ヘイリオン
Haleon plc
種類株式会社
市場情報LSE: HLN
ヘイリオン(英: Haleon plc)は、イギリス・サリー・Weybridgeに本拠を置く、コンシューマー医薬品メーカー。グラクソ・スミスクラインのコンシューマー・ヘルスケア事業のスピンオフにより、2022年7月に設立された[1]。ロンドン証券取引所、ニューヨーク証券取引所上場企業(LSE: HLN、NYSE: HLN)。 2018年12月、グラクソ・スミスクライン(GSK)はファイザーとの合弁事業に合意し、両社のコンシューマー向けブランド(ニコレット[注釈 1]、エキセドリン[注釈 2]、Centrum、Caltrateなど)が単一の事業体のもとに保有されることとなった。合弁事業の株式はGSKが約3分の2、ファイザーが約3分の1を保有することとなったが、3年を目途に株式上場させ、GSKは医療用の医薬品およびワクチンの製造に集中することになった[2]。新会社の設立および株式上場は2022年7月18日に完了[1]、会長にはテスコの前CEOのDave Lewis[3]、CEOはGSK出身のBrian McNamaraが着任した。 ヘイリオンの保有ブランドは、ポリデント、シュミテクト、バイオティーン、アクアフレッシュなどの、オーラルケアブランドが最大の割合を占めている[4]。 グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社
沿革
日本法人
GlaxoSmithKline Consumer Healthcare Japan K.K.
種類株式会社
市場情報非上場
略称GSK CHJ
本社所在地 日本
〒107-0052
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
業種製薬
法人番号3011001103259
事業内容一般用医薬品、トイレタリー製品の研究開発、輸入、製造、販売
代表者野上 麻理(代表取締役社長)
外部リンクhttps://www.haleon.jp/
テンプレートを表示
ヘイリオンの日本法人はグラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社(GlaxoSmithKline Consumer Healthcare Japan K.K.、以下GSK CHJ社)である。本社は分離前の親会社であったグラクソ・スミスクライン株式会社と同じである(2017年10月にGSKグループ日本法人の本社移転に合わせ、当社も本社が移転された[5])。
2015年3月に、グラクソ・スミスクライン株式会社のコンシューマーヘルスケア事業とノバルティスファーマのOTC事業を統合し、両社による合弁会社として設立した。設立当初は従来通り、グラクソ・スミスクライン株式会社とノバルティス ファーマ株式会社がそれぞれ販売を担当[6]。その後、2016年からはグラクソ・スミスクライン株式会社から継承した製品が順次、GSK CHJ社へ移行。また、ノバルティスファーマ株式会社が取り扱っていたOTC医薬品も5月30日をもって製造販売承認をGSK CHJ社が承継したことで、OTC医薬品のGSK CHJ社への承継・統合を完了した[7]。
また、2021年4月30日をもって鼻孔拡張テープの「ブリーズライト」の当社での販売を終了し、5月1日付で佐藤製薬へ継承された[8]。
2022年7月のヘイリオンの発足に伴って、GSK CHJ社はヘイリオンの日本法人へ移行された。当面の間は社名変更は行われず、製品における「GSK」ロゴも維持され[9]、一部を除く製品のパッケージの裏面などに記載されている「c(西暦)[注釈 3] GSKグループ」の表記もそのままである。
なお、あまり社名を前面に出さず、商品名だけで宣伝し、提供クレジットやCMでテロップを出す程度である。 日本国内においてはGSK CHJ社が扱うブランドがそのまま維持され、オーラルケアブランドでは引き続きアース製薬が発売元となっている。保有ブランドは以下のとおりである。 コンタックのCMに登場するキャラクター名は、「Mr.コンタック」。薬のカプセルの姿をしており、1996年からCMに登場し、ビリヤードやスキー、オルガンなどユーモアあふれる独特のキャラクターとして人気が高く、「赤と白のつぶつぶ?入ってるからやないの」のフレーズが有名である。
ブランド
シュミテクト(海外名:Sensodyne
カムテクト(海外名:Parodontax)
アクアフレッシュ(Aquafresh)
ポリデント(Porident)
ポリグリップ
バイオティーン
コンタック
フルナーゼ
ボルタレン
ニコチネル
ラミシール
HP
アクチビア
キャラクター