ヘルマンリクガメ
ニシヘルマンリクガメ
Testudo hermanni hermanni
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約付属書II類
分類
Testudo hermanni Gmelin, 1789Testudo hermanni robertmertensi
Wermuth, 1952
和名
ヘルマンリクガメ
英名
Herman's tortoise
ヘルマンリクガメ(学名:Eurotestudo hermanni)は、リクガメ科ヘルマンリクガメ属に分類されるカメ。本種のみでヘルマンリクガメ属を構成する。 アルバニア、イタリア(北西部を除く)、ギリシャ西部、クロアチア、スロベニア東部、セルビア、トルコ西部、ブルガリア、マケドニア共和国、ルーマニア クロアチア南部、ボスニア・ヘルツェゴビナ南部、モンテネグロ イタリア(北西部およびサルデーニャ島、シチリア島<イタリア全土の個体群を基亜種とする説もあり>)、スペイン東部(バレアレス諸島含む)、フランス南部 最大甲長35cm。背甲はドーム状に盛りあがる。 オスの尾の先端には鉤状の鱗がある。 最大亜種(大型なのは一部個体群のみとされる)。背甲はやや幅広い。背甲の色彩は褐色がかり、背甲に入る暗色斑との差異が一部で不明瞭。鼠蹊甲板がある。腹甲の暗色斑は甲板ごとに分かれ、繋がらないか一部でのみ繋がる。 最大甲長17.4cmと最小亜種。鼠蹊甲板がない。頭部に明色の斑紋が入る個体が多い。 最大甲長19cm。
目次
1 分布
2 形態
3 分類
4 生態
5 人間との関係
6 画像
7 関連項目
8 参考文献
9 外部リンク
分布
E. h. boettgeri ヒガシヘルマンリクガメ
E. h. hercegovinensis ダルマティアヘルマンリクガメ
E. h. hermanni ニシヘルマンリクガメ
形態
E. h. boettgeri ヒガシヘルマンリクガメ
E. h. hercegovinensis ダルマティアヘルマンリクガメ
E. h. hermanni ニシヘルマンリクガメ