ビャウォヴィエジャの森
(ベラルーシ・ポーランド)
ビャウォヴィエジャの森
(ポーランド北東部のポドラシェ県にて撮影)
英名Bia?owie?a Forest
仏名Foret Bia?owie?a
面積98,108ha
登録区分自然遺産
IUCN分類II
登録基準(9), (10)
登録年1979年
拡張年1992年、2014年
公式サイト ⇒世界遺産センター(英語)
地図
使用方法・表示
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幹径約550cm、樹高約39m。1410年、グルンヴァルトの戦い(タンネンベルクの戦い)に赴くポーランド王ヴワディスワフ・ヤギェウォがこの木の下で体を休めたと伝えられる。ポーランド、ビャウォヴィエジャ国立公園(en)内。
ビャウォヴィエジャの森(ビャウォヴィエジャのもり)は、ポーランドとベラルーシの国境にまたがる原生林。ヨーロッパに残された最後の原生林と言われる。貴重なヨーロッパバイソンの棲息地としても知られる。
ポーランド側は1979年、ベラルーシ側は1992年に、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。
名称
英語名: Bia?owie?a Forest
ポーランド語名: Puszcza Bia?owieska (プシュチャ・ビャウォヴィェスカ)
ベラルーシ語名: Белавежская пушча (Belavezhskaya Pushcha)
ロシア語名: Беловежская пуща (Belovezhskaya Pushcha : ビワブェーシュカ・プーシャ)
英語名に見られる Bia?owie?a は、森林域の中央に位置するポーランド東端の村の名前[2]で、ポーランド語における発音は「ビャウォヴィェジャ(英語版)」[3]。英名 Bia?owie?a Forest はしたがって「ビャウォヴィェジャ(村)の森」の意味。
ユネスコによる世界遺産の旧登録名はさらにこれにベラルーシ語名 Белавежская пушча をラテン文字化したものを併記して[4]、2ヶ国/2言語圏にまたがる事情を反映したものとなっていた(Belovezhskaya Pushcha / Bia?owie?a Forest)。ベラルーシ語名の意味も、やはり「ビャウォヴィェジャ(村)の森」である。 日本語では2014年の再推薦前の名称を、日本ユネスコ協会連盟が「ベラヴェシュスカヤ・プーシャ/ビャウォヴィエジャの森」としていた[5]ほか、TBSの番組『THE世界遺産』でも同じく「ベラヴェシュスカヤ・プーシャ/ビャウォヴィエジャの森」と呼んでおり[6]、これらはとくに世界遺産を扱う文脈から、併記型の世界遺産登録名をそのまま音写/翻訳したものだった。世界遺産名称の変更に伴い、日本ユネスコ協会連盟は「ヴャウォヴィエジャの森」に切り替えている[7]。 また、ポーランド政府観光局の日本語サイトでは「ビャウォヴィエジャ原生林」[8]と呼んでいる。本項ではこれらの例や、併記型でない各国語名に準じて、「ビャウォヴィエジャの森」としている。 また、本来のポーランド語発音から大きく離れた「ビアロウィーザ」との一種の慣用読みも一部で見られる[9]。 寒帯と温帯、そして東欧の針葉樹林と西ヨーロッパの広葉混交樹林の移行域に位置する原生混合林である[10]。
和名
地理と生物相