この項目では、映画作品について説明しています。キャスリン・ストケットによる原作小説については「ヘルプ 心がつなぐストーリー」をご覧ください。
ヘルプ
?心がつなぐストーリー?
The Help
映画のロゴ
監督テイト・テイラー
脚本テイト・テイラー
原作キャスリン・ストケット
『ヘルプ ?心がつなぐストーリー?』(原題: The Help)は、キャスリン・ストケットの小説『ヘルプ 心がつなぐストーリー』を原作とした2011年のドラマ映画である。1960年代の公民権運動を背景とし、ミシシッピ州ジャクソンに住む若い白人女性のスキーターと2人の黒人のメイドの関係を描く。出演はエマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサー、ブライス・ダラス・ハワード、ジェシカ・チャステイン、シシー・スペイセク、マイク・ヴォーゲル、アリソン・ジャネイ、監督・脚本はテイト・テイラーである。評論家に高評価され、商業的にも製作費2500万ドルに対し、興行収入は1億7500万ドルを超える成功作となった。 1960年代前半。大学を卒業したユージニア(愛称スキーター)はライターを志し、故郷のミシシッピ州ジャクソンに戻った。故郷の友人たちは皆、結婚、出産をしており、家事や育児を黒人メイドたちに任せきった気楽な生活を送っている。友人の一人ヒリーは、病気がうつると信じ込んでメイドのトイレを屋外に作るべきだと主張する。スキーターは友人たちの黒人メイドに対する態度に嫌悪感を覚える。また、自らも黒人メイド、コンスタンティンに育てられたスキーターは、大好きなコンスタンティンが退職し何も告げずにシカゴへ去っていることに疑念を抱くが、母は取り合わない。 スキーターは、ローカル新聞の家庭欄で家事の相談に代役で回答することになり、友人エリザベスのメイド、エイビリーンに手伝ってもらうことにする。エイビリーンは優秀だった一人息子を不幸な事故で亡くして以来、子守り相手の子供以外には心を開かない。一人のライターとして黒人メイドたちの真実を著す責任を感じたスキーターは、エイビリーンを熱心に説得、密かに取材を始めるが、その他のメイドたちは報復を恐れて固く口を閉ざしてしまう。 そんな折、ヒリーのメイド、ミニーは、ヒリーの家のトイレを使ったことで解雇される。怒ったミニーがスキーターの取材に参加することになった。また、ヒリーが雇った新しいメイド、ユール・メイが拾った指輪を質に入れて逮捕されたことに憤慨したメイドたちもまた、自らの経験を語り始めた。 ※括弧内は日本語吹替
あらすじ
キャスト
ユージニア・"スキーター"・フェラン - エマ・ストーン(冠野智美)
エイビリーン・クラーク - ヴィオラ・デイヴィス(喜田あゆ美)
ミニー・ジャクソン - オクタヴィア・スペンサー(松熊つる松)
ヒリー・ホルブルック - ブライス・ダラス・ハワード(甲斐田裕子)
シーリア・フット - ジェシカ・チャステイン(井上喜久子)
シャーロット・フェラン - アリソン・ジャネイ(小宮和枝)
ウォルターズ夫人 - シシー・スペイセク(弥永和子)
コンスタンティン・ジェファーソン - シシリー・タイソン(藤夏子)
エレーン・スタイン - メアリー・スティーンバージェン(高島雅羅)
エリザベス・リーフォルト - アーナ・オライリー(木下紗華)
ジョレン・フレンチ - アンナ・キャンプ
スチュワート・ウィットワース - クリス・ローウェル(佐藤せつじ/機内版:尾崎英二郎)
ジョニー・フット - マイク・ヴォーゲル(加瀬康之)
ブラックリー編集長 - レスリー・ジョーダン(後藤哲夫)
説教師グリーン - デヴィッド・オイェロウォ
ヒギンボサム会長 - ダナ・アイヴィ
製作、マーク・ラドクリフが彼らの製作会社の1492ピクチャーズで『ヘルプ 心がつなぐストーリー』を映画化すると報じた。