プロミス・シンデレラ
[Wikipedia|▼Menu]

プロミス・シンデレラ
ジャンル
ラブコメディ
漫画
作者橘オレコ
出版社小学館
掲載誌裏サンデー
マンガワン
レーベル裏少年サンデーコミックス
発表期間マンガワン:
2018年1月1日 - 2022年3月14日
巻数全16巻
話数全110話
漫画:#バツイチアラサー女子と男子高校生
作者橘オレコ
出版社ピクシブ
掲載誌pixivコミック
レーベル裏少年サンデーコミックス
発表期間2018年6月11日 -
巻数全1巻
話数全5話+特別編
ドラマ
原作橘オレコ
脚本古家和尚
演出村上正典都築淳一、北坊信一
音楽やまだ豊
製作共同テレビジョンTBSテレビ
放送局TBS系
放送期間2021年7月13日 - 9月14日
話数全10話
ドラマ:シンデレラ・コンプレックス
脚本山本奈奈
演出淵上正人
製作共同テレビジョン、TBSテレビ
配信サイトParavi
配信期間2021年7月13日 - 9月14日
話数全7話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマ
ポータル漫画テレビドラマ

『プロミス・シンデレラ』(英語: PROMISE CINDERELLA)は、橘オレコによる日本漫画作品、およびそれを原作とするテレビドラマウェブコミック配信サイト裏サンデー』(小学館)にて、2018年1月8日から2022年3月21日まで連載。『マンガワン』(同)では1週早く先行配信された。

スピンオフとなる『#バツイチアラサー女子と男子高校生』が『pixivコミック』(ピクシブ)にて2018年6月11日より連載され、本編第1話から半年後の2人を描いた話となっている[1]

2018年7月には『マンガワン』で開催されたマンガ家を目指す人のための新人賞「投稿トーナメント」の特設サイトにて、本作の早梅と壱成が企画の概要を紹介するコーナーに登場した[2]。「次にくるマンガ大賞2018」ではWebマンガ部門で12位を受賞した[3]。2022年4月時点で電子版を含めた累計発行部数は400万部を突破している[4]

連載開始当初は?ご主人様は男子高生?というサブタイトルが付加されていたが、程なくしてカットされている。

2021年7月から二階堂ふみの主演によりTBSでテレビドラマ化[5]
あらすじ

結婚一年足らずの専業主婦・今井早梅(旧姓:桂木)は、夫の正弘から離婚を切り出されたショックで家出するが、夜の街でスリに遭い無一文となり公園での野宿生活を余儀なくされる。それから数日後、早梅の前に性悪な高校生・片岡壱成が現れるが、二人の間には因縁があった。正弘から離婚を切り出された日の昼下がり、早梅は街中で同級生いじめをしていた高校生に遭遇し、いじめを注意した際に食ってかかってきた相手の一人が壱成だったのだ。一転してホームレスとなった早梅を冷やかす壱成であったが、早梅を見かねて寝床を提供するため自宅へ連れて行くことに。しかし、その見返りに壱成は早梅に「リアル人生ゲーム」を持ち掛ける。渋る早梅は壱成に抵抗するも、運悪く食べかけのカレーライスを投げ飛ばし、居間に飾っていた高額の掛け軸を汚損してしまう。掛け軸の賠償金300万円を背負い、逃げ場をなくした早梅は、借金返済のため壱成のゲームに付き合う道を選ぶ。
登場人物

声の項はボイスコミックの声優
主要人物
桂木早梅(かつらぎ はやめ)
[注 1]〈27〉
声 - 伊藤静[6]本作の主人公。夫・正弘の不倫が発覚し家出。その道中でスリにあい無一文の野宿生活に陥り、性悪な高校生・壱成に拾われ片岡家に居候、悦子の図らいで老舗高級旅館「湯宿片岡」の仲居として働くことに。貧困な家庭の出身で12歳の時に母を亡くし、父と二人暮らしになるが、父が酒浸りで不労だったため自らバイトをして家計を助けていた。しかし学費の支払いが困難となり高校を中退、救いようのない父に耐えきれずひっそりと家を出た過去を持つ。曲がったことが嫌いで真っ直ぐな性格だが、生育環境の影響から他人に頼るのが苦手。「目に見えないものは信じない」主義。
片岡壱成(かたおか いっせい)〈17〉
声 - 斉藤壮馬[6]「湯宿片岡」を経営する片岡家の次男で高校生。祖母・悦子の持ち家で執事の吉寅と暮らしている。普段から仲間と気の弱い同級生を弄って遊んだり、金遣いが荒かったりと性悪な言動が目立つ。兄の成吾や家業に対するコンプレックスを根強く持っており、自身が金持ちの子息ゆえに金目当てで近寄られることを忌み嫌っている。ホームレス同然の早梅を見かねて実家に居候させ「リアル人生ゲーム」を実行させる。
片岡成吾(かたおか せいご)〈27〉
片岡家の長男で壱成の実兄。「湯宿片岡」の副社長(若旦那)。沈着冷静で、館内従業員はもとより顧客や取引先からの信頼も厚い。壱成の傍若無人な振る舞いをよく思っておらず、しばしば言動を咎める。実は高校生の頃に同じく学生だった早梅と出会っており、当時は互いに名前こそ知らなかったものの、デートの約束を取り付けるほど一時は親密になっていた。しかし、程なくして早梅が姿を見せなくなり、心配して自宅へ向かうと彼女の不遇な環境を目撃。早梅に実家を捨てて我が家へ来るよう勧めるが、結局拒まれそのまま別れる。それから10年の時を経て、奇しくも家業の仲居となった早梅と再会。
菊乃(きくの)/ 加賀美明(かがみ あきら)〈27〉
「湯宿片岡」に出入りする芸者。成吾と親しい関係。早梅と正弘の離婚に関わりがある。
片岡家
吉寅英二(よしとら えいじ)〈70〉
片岡家に仕える悦子の使用人で、料理番も務めている。早梅と壱成のサポート役。
片岡悦子(かたおか えつこ)
壱成と成吾の祖母で「湯宿片岡」の大女将。家業を成吾に任せ隠居生活を送る。豪放磊落な性格であるが、孫の成吾と壱成の不仲には心を痛めている。
湯宿片岡
黒瀬洸也(くろせ こうや)〈35〉
茶房のマスター。お調子者で女性に手が早いが、人たらしゆえにコミュニケーション力は高く、早梅や成吾の相談相手になることも多い。
千葉(ちば)、松野(まつの)
仲居。噂好きで、共に早梅の存在をよく思っていない。
坂村まひろ(さかむら まひろ)
若手仲居。人当たりがよく、仲居の中では最も早梅に好意的。玉の輿を夢見ている。
藤田明美(ふじた あけみ)
仲居頭。勤続30年以上のベテラン。女将不在の旅館を実質的に仕切っている。
早梅と壱成の関係者
野田(のだ)
壱成の同級生で遊び仲間。
下山和樹(しもやま かずき)
壱成や野田の同級生だが、気が弱いため壱成らによく使い走りにされている。
今井正弘(いまい まさひろ)
早梅の元夫。独身時代の早梅のバイト先・居酒屋「杉八」の常連客で彼女に猛アタックして結婚したはずが、一年後に早梅に不倫していることを見抜かれ、自ら離婚を申し出る。もともと体が弱く、喘息の持病がある。
その他
恵(めぐみ)〈22〉
早梅が最初の「リアル人生ゲーム」で壱成と共に訪れたセレブパーティー
[注 2]の主役。モデルをしており、父が会社社長、母が女優で実家が裕福。壱成と旧知の関係だが、実は成吾に近づくための踏み台として壱成に近寄っていた。壱成も彼女の腹黒さに気づき、いつか恥をかかせようと画策していたことから早梅を利用して挑発するが、やりすぎだと早梅から顔面にケーキを喰らうと、その様子を見て一転して壱成を見下した言動をとり本性を露にしたところ、自身も早梅から顔面にケーキを喰らい「うっさいブス」と一喝される。
西園寺(さいおんじ)
芸能事務所社長で「湯宿片岡」の常連客。かなり恰幅のいい中年女性。15年来の常連客で成吾や悦子とも旧知の関係。和装男子が好みで、利用の際は男性従業員のみを接客に当たらせ、一芸を見せるよう無茶な要求をするため、これに耐えかねて辞めた従業員も少なくない。中でも旅館の顔である成吾と会うことを楽しみにしており、肝心の成吾が不在で機嫌を損ねることを危惧した悦子の命で渋々壱成が対応するも、過去の忌まわしい記憶を蒸し返され壱成が逆上し彼女に食ってかかったことから結局機嫌を損ねる。しかし壱成に代わり対応した黒瀬の優しさに機嫌を直し、女性であることから接客を拒まれ揉めた早梅とも和解する。
用語解説

リアル人生ゲーム - 早梅の借金返済の手段として、壱成が提示した6つの題目のうち、サイコロ
[注 3]を振って出た目の題目に早梅が挑戦、ミッションをクリアすれば壱成から賞金をゲットできるというもの。壱成自身が悪ノリでやっているため、題目は相手に恥をかかせるなど、失礼極まりないものがほとんど。また賞金は出目の数字に応じて段階的に高く設定されていたり、全て一律などまちまち。

書誌情報

橘オレコ 『プロミス・シンデレラ』 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉、全16巻
2018年6月12日発売
[小 1]、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-09-128318-4

2018年9月12日発売[小 2]ISBN 978-4-09-128518-8

2019年2月12日発売[小 3]ISBN 978-4-09-128832-5

2019年5月17日発売[小 4]ISBN 978-4-09-129213-1

2019年9月19日発売[小 5]ISBN 978-4-09-129400-5

2020年2月12日発売[小 6]ISBN 978-4-09-129583-5

2020年5月19日発売[小 7]ISBN 978-4-09-850119-9

2020年8月19日発売[小 8]ISBN 978-4-09-850224-0

2020年11月12日発売[小 9]ISBN 978-4-09-850331-5

2021年1月19日発売[小 10]ISBN 978-4-09-850437-4

2021年5月12日発売[小 11]ISBN 978-4-09-850573-9

2021年7月12日発売[小 12]ISBN 978-4-09-850621-7

2021年8月11日発売[小 13]ISBN 978-4-09-850667-5

2021年12月10日発売[小 14]ISBN 978-4-09-850835-8

2022年4月12日発売[小 15]ISBN 978-4-09-851071-9

2022年8月19日発売[小 16]ISBN 978-4-09-851239-3


橘オレコ 『#バツイチアラサー女子と男子高校生』 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉
2019年2月12日発売[小 17]ISBN 978-4-09-128837-0


テレビドラマ

プロミス・シンデレラ
PROMISE CINDERELLA
ジャンル
連続ドラマ
原作橘オレコ
『プロミス・シンデレラ』
企画佐藤美紀(編成)
脚本古家和尚
演出村上正典
都築淳一
北坊信一
監修千石(芸者)
齊木由香(所作指導)
小川晴也(台本)
出演者二階堂ふみ
眞栄田郷敦
松井玲奈
井之脇海
松村沙友理
堺小春
高橋克実
友近
森カンナ
金子ノブアキ
三田佳子
岩田剛典
音楽やまだ豊
エンディングLiSA
HADASHi NO STEP
国・地域 日本
言語日本語
話数10
製作
プロデューサー橋本芙美
久松大地
製作共同テレビジョン
TBSテレビ

放送
放送チャンネルTBS系列


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:71 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef