プロ野球中継_骨太!ライオンズイズム
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『プロ野球完全中継 ○○!ライオンズ』(プロやきゅうかんぜんちゅうけい○○ライオンズ)は、2012年から2015年まで、テレビ朝日が運営するCS放送専門チャンネルテレ朝チャンネル2(2012年度のみ朝日ニュースター)で放送されたプロ野球中継のタイトルである。番組タイトルは年度ごとに異なっていた。
概要

タイトル通り、埼玉西武ライオンズの主管による公式戦の全試合を中継していた番組である。

それまで、西武の主管による試合はCSではJ SPORTSが中継してきたが、2012年より同球団の衛星放送における放映権をテレビ朝日が獲得し、西武主管公式戦の全試合(72試合+クライマックスシリーズ)および一部オープン戦の中継を系列の朝日ニュースターで行うこととなった[1]

なお、朝日ニュースターは前身の「衛星チャンネル」時代の1990年代の極一時期、スカイポート(CSアナログ)での配信・放送を行った頃に西武とヤクルトスワローズの主催試合の一部を『サテライトナイター』として放送していた他[2]、2011年まで衛星放送における放映権を持っていたJ SPORTSの中継『J SPORTS STADIUM』の西武ホームゲームの制作をテレビ朝日が担当したり、BS朝日で球団制作映像を使った中継『プロ野球熱闘ライオンズ』を行うなど、西武と協力関係にあった。

テレビ朝日では地上波・BS朝日において『スーパーベースボール』を放送しているが、この番組では『J SPORTS STADIUM』の内容・出演者をそのまま起用していた。

この番組は球団とテレビ朝日の共同制作[3]という形をとり、テレテック(かつてはテレビ朝日の持分法適用関連会社だった)が制作協力として参加。そのためこの番組が球団の公式映像となり、パ・リーグTVプロ野球24、にも同内容が配信された。一部試合はTwellVの『TwellV プロ野球中継』でもサイマル放送。テレ玉の西武戦中継『TVSライオンズアワー[4]やスポーツニュースにも映像が配信された。またBS朝日の『スーパーベースボール』の西武戦中継のうち一部は本番組の映像・出演者[4]で制作。なお、番組タイトルの後ろ部分(題名遍歴参照)は各年度の埼玉西武ライオンズのチームスローガンとなっていた。

なお、朝日ニュースターのスカパー!プレミアムサービス(旧:スカパー!HD)でのハイビジョン放送開始が2012年9月29日であったことから(それまではレターボックス16:9による額縁放送)、2012年9月いっぱいまではスカパー!HDの加入者向けに、スカチャンHDでのハイビジョン同時生中継も行った。「プロ野球セットHD」、「スカパー!よくばりパックHD」、「スカパー!光パックHD」を含む朝日ニュースターが視聴可能な契約で視聴可能だった。

なお、スカパー!(旧:スカパー!e2)でのハイビジョン放送を開始した2012年7月1日以降、字幕放送を開始した(それ以前の試合の再放送でも字幕放送は行われる)。

シーズン中でも生中継のほか、いわゆる「キャッチアップ放送」的に、視聴者からの反響が多かった試合を随時再放送(アンコール)していた。

なお、西武主催試合とテレビ朝日、BS朝日、広島ホームテレビ制作の「広島巨人」戦が重なる場合、西武戦を優先し広島対巨人戦はテレ朝チャンネル1で放送していた。また、テレ朝チャンネル2の他のスポーツ生中継と重なる場合も西武戦(および広島対巨人戦)を優先し、他のスポーツ中継をテレ朝チャンネル1に振り替えていた(実際に2013年の8月に広島対巨人戦と新日本プロレスG1 CLIMAX生中継が重なり、G1 CLIMAX中継がテレ朝チャンネル1に振り替えになっていた。また2014年7月3日も、「広島対巨人」(マツダスタジアム)と「西武対日本ハム」(埼玉県営大宮公園野球場)が重複したため、前者をテレ朝ch1で生放送するとしていたが、雨天中止となった[5])。

2016年から、西武主管試合はフジテレビTWOドラマ・アニメにて「LIONS BASEBALL L!VE」として放送されることになり[6]、テレ朝チャンネルでの放送は2015年で終了となったが、2016年以降も「広島対巨人」(マツダスタジアム)や「阪神対巨人」(阪神甲子園球場Tigers-ai制作)、地上波テレビ朝日系列で放送されるオールスターゲームホームランダービーや、日本シリーズも中継している[7]


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