ベニスに死す_(映画)
[Wikipedia|▼Menu]

ベニスに死す
Death in Venice
ダーク・ボガード
監督ルキノ・ヴィスコンティ
脚本ルキーノ・ヴィスコンティ
ニコラ・バダルッコ(イタリア語版)
原作トーマス・マン
ヴェニスに死す
製作ルキーノ・ヴィスコンティ
製作総指揮マリオ・ガロ(イタリア語版)
ロバート・ゴードン・エドワーズ
出演者ダーク・ボガード
ビョルン・アンドレセン
シルヴァーナ・マンガーノ
音楽グスタフ・マーラー
撮影パスクワーレ・デ・サンティス
編集ルッジェーロ・マストロヤンニ(イタリア語版)
配給ワーナー・ブラザース
公開 1971年3月1日
1971年3月5日
1971年5月23日カンヌ国際映画祭
1971年10月23日
上映時間131分
製作国 イタリア
フランス
アメリカ合衆国
言語英語
イタリア語
ポーランド語
フランス語
テンプレートを表示
ルキノ・ヴィスコンティ監督(左)とビョルン・アンドレセン

『ベニスに死す』(英語: Death in Venice (オリジナル)、イタリア語: Morte a Venezia (吹替え版)、フランス語: Mort a Venise (吹替え版) )は、1971年に公開されたアメリカ資本のイタリアフランス合作映画。監督はルキノ・ヴィスコンティカラースコープサイズパナビジョン・2.39:1)、131分。テーマ曲にグスタフ・マーラー交響曲第5番の第4楽章「アダージェット」を使用し、マーラー人気復興の契機となったことでも名高い。

トーマス・マン作の同名小説の映画化。『地獄に堕ちた勇者ども』『ルートヴィヒ』と並ぶ「ドイツ三部作」の第2作であるが、主人公がドイツ人(厳密にはモデルとなったマーラーはユダヤ系オーストリア人として当時オーストリア支配下にあったチェコに生まれているが、その幼時までオーストリアはドイツ連邦議長国であり、他に原作者トーマス・マンも投影されている)であるのみで、他の2作のようにドイツを主舞台にはしていない。
ストーリー

静養のためベニスを訪れた老作曲家は、ふと出会ったポーランド貴族の美少年タッジオに理想の美を見い出す。以来、彼は浜に続く回廊をタッジオを求めて彷徨うようになる。

ある日、ベニスの街中で消毒が始まる。誰も真実を語らない中、疫病が流行していることをようやく聞きつける。それでも彼はベニスを去らない。

白粉口紅白髪染めを施して若作りをし、死臭漂うベニスを彼はタッジオの姿を追い求め歩き続ける。ついに彼は倒れ込み、ひとり力なく笑い声を上げる。翌日、疲れきった体を海辺のデッキチェアに横たえ、波光がきらめく中、彼方を指差すタッジオの姿を見つめながら彼は死んでゆく。
キャスト

役名俳優日本語吹替
NETテレビ


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:36 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef