ベッツィー・ロールズ
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 ベッツィー・ロールズ Betsy Rawls
基本情報
名前ベッツィー・ロールズ
ニックネームベッツィー (Betsy)
生年月日 (1928-05-04)
1928年5月4日(95歳)
出身地 アメリカ合衆国サウスカロライナ州スパルタンバーグ
経歴
プロ転向1951年
引退1975年
以前のツアーLPGA
プロ勝利数58勝
優勝数
LPGAツアー55勝
他ツアー3勝
LPGAメジャー選手権最高成績
(優勝: 8勝)
女子ウェスタン優勝: 1952年、1959年
タイトルホルダーズ2位: 1952年、1953年、1959年
全米女子プロ優勝: 1959年、1969年
全米女子OP優勝: 1951年、1953年、1957年、1960年
受賞
世界ゴルフ殿堂1960年 ( ⇒member page)
LPGA賞金女王1952年、1959年
ベアトロフィー1959年
パティー・バーグ賞1980年
ボブジョーンズ賞1996年
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エリザベス・アール・「ベッツィー」・ロールズ(Elizabeth Earle "Betsy" Rawls、1928年5月4日生まれ)は元 LPGA ツアーの米国人プロゴルファー。LPGA ツアーにおいてメジャー大会8勝を含む55勝をあげた。世界ゴルフ殿堂メンバーである。
幼少期と教育

サウスカロライナ州スパルタンバーグでロバート・ミラー (Robert Miller) とメアリー・アール・ロールズ (Mary Earle Rawls) の間に生まれ、1940年にテキサス州アーリントンに引っ越した。ラブレディーハイスクール (Lovelady High School) を卒業後、1946年にはノーステキサス農業大学(North Texas Agricultural College、現在のテキサス大学アーリントン校)に入学し物理学を専攻した。新入生の時点で教授会及び学部長から物理学の “Who’s Who” として認められ、ファイカッパシータの名誉会員に選ばれた[1]。翌年にはテキサス大学オースチン校に移り1950年に物理学の学位を取得して卒業した。
アマチュア時代の成績

17歳の時にゴルフを始めた。1949年及び1950年のテキサスアマチュアに優勝。1949年のトランスナショナル、1950年のブロードムーア招待にも優勝した。1950年の全米女子オープンではアマチュアとして出場して準優勝した(優勝はベーブ・ザハリアス[2]
プロでの成績

1951年にはプロ転向し LPGA ツアーに参加した。参加した年のサクラメント女子招待オープン (Sacramento Women's Invitational Open) でプロ初優勝した。最終的には55勝し、うち8勝はメジャー大会での優勝だった[3]。1959年にはその年の最少平均ストローク数を記録した者に贈られるベアトロフィーを獲得した。1952年及び1959年には賞金女王となり、これを含め合計9回にわたり賞金額トップ10に入った。年間優勝回数では3度のトップを飾った(1952年に8回、1957年にパティー・バーグと並び5回、1957年には10回優勝)。

1961年から1962年にかけてLPGAの会長を務めた。1967年にLPGAツアー殿堂が設立されたときには、初めに殿堂入りした6名のうちの一人に選ばれた。LPGA ツアー殿堂と世界ゴルフ殿堂の両方に彼女が入ったのが1960年であるので、LPGA はロールズの女子ゴルフ殿堂入りが1960年であると認識している。1975年にトーナメント競技から引退し、LPGA ツアーのトーナメントディレクターに就任[4]。1987年から2004年にかけてはデュポンカントリークラブで行われるマクドナルドLPGA選手権のトーナメントディレクターを務めた[3]。1996年、全米ゴルフ協会 (USGA) によりゴルフにおけるスポーツマンシップが認められ、その最高の名誉であるボブジョーンズ賞が贈られた[2]
プロでの勝利
LPGAツアーでの勝利(55勝)

1951 (2) サクラメント女子招待オープン 、
全米女子オープン

1952 (8) ヒューストンウェザーベーン 、 ベーカーズフィールドオープン (マレーネ・ハゲ 、 ベティ・ジェイムソンとベーブ・ザハリアスとタイ )、 シアトルウェザーベーン 、 クロスカントリー144ホールウェザーベーン 、 イースタンオープン 、 女子ウェスタンオープン 、 キャロルトンオープン 、 トーマスビルオープン

1953 (4) バーバラロマックオープン 、 イースタンオープン 、 全米女子オープン 、 フォートワースオープン

1954 (3) タンパ女子オープン 、 セントルイスオープン 、 テキサスオープン

1955 (1) キャロルトンオープン

1956 (3) タンパオープン、サラソタオープン、ピーチ・ブロッサム・オープン

1957 (5) タンパオープン、レイクワースオープン、ピーチ・ブロッサム・オープン全米女子オープン、リノオープン

1958 (2) タンパオープン、セントピーターズバーグ・オープン

1959 (10) レイクワースオープン 、 ロイヤルクラウンオープン 、 ベイブザハリアスオープン 、 ランド オブザスカイオープン 、 トライアングルラウンドロビン 、 LPGA選手権 、 マウントプロスペクトオープン 、 女子ウェスタンオープン 、 ウォータールーオープン 、 オピーターナーオープン

1960 (4) ベイブザハリアスオープン 、 コスモポリタンオープン 、 全米女子オープン 、 アッシュビルオープン

1961 (2) コスモポリタンオープン 、 ビルブラニンズスイングパレード

1962 (1) JEマコーリフメモリアル

1963 (1) サンシャイン女子オープン

1964 (2) ダラスシビタンオープン招待 、 ヴァルハラオープン

1965 (2) ペンサコラ招待 、 ウォータールーオープン

1968 (1) ミッキーライト招待

1969 (1) LPGA選手権

1970 (2) ダラスシビタンオープン 、 シンシナティオープン

1972 (1) GACクラシック

LPGA メジャー大会は太字で表示。
その他の勝利(3勝)

1951 ハリウッドフォアボール(ベティ・ドッドと )

1954 インバネス4ボール(ベティ・マッキノンと)

1962 ベイブザハリアスオープン( キャシー・コーネリアスとタイ)

メジャー大会
優勝(8勝)

年大会名優勝スコア2位との差準優勝
1951
全米女子オープン+5(73-71-74-75 = 293)5ストロークルイーズ・サグス
1952女子ウエスタンオープン1 upベティ・ジェイムソン
1953全米女子オープン+6(75-78-74-75 = 302)プレーオフ1ジャッキー・プン
1957全米女子オープン+7(74-74-75-76 = 299)6ストロークパティー・バーグ
1959LPGA選手権+8(76-68-69-75 = 288)1ストロークパティー・バーグ
1959女子ウエスタンオープン-1(70-76-76-71 = 293)6ストロークジョアン・ガンダーソン (a)、パティー・バーグ
1960全米女子オープン+4(76-73-68-75 = 292)1ストロークジョイス・ジスケ
1969LPGA選手権+1(71-72-79-71 = 293)4ストロークスージー・バーニングキャロル・マン


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