ヘルマンリクガメ
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ヘルマンリクガメ
ニシヘルマンリクガメ
Testudo hermanni hermanni
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約付属書II類
分類

:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
:爬虫綱 Reptilia
:カメ目 Testudines
亜目:潜頸亜目 Cryptodira
上科:リクガメ上科 Testudinoidea
:リクガメ科 Testudinidae
亜科:リクガメ亜科 Testudininae
:ヘルマンリクガメ属 Eurotestudo
Lapparent de Broin, Bour, Parham & Parala, 2006
:ヘルマンリクガメ E. hermanni

学名
Eurotestudo hermanni
(Gmelin, 1789)
シノニム

Testudo hermanni Gmelin, 1789Testudo hermanni robertmertensi
Wermuth, 1952
和名
ヘルマンリクガメ
英名
Herman's tortoise

ヘルマンリクガメ(学名:Eurotestudo hermanni)は、リクガメ科ヘルマンリクガメ属に分類されるカメ。本種のみでヘルマンリクガメ属を構成する。
目次

1 分布

2 形態

3 分類

4 生態

5 人間との関係

6 画像

7 関連項目

8 参考文献

9 外部リンク

分布

E. h. boettgeri ヒガシヘルマンリクガメ

アルバニアイタリア(北西部を除く)、ギリシャ西部、クロアチアスロベニア東部、セルビアトルコ西部、ブルガリアマケドニア共和国ルーマニア

E. h. hercegovinensis ダルマティアヘルマンリクガメ

クロアチア南部、ボスニア・ヘルツェゴビナ南部、モンテネグロ

E. h. hermanni ニシヘルマンリクガメ

模式標本の産地(模式産地)はフランス

イタリア(北西部およびサルデーニャ島、シチリア島<イタリア全土の個体群を基亜種とする説もあり>)、スペイン東部(バレアレス諸島含む)、フランス南部
形態

最大甲長35cm。背甲はドーム状に盛りあがる。

オスの尾の先端には鉤状の鱗がある。

E. h. boettgeri ヒガシヘルマンリクガメ

最大亜種(大型なのは一部個体群のみとされる)。背甲はやや幅広い。背甲の色彩は褐色がかり、背甲に入る暗色斑との差異が一部で不明瞭。鼠蹊甲板がある。腹甲の暗色斑は甲板ごとに分かれ、繋がらないか一部でのみ繋がる。

E. h. hercegovinensis ダルマティアヘルマンリクガメ

最大甲長17.4cmと最小亜種。鼠蹊甲板がない。頭部に明色の斑紋が入る個体が多い。

E. h. hermanni ニシヘルマンリクガメ

最大甲長19cm。


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