ベン・アスクレン
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ベン・アスクレン
2018年
本名ベンジャミン・マイケル・アスクレン
(Benjamin Michael Askren)
生年月日 (1984-07-18) 1984年7月18日(39歳)
出身地 アメリカ合衆国
アイオワ州シーダーラピッズ
通称ファンキー
(Funky)
国籍 アメリカ合衆国
身長178 cm (5 ft 10 in)
体重77 kg (170 lb)
階級ウェルター級 (2009年 - 2016年、2019年)
ミドル級 (2016年 - 2017年)
リーチ183 cm (72 in)
スタイルレスリング
スタンスオーソドックス
拠点 アメリカ合衆国
ウィスコンシン州ハートランド
チームルーファスポーツ
Evolve MMA
レスリングNCAAディビジョン1 (ダニー・ホッジ賞、2回)
フリースタイル (オリンピック出場)
現役期間2009年 - 2019年

総合格闘技記録
試合数22
勝利19
ノックアウト6
タップアウト6
判定7
敗戦2
ノックアウト1
タップアウト1
無効試合1

プロボクシング記録
試合数1
敗戦1
ノックアウト1
その他
大学ミズーリ大学コロンビア校
著名な親族マックス・アスクレン (弟)
クラブサンスキッド・キッズ
学校アローヘッド高校
総合格闘技記録 - SHERDOG
獲得メダル

アメリカ合衆国
男子 レスリング・フリースタイル
レスリングパンアメリカン選手権
金2005 グアテマラシティ84kg級
レスリング全米選手権
金2008 ラスベガス84kg級
男子 グラップリング
グラップリング世界選手権
金2009 フォートローダーデール84kg級
カレッジレスリング・フリースタイル
NCAAディビジョン1レスリング選手権
銀2004 セントルイス174lb級
銀2005 セントルイス174lb級
金2006 オクラホマシティ174lb級
金2007 オーバーンヒルズ174lb級
ビッグ12チャンピオンシップ
銀2004 エイムス174lb級
銀2005 オマハ174lb級
金2006 エイムス174lb級
金2007 コロンビア174lb級

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ベン・アスクレン(Ben Askren、1984年7月18日 - )は、アメリカ合衆国の元男性総合格闘家レスリング選手、プロボクサーアイオワ州シーダーラピッズ出身。ルーファスポーツ/Evolve MMA所属。元ONE世界ウェルター級王者。元Bellator世界ウェルター級王者。
来歴
アマチュアレスリング時代

6歳からレスリングを始め、アローヘッド高校時代に2度ウィスコンシン州王者となった。ミズーリ大学では大学レスリング最優秀選手賞のダニー・ホッジ賞を2度受賞[1]NCAAディビジョン1で2度王者となり[2]、オールアメリカンに4度選出された。卒業後もレスリングを続け、大学時代までのフォークスタイルからフリースタイルへの移行に苦労するも2008年には北京オリンピックに出場した。

アマチュアレスリング時代はピンフォールを得意とし、NCAAディビジョン1歴代3位のピンフォール記録(91ピンフォール勝利)を保持している。多くのトップレスラーが筋肉質な体格をしているのと対照的に、アスクレンは背が高く細身の体型だが、この体型により他のレスラーができない動きをすることができそれが勝利に繋がった。ニックネームのファンキーも、NCAAの決勝戦で対戦相手にヘッドロックを仕掛けようとするなどの型破りなレスリングや巨大で奇抜なアフロヘアをしていたことから名付けられた。
総合格闘技

2008年12月、アメリカン・トップチーム総合格闘技を学び、2009年2月7日に総合格闘技デビュー。

2009年9月26日、ADCC 2009の77kg未満級に主催者推薦で出場。1回戦でトニ・リンデンと対戦し、肩固めで一本勝ち。2回戦でこの大会で優勝するパブロ・ポポビッチと対戦し、アンクルホールドで一本負け。
Bellator

2010年4月15日、Bellator初参戦となったシーズン2のウェルター級トーナメント1回戦でライアン・トーマスと対戦し、ギロチンチョークで1R一本勝ち。5月20日、準決勝で欠場したジム・ウォールヘッドの代役ライアン・トーマスと再戦し、3-0の判定勝ち。6月17日、決勝でダン・ホーンバックルと対戦し、3-0の判定勝ちを収め優勝を果たした。
Bellator世界王座獲得

2010年10月21日、Bellator 33のBellator世界ウェルター級タイトルマッチで王者のライマン・グッドに挑戦し、3-0の5R判定勝ち。王座獲得に成功した[3]

ルーファスポーツに所属ジムを移籍した。

2011年10月29日、Bellator 56のBellator世界ウェルター級タイトルマッチでジェイ・ヒエロンと対戦し、2-1の5R判定勝ち。王座の初防衛に成功した[4]

2012年4月6日、Bellator 64のBellator世界ウェルター級タイトルマッチでダグラス・リマと対戦。ストライカーのリマ相手に終始グラウンドで優勢に進め、3-0の5R判定勝ち。2度目の王座防衛に成功した。

2013年1月24日、Bellator 86のBellator世界ウェルター級タイトルマッチでカール・アモーゾと対戦。トップコントロールからパウンド肘打ちでアモーゾを負傷に追い込み、3R終了時にドクターストップによるTKO勝ち。3度目の王座防衛に成功した。

2013年7月31日、Bellator 97のBellator世界ウェルター級タイトルマッチでアンドレイ・コレシュコフと対戦し、ほぼコレシュコフに何もさせず、最後はパウンドで4RTKO勝ち。4度目の王座防衛に成功した。

2013年11月14日、契約試合を消化したBellatorと再契約の交渉をするが締結に至らず、Bellatorがアスクレンをリリースしたことを発表した[5][6]

2013年12月9日、ONE FCと2年6試合の契約を交わした事が発表され、シンガポールのEvolve MMA所属となった[7]
ONE

2014年5月30日、ONE FC初参戦となったONE FC 16でバフチヤル・アバソフと対戦し、肩固めで1R一本勝ちを収めた。
ONE世界王座獲得

2014年8月29日、ONE FC 19の世界ウェルター級タイトルマッチで王者鈴木信達に挑戦し、序盤から鈴木を圧倒しパウンドで1RTKO勝ち。王座獲得に成功した。

2015年4月24日、ONE Championship 26のONE世界ウェルター級タイトルマッチでルイス・サッポと対戦するも、アイポークでサッポが試合続行不可能になりノーコンテストとなった。

2015年11月13日、ONE Championship 33のONE世界ウェルター級タイトルマッチでルイス・サッポと再戦予定だったがサッポの体重超過によりノンタイトル戦に変更された上、サッポが試合を拒否したため中止された。

2017年5月26日、ONE Championship 55のONE世界ウェルター級(83.9kg)タイトルマッチでアギラン・タニと対戦し、肩固めで1R一本勝ち。王座の初防衛に成功した。


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