ベラルーシ自動車工場
Беларуск? а?тамаб?льны завод
ベラーズ本社
現地語社名Беларуск? а?тамаб?льны завод(БелАЗ)
ラテン文字名Belarusian Automobile Plant(BelAZ)
種類共同出資会社
業種輸送用機械
設立1948年[1]
本社ミンスク州 ジョジナ、 ベラルーシ
事業地域世界各地
製品ホウルトラック
建設機械
貨車の製造開発
売上高165,250,000 アメリカ合衆国ドル (2011年)
ベラーズ(略称;英語:BelAZ ベラルーシ語:БелАЗ, ベラス、ベラース 正式名称:Беларуск? а?тамаб?льны завод ベラルーシ自動車工場)は、ベラルーシ、ミンスク州ジョジナに本拠を構える露天掘りや鉱山、採石場などで使用されるマイニング・ダンプ(ホウルトラック)や建設機械、貨車の製造開発を行う企業。なお、略称であるBelAZはベルアズとも呼ばれる[2]。
ベラーズは独立国家共同体における最大となる投資プロジェクトのひとつであった。工場は設備のアップデートで予定された3つのフェーズのうち2つを完了している。研究開発、製造、組み立て、アフターサービスに適用される品質管理システムは国際規格であるISO 9000に沿って行われている。
歴史ハンガリーで稼働中のBELAZ-540ソビエト時代に切手として採用されたBELAZ-540ベラルーシで切手に採用された世界一重いダンプカー BELAZ-75710
1946年 - 11月9日、白ロシア・ソビエト社会主義共和国の最高評議会による布告「137/308」により泥炭抽出用の車両を製造するため新工場の設立が決定される[1]。
1950年 - 最初の製品となる散水トラック「D-298」をリリース[1]。
1951年 - 泥炭抽出車工場は道路建設や改造型トラックの製造を行うため再編成され、工場名はドルマッシュ(Dormash)へと変更された[1]。
1958年 - 社名を「ベラルーシ自動車工場(ベラーズ)」に改称。新型GVW25トントラック「MAZ-525」が生産される[1]。
1960年 - 積載能力40トンのマイニング・ダンプ「MAZ-530」が製造される[1]。
1961年 - 積載27トンのマイニング・ダンプ「BELAZ-540」が製造される[1]。
1963年 - 積載40トンのホウルトラック「BELAZ-548」が製造される[1]。
1965年 - ライプツィヒ・メッセで開催された国際展示会でBELAZ-540が金賞を受賞[1]。
1966年 - 国際展示会で金賞を受賞したことから、工場は労働赤旗勲章を授与されている[1]。
1967年 - ライプツィヒの国際展示会で「BELAZ-548A」が金賞を受賞[1]。
1968年 - 工場の11人の従業員がソビエト連邦国家賞を授与される。75トンから80トンの積載容量を持つ「BELAZ-549」の試作車が開発される[1]。
1977年 - 110トンの積載能力を持つ「BELAZ-7519」が開発される[1]。
1978年 - 100トンの牽引能力を持つ航空機牽引用トラック(トーイングカー)の生産を開始[1]。
1982年 - 170トンの積載能力を持つ「BELAZ-75211」の製造を開始[1]。
1990年 - それまで製造された車両とは一線を画すベラーズ史上最大の積載能力となる280トンの能力を持つホウルトラックの生産を開始[1]。
1995年 - メキシコマーケティング研究所から品質に関し国際品質ダイヤモンド賞が授与される[1]。
1996年 - ベラーズは生産組合(共同出資会社)となる[1]。