この項目では、花王が発売している飲料ブランドについて説明しています。
ユニ・チャームがかつて発売していた薬用入浴剤については「ユニ・チャーム」をご覧ください。
シャープのブランド「ヘルシオ」あるいは病名である「ヘルニア」とは異なります。
ヘルシア販売会社花王
種類清涼飲料水、粉末飲料
販売開始年2003年(粉末飲料は2018年)
日本での製造あり
完成国 日本
外部リンクhttps://www.kao.co.jp/healthya/
ヘルシア(healthya)は、花王が発売している飲料ブランドである。2024年2月1日に事業をキリンホールディングス傘下のキリンビバレッジに売却すると発表した。同年8月1日に譲渡を完了する予定[1]。 生活習慣病の増加などで体脂肪を気にする消費者が増加していることから開発された。コーヒー・紅茶・ノンアルコールビールテイスト飲料以外の製品はそれぞれの飲料部門で初となる「特定保健用食品」の指定を受けた飲料である。また、「特定保健用食品」に指定された飲料では唯一「エネルギーとして脂肪を消費しやすくする」の許可表示を受けた飲料でもある。2010年秋から「ヘルシア緑茶」が日本人間ドック健診協会の推薦を受けたのを皮切りに他の製品にも拡大され、現在は発売されている全製品で推薦を受けている。2015年4月のパッケージリニューアルでこれまで側面や裏面に表示されていた「日本人間ドック健診協会推薦」マークがパッケージ正面下に表記されるようになった。 2016年7月に「ヘルシア緑茶a」へのリニューアル時に、特定保健用食品で初めてとなる「脂肪を代謝する力を高め、体脂肪を減らすのを助ける」の許可表示を新たに取得し、同年10月のリニューアルで「ヘルシアあったか緑茶a」・「ヘルシア緑茶すっきりa」・「ヘルシア五穀めぐり茶a」・「ヘルシアスパークリング(全フレーバー)」・「ヘルシア紅茶a」に、2018年3月のリニューアルで「ヘルシアウォーターa」も新たな許可表示に変更。2017年4月発売の「ヘルシア緑茶うまみ贅沢仕立て」も新許可表示となっている。2019年4月に「ヘルシア緑茶α」へのリニューアル時に、「内臓脂肪を減らすのを助ける」の許可表示が新たに取得された。 発売当初は緑茶のみだったが、その後、スポーツドリンクや炭酸飲料とラインナップを広げている。かつては烏龍茶、ブレンド茶、紅茶、コーヒー、ノンアルコールビールテイスト飲料も発売されていた。 2018年11月に、機能性表示食品のスティック粉末タイプが発売された。ラインナップは「ヘルシア緑茶α」などに含まれる茶カテキンを機能性関与成分とした配合した緑茶風味、「ヘルシアコーヒー」に含まれるコーヒー由来クロロゲン酸類を機能性関与成分としたコーヒー風味と黒豆茶風味、松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1)を機能性関与成分とした東方美人茶風味の4種類がある。
概要
沿革
2003年
5月 - 高濃度茶カテキンを豊富に含む「ヘルシア緑茶」を発売。当初は350mlペットボトルのみの設定で、関東・甲信越地区のコンビニエンスストア限定販売だった。
12月 - 「ヘルシア緑茶」の販売エリアを東海・北陸・近畿地方に拡大。
2004年
2月 - 「ヘルシア緑茶」の販売エリアを北海道・東北・中国・四国・九州・沖縄地方に拡大したことで全国発売となる(当初は同年1月にエリアを拡大する予定だったが、先行販売エリアで予測を上回る売り上げを記録したことで安定して商品を供給できる体制を整える必要が出てきたため、2週間延期となっていた)。
6月 - 「ヘルシア緑茶」の新サイズとして、340g缶×6缶パックと1Lペットボトルを新設定し、関東・甲信越地区で発売。また、販売チャネルはこれまでのコンビニエンスストアではなく、スーパー・ホームセンター・ドラッグストアでの販売となる。
10月 - 「ヘルシア緑茶」の340g×6缶パック、1Lペットボトルの販売エリアを全国に拡大。遅れて、ホット専用の「ヘルシアあたたかい緑茶」をコンビニエンスストア限定で全国発売。
2005年3月 - 「ヘルシア烏龍茶」を発売。「ヘルシア緑茶」同様、350mlペットはコンビニエンスストア、340g缶×6缶パック・1Lペットボトルはスーパー・ホームセンター・ドラッグストアでそれぞれ販売される(2006年3月で販売終了)。
2006年5月 - 高濃度茶カテキンを含有するスポーツドリンク「ヘルシアウォーター」を発売。
2007年
6月 - 「ヘルシアウォーター」に「マスカット味」を追加発売。これにあわせ、従来品は「グレープフルーツ味」に。
10月 - 「ヘルシア緑茶まろやか」を発売。
2008年
4月 - 「ヘルシア緑茶まろやか」に1Lを追加発売。「ヘルシア緑茶」の1Lサイズも背丈を低くしたミディタイプにリニューアル。また、「ヘルシアウォーター マスカット味」以外の製品のパッケージをマイナーチェンジ(「ヘルシアウォーター グレープフルーツ味」は味わいを改良)。
5月 - 「ヘルシアウォーター」に期間限定フレーバー「アセロラ味」を追加発売。
2009年
5月 - 高濃度茶カテキンを含有する炭酸飲料「ヘルシアスパークリング」を発売。
6月 - 「ヘルシアウォーター」に期間限定フレーバー「ウメ味」を追加発売。
10月 - 冬季限定製品「ヘルシアあったか緑茶」をコンビニエンスストア(以下CVS)限定で販売開始。2009年から花王の製品情報サイトにも掲載されるようになる。
2010年
4月 - 「ヘルシアウォーター グレープフルーツ味」に1Lを追加発売。同時に同製品の500mlもパッケージデザインを変更したほか、緑茶・緑茶まろやかもパッケージデザインを変更し、スパークリングはラベルのサイズを縮小。
5月 - 「ヘルシアウォーター」の期間限定フレーバー「ウメ味」を再発売。
2011年
4月 - 「ヘルシアウォーター」・「ヘルシアスパークリング」の風味を改良。
7月 - 「ヘルシアスパークリング」に数量限定フレーバー「クリアグレープ」を発売。
9月 - 苦みを抑えて飲みやすくした「ヘルシア緑茶 すっきり」を発売。
10月 - 「ヘルシアウォーター」に期間限定フレーバー「ゆず&ジンジャー」を追加発売。
2012年
4月 - 五穀(発芽玄米・大麦・とうもろこし・はと麦・大豆)を配合したブレンド茶「ヘルシア五穀めぐみ茶」を発売。
5月 - 「ヘルシアスパークリング」に春夏限定の「ブラッドオレンジフレーバー」を追加発売。
9月 - 「ヘルシアスパークリング」に「クリアグレープ」を追加発売。
10月 - 「ヘルシアウォーター」に期間限定フレーバー「ジンジャー&レモン」を発売。遅れてホット専用「ヘルシアあったか緑茶」の販売を再開。
2013年
4月 - 高濃度のコーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)を含むシリーズ初の缶コーヒー「ヘルシアコーヒー」2種(無糖ブラック、微糖ミルク)を発売。
6月 - 「ヘルシアスパークリング レモン」を改良。レモンの香りや味わいをアップした。
9月 - 「ヘルシアスパークリング クリアグレープ」をパッケージリニューアル。
10月 - 「ヘルシアウォーター グレープフルーツ味」をパッケージリニューアル。
2014年
3月 - 「ヘルシアコーヒー」を改良。味わいをブラッシュアップし、「無糖ブラック」は芳醇で深みのある豆を新たにブレンド、「微糖ミルク」は豆のブレンドを変更し、牛乳量をアップした。併せて、飲み口が大きくなった。
4月 - 「ヘルシアスパークリング」に春夏限定の「白ぶどう」を発売。
5月 - 「ヘルシアウォーター」に数量限定の「ウメ味」を発売。
8月 - 「ヘルシアスパークリング クリアグレープ」をパッケージリニューアル。
10月 - CVS限定のホット用「ヘルシアあったか緑茶」の販売を再開。
11月 - 「ヘルシアスパークリング ブラッドオレンジフレーバー」をリニューアルの上、再発売。
2015年
4月 - 「ヘルシアスパークリング レモン」をパッケージリニューアルし、同時に「ヘルシアスパークリング」の季節限定フレーバー「バレンシアオレンジフレーバー」を発売。スパークリング以外の既存の「ヘルシア」シリーズ全製品も遅れてパッケージリニューアル。
5月 - 「ヘルシアウォーター」の期間限定フレーバー「マスカット味」をリニューアルの上、約7年ぶりに再発売。
7月 -
「ヘルシアスパークリング」に「ピーチフレーバー」を追加し、イオングループ(イオン、ダイエーマックスバリュ)限定で発売[2]。
シリーズ初の紅茶飲料(ストレートティー)「ヘルシア紅茶」をセブン&アイグループ(セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークベニマル、シェルガーデン、そごう・西武)で先行発売[3]。