジャンプスクエア』2011年5・6月合併号から同年10月号まで連載されたほか、『スーパーダッシュ&ゴー!』にも2011年12月号から2012年10月号まで連載された。また、テレビアニメが2011年10月から同年12月にかけて放送された。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください 寮暮らしをするビンボーな高校1年生・佐藤洋はある日晩ご飯を買いにふらりと立ち寄ったスーパーで半額シールを貼られた弁当に手を伸ばす。しかし直後に意識を失い、目を覚ましたとき彼は精肉コーナーの前で倒れていた。既に半額弁当は消えており、残っていた惣菜もその場にいた他の人に買われていく。仕方なく売れ残った梅おにぎりを手に取ろうとした際、同じ学校であるメガネをかけた少女・白粉花と出会い、またその様子を眺める1人の女生徒に目を奪われる。 このスーパーで一体何が行われているのか確かめるため、翌日からスーパーに通い詰めた佐藤は、《氷結の魔女》と呼ばれるその女生徒・槍水仙から、「狼」と呼ばれる者達の争い《半額弁当争奪戦》について説明され、自らもこの戦場へと足を踏み入れることとなる。 ハーフプライサー同好会、部はそれぞれHP同好会、部と記載する。
概要
あらすじ
登場人物
主要人物
佐藤 洋(さとう よう)
声 - 下野紘[10]本作の主人公[11]。私立烏田高等学校1年の男子。実家を離れて寮暮らしをしており、晩ご飯の確保と節約のため、半額弁当に手を出したのを機に「HP同好会」へ入部し、半額弁当を求める「狼」となる[12]。座右の銘は「バカと体力には自信あり」。変態行為を(不可抗力もあるとはいえ)作中で何度も披露するが、自身は変態であることを否定している。学業の成績は優秀で学年上位50位に必ず入るほどである。中でも理数系が得意で蘭から教えを請われるほどである。勝負事に対しては相手にハンデを与えることはあっても決して手を抜かず、全力でぶつかることを信条としている。また、勝っても負けてもそれ以前と同様に相手と接する為、相手から嫌われることは少ない。戦闘では主に徒手空拳やカウンター技を多用しているが、他の狼の技の模倣や相手の特徴を見極めた上で戦い方を即座に変える柔軟性を持つ。また、腹の虫の加護が極限まで達すると「黒い犬」と呼ばれる状態になり獣じみた動きで敵を圧倒するため、先の特徴と合わせて二つ名の由来となっている。『このライトノベルがすごい!』男性キャラクター部門では2011年版。2012年版で共に5位[13][14]、2013年版で8位を獲得している[15]。