プロレスの星アステカイザー
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プロレスの星 アステカイザー
ジャンルテレビドラマ
原作
永井豪
石川賢
企画円谷皐(円谷プロダクション)、衛藤公彦(萬年社)、ダイナミック企画
出演者島村美輝
オープニング「カモン! アステカイザー」(子門真人、コロムビアゆりかご会)
エンディング「ファイト! アステカイザー」(子門真人、コロムビアゆりかご会)
製作
プロデューサー吉津正(NET)、高橋亦一(円谷プロダクション)
制作NET

放送
放送国・地域 日本
放送期間1976年10月7日 - 1977年3月31日
放送時間木曜18:00 - 18:30
放送分30分
回数26
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『プロレスの星 アステカイザー』(プロレスのほし アステカイザー)は、1976年10月7日から1977年3月31日までNET(現:テレビ朝日)系で毎週木曜日18:00 - 18:30に全26話が放送された、永井豪石川賢原作、円谷プロダクション製作による特撮テレビ番組である。#漫画版は『アステカイザー』のタイトルで連載(石川賢が執筆)。
テレビ版
特徴

円谷プロには珍しい、原作者として漫画家(永井豪・石川賢)が参加し[1][2]萬年社と本作品が初の特撮作品となるダイナミック企画との共同で企画・制作が行われた作品[3][2]。企画は複数社に持ち込まれており、東映テレビ事業部による企画書も存在する[3]。初期の企画では「SF超ダイナミック・スポーツシリーズ」と銘打たれており、プロレスだけでなくカーレースやラグビーなども扱う予定であった[4][5][4]

実写作品だが、戦闘シーンのクライマックスはセルアニメになるという特異な構成を持つ(企画書では「ドラマメーション」なる造語とともにセールスポイントの一つとなっていた[6][7][4] )。アニメーションにより実写では不可能なアクションを描いており[5][1]、同時期の作品『恐竜探険隊ボーンフリー』と共に特撮に替わり子供番組の中心となっていったアニメーションへの挑戦であったともされる[8]。アニメーションパートの制作は土田プロダクションによる[3]

敵であるサイボーグ格闘士との闘いにおいて、「カイザー・イン!」の掛け声[注釈 1]とともにセルアニメとなり、必殺技で相手を倒した後もしくは倒す直前、実写に戻る。

ストーリーは基本的に1話完結だが、ほとんどのサイボーグ格闘士は2話連続で登場する(1話目で一旦敗れ、2話目で強化改造されて再登場)。

NETが放送している『ワールドプロレスリング』の中継団体である新日本プロレスが全面協力している[5]
第1話には、アントニオ猪木ミスター高橋(レフェリー)、倍賞鉄夫(リングアナウンサー)の3名が本人役で出演したほか、ジョージ高野が「鮮血のヘル」、佐山聡が「マッドコンドル」という覆面レスラーを演じている。また、猪木のスパーリングパートナーとして木戸修が出演している[9]。佐山や荒川真は、これ以降も役名を変えて度々出演。

第13話では、藤原喜明のほか、レフェリーとして山本小鉄が出演(ノンクレジット)。

第15話では、高野がゲスト主役を演じており、冒頭では佐山とのスパーリングシーンもある。

第19話で、小林邦昭と大城大五郎が対戦するイメージシーンがある(ノンクレジット)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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