ベス・メレディス
Bess Meredyth
1915年頃
本名ヘレン・エリザベス・マッグレイシェン
Helen Elizabeth MacGlashen (出生名)
生年月日 (1890-02-12) 1890年2月12日
没年月日 (1969-07-13) 1969年7月13日(79歳没)
出生地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州バッファロー
死没地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス市ウッドランド・ヒルズ
受賞
アカデミー賞
第2回アカデミー賞脚本賞ノミネート
『恋多き女』『不死鳥』
その他の賞
テンプレートを表示
ベス・メレディス(Bess Meredyth, 1890年2月12日 - 1969年7月13日)は、アメリカ合衆国の脚本家、映画監督、女優である[1]。出生名はヘレン・エリザベス・マッグレイシェン(Helen Elizabeth MacGlashen)[1]。 1890年2月12日、アメリカ合衆国のニューヨーク州バッファローに生まれる[1]。ハイスクール時代にバートン・レスリーと学生結婚をするが、早くに離婚する[1]。 執筆した小説 The Southerner を、満20歳になった1910年、バイオグラフ・カンパニー
人物・来歴
1914年、ユニヴァーサル・フィルム・マニュファクチュアリング・カンパニー(現在のユニバーサル・ピクチャーズ)に移籍する[1]。1915年、ウィルフレッド・ルーカス監督の The Spanish Jade に出演したのを最後に女優業を引退、以降、脚本業に専念する[1]。
満27歳を迎える1917年、映画監督ウィルフレッド・ルーカスと再婚する[1]。1918年、ユニヴァーサルの子会社・ブルーバード映画で、ヴァイオレット・マースロー主演の『馬上の花』を夫のルーカスと共同で監督し、映画監督としてもデビューする[1]。同作は日本でも公開されている[4]。1919年5月1日、満29歳で長男を出産する。後に長じて『宇宙大作戦』(『スタートレック』テレビドラマ第1作)などの監督・脚本家となるジョン・メレディス・ルーカスである[1]。
1927年5月11日、ダグラス・フェアバンクスら36人のうちの1人として、アカデミー賞の母体となる映画芸術科学アカデミーを創立する[1]。同年、夫ルーカスと離婚している[1]。1929年12月7日、満39歳で、4歳年長の映画監督マイケル・カーティスと3度目の結婚をする[1][5]。1930年に授与式が行われた第2回アカデミー賞脚本賞に、『恋多き女』、『不死鳥』の2作がノミネートされる[1]。
第二次世界大戦後の1947年、『意外なる人物』の脚色を手がけ、夫カーティスの監督作に初めてクレジットされるが、これがメレディスの事実上の遺作となった[1]。
1962年4月10日、夫カーティスと死別する[1]。その7年後の1969年7月13日、カリフォルニア州ロサンゼルス市ウッドランド・ヒルズで死去した[1]。満79歳没。カーティスの墓所は、同州グレンデールにあるフォレスト・ローン・メモリアル・パークであることが知られているが[6]、メレディスの墓所は不明である[7]。
おもなフィルモグラフィ
The Modern Prodigal : 監督D・W・グリフィス、脚色デル・ヘンダーソン、1910年 - 原作(小説 The Southerner)
A Sailor's Heart : 監督・主演ウィルフレッド・ルーカス、1912年 - 出演・役 On Porch
Gold Is Not All : 監督・主演ウィルフレッド・ルーカス、1913年 - 出演・役 The Slavey
Bred in the Bone : 監督・共演ウィルフレッド・ルーカス、1913年 - 主演
The Mystery of Yellow Aster Mine : 監督フランク・ボーゼイジ、1913年 - 脚本
The Gratitude of Wanda : 監督・主演ウォーレス・リード、1913年 - 脚本