ヘブンアーティストは、東京都が実施している大道芸人公認制度、およびそのライセンス保持者。「TOKYOアートタウン計画」の一環。
概要ヘブンアーティスト「パフォーマンス部門」登録者、あんざいのりえ氏(=アコるデノンノン)によるローラーバランス芸。JR中野駅北口にて撮影
2002年に当時の東京都知事石原慎太郎により創設され、東京都生活文化局が実施している。
審査会(オーディション)で合格した大道芸人に対してライセンスが発行され、指定場所での大道芸を許可される。これは主にフランスの制度にならったもので、質の高い大道芸人を選抜することで、都民に娯楽を提供し、また優れた大道芸人を育成する事を目的とした。審査会は年1回実施し、応募資格は住所、年齢、国籍(外国人は在留資格を有する者)、ジャンルを問わない[1]。
主な活動場所は、上野恩賜公園、代々木公園、東京国際フォーラム、東京ドーム、井の頭恩賜公園、お台場海浜公園、パルテノン多摩など。また2011年の東日本大震災発生以降、被災地にヘブンアーティストを派遣し公演を行っている[2]。 パフォーマンス部門・音楽部門とに分類される。以下は、Wikipediaに記事のあるパフォーマーのみ記載。 ギリヤーク尼ヶ崎は「大道芸人の立場を向上させた」としてヘブンアーティストの制度に一定の評価を下しつつも、「芸を審査する」というシステムに反発している。
主な登録パフォーマー
パフォーマンス部門
アッキー - マジック
アニメーションパフォーマー ミスターバード - アニメーションダンス、コンタクトジャグリング
エスムラルダ - マジック、演劇、歌舞伎パロディー 他
荒木巴 - お笑いパフォーマンス、マジック、漫談
おじゃるず - ストレンジパフォーマンス
加納真実 - パントマイム・パフォーマンス
川原彰 ∞ 奥田優子 - ジャグリング
桔梗ブラザーズ - ジャグリング
栗原舞 - 一輪車となわとび
けん玉師・伊藤佑介 - けん玉
好田タクト - 世界指揮者人名辞典
こばやしけん太 - 音まねショー
佐々木遊太 - 街頭紙芝居
サンキュー手塚 - コメディーパフォーマンス
3ガガヘッズ - コメディー
GEN(ジェン)-アクロバットコメディ
GちょこMarble - コミカルアクロバットパフォーマンス
J-TRAP. - ダブルダッチ
清水宏 - まきこみ型演劇スタンダップ
笑福亭鶴笑 - 笑福亭鶴笑一座「野外落語会」
Jimexlatino(ジメックス ラティーノ) - ソシアルラテン
蹴流波 -Sur De Wave- - フリースタイルフットボール
Street Entertainer RYU - ジャグリング、ラダー
TOMI - バランスジャグリング
パオパオ堂。 - 音楽パフォーマンス
ハッピィ吉沢 - コメディー・パントマイムマジックショー
PERFORMER CHIKI - アニメーション・コンタクトジャグリング
Hi2(ヒッツ) - マジック・パントマイム・ダンス
まろ - ジャグリング、コンテンポラリーダンス
Mr.アパッチ - BMX&Juggling
山本光洋 - コメディパントマイム
雪竹太郎 - 人間美術館
ヨーヨーマスターTAKA - ヨーヨー
柳亭風枝 - 和もの大道芸
柳亭風太 - バナナの叩き売り、七色唐がらし口上売り
柳亭舞 - 南京玉すだれ
ロボットのぞみ - メッセージパフォーマー
音楽部門
カンカンバルカン - 民族音楽楽団
小春 - アコーディオン
⇒GypsyPot - ワールドミュージック
ピアノニマス - 鍵盤ハーモニカと鍵盤笛を使用したソロパフォーマンス
HIBI★Chazz-K - ストリートサックスアンサンブル
プリコロハウス - サックスリズムトリオ
Monaural mini plug - タイ・ラオス発祥の音楽、モーラム・ルークトゥンの演奏
龍之介 - アコースティックギター弾き語り
評価
関連項目
大道芸
出典^ “審査会
^ “被災地支援事業
外部リンク
ヘブンアーティスト(東京都生活文化局)