ベルリン自由大学
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ベルリン自由大学Freie Universitat Berlin

モットーラテン語: Veritas, Iustitia, Libertas(真理正義自由
種別国立大学
設立年1948年
資金3.4億ユーロ(2019年時点)
学長ペーター=アンドレ・アルト
教員数4000人(2012年時点)
学生総数33000人 (WS2018/19年時点)
博士課程在籍者4000人(2019年時点)
所在地 ドイツ
ベルリンKaiserswerther Strase 16-18
14195 Berlin
公式サイト ⇒www.fu-berlin.de
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文献学図書館内見ベルリン自由大学・化学および生化学研究所。大学創立前は、アインシュタインが所長を務めたベルリン・カイザー・ヴィルヘルム協会の化学研究所であり、ここでは核分裂反応が検出された。ヘンリー・フォード会館大学付属植物園Silberlaube法学部法学部社会学研究所文献学図書館オットー・ハーン会館オットー・ズーア政治学研究所。前身は1920年に設立されたドイツ政治学高等機関( Deutsche Hochschule fur Politik)であり、国家社会主義政権下では、ベルリン・フリードリヒ・ヴィルヘルム大学に統合、外国学研究所となる。戦後、ベルリン市長オットー・ズーアの名を冠しベルリン自由大学の政治学研究所として再開。ヨーロッパにおける政治・社会科学研究の中心機関の一つとして、著名な政治学者、連邦議会議員等を輩出している。[1]

ベルリン自由大学(ベルリンじゆうだいがく、: Freie Universitat Berlin、: Free University of Berlin、略称: FU)は、ドイツの国立総合大学である。ベルリン大学連合[1]として、フンボルト大学(HU)、ベルリン工科大学(TU)、シャリテー医科大学とともに、ドイツ連邦政府の研究助成プログラム「エクセレンス・ストラテジー」[2]のエリート大学の1つに指定されている、ドイツを代表する大学の一つである[2][3]ベルリン大学の19世紀以来の伝統を汲む[4][5][6]
概要

ベルリン自由大学の設立は、終戦直後の政治情勢が大きく関わっている。ベルリン大学(フリードリヒ・ヴィルヘルム大学、Friedrich-Wilhelms-Universitat)は東ベルリンにあり、戦後、社会主義ソビエト連邦の占領下で統制を受けていた。そのため、学問の自由を求めた学生・教授・研究者は大学を離反し、帝政期以来のベルリン大学の伝統を継承するために「自由」の理念を冠したベルリン自由大学を1948年、西ベルリンにて旧カイザー・ヴィルヘルム研究所の施設を使用し創立した。

現在では、ベルリンに所在する4つの大学の中で最も規模が大きい。国際的に最も有名で、人気のあるドイツの研究機関のひとつ[7]である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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