この項目では、ベルギーの都市について説明しています。その他の用法については「ヘント (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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市旗市章
愛称 : 花の都市
位置
オースト=フランデレン州におけるヘントの位置
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯51度3分 東経3度44分 / 北緯51.050度 東経3.733度 / 51.050; 3.733
ヘント(蘭: Gent [??nt] ( 音声ファイル)、仏: Gand [???]、英: Ghent [??nt] 古くはGaunt [???nt]) は、ベルギー・フランデレン地域のオースト=フランデレン州にある都市で、同州の州都(ベルギーの言語事情についてはベルギー#言語を参照)。
南東に位置するブリュッセル、北東に位置するアントウェルペンに次ぐベルギー第3の都市。南西に位置するフランスのリールにも近い。花の都市という異名を持つ。日本では、英語(Ghent)あるいはドイツ語(Gent)由来のゲント、フランス語(Gand)由来のガンの名で呼ばれることも多い。 市名は「(川などが)一つに集まる、合流する」というケルト語に由来する。ゲルマン民族の大移動後の7世紀には、2つの修道院があったことが知られる。9世紀には、『カール大帝伝』の著者として知られるアインハルトが、この街の修道院長に任命されている。 9世紀から18世紀にかけてフランドル伯が支配し、その居城が現存する。 中世後期において織布業の中心として繁栄。ドイツ中世を代表する叙事詩人ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ の『パルチヴァール』と『ヴィレハルム』の両作品に、ヘントの豪華な花嫁用の織物(brutlachen;Heinzle訳でBrauttuch)のことが言及されている[1]。 14世紀に人口は6万人に達し、アルプス以北の西ヨーロッパではパリ(20万人)に次ぐ大都市であった[2]。
歴史