プロダクション・アイジー
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.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}IGポート > プロダクション・アイジー

株式会社プロダクション・アイジー
Production I.G, Inc.
プロダクション・アイジー 本社スタジオ
種類株式会社
本社所在地 日本
180-0006
東京都武蔵野市中町2丁目1番9号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度42分21.5秒 東経139度33分42.2秒 / 北緯35.705972度 東経139.561722度 / 35.705972; 139.561722座標: 北緯35度42分21.5秒 東経139度33分42.2秒 / 北緯35.705972度 東経139.561722度 / 35.705972; 139.561722
設立

1987年12月15日
(有限会社アイジータツノコ)

2007年11月1日
(分割新設による)

業種情報・通信業
法人番号3012401017107
事業内容

劇場・テレビ・ビデオ等,アニメーション作品の企画製作

CG、ゲームソフトの企画製作

クリエーターマネジメント

著作等の取得、管理、販売等

代表者

代表取締役会長 石川光久

代表取締役社長 和田丈嗣

資本金1000万円[1]
売上高54億1369万7000円(2020年5月期)[1]
経常利益2億9675万4000円(2020年5月期)[1]
純利益1億8701万6000円(2020年5月期)[1]
純資産36億8683万3000円
(2020年5月31日現在)[1]
総資産77億0597万4000円
(2020年5月31日現在)[1]
従業員数219名(2022年8月時点)
決算期5月31日
主要株主IGポート 100%
外部リンク ⇒www.production-ig.co.jp
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株式会社プロダクション・アイジー(: Production I.G, Inc.)は、日本アニメ制作会社。株式会社IGポートの完全子会社。日本動画協会コンピュータエンターテインメント協会正会員。
概要

東京都武蔵野市に本社・スタジオ、さらに新潟県新潟市中央区に作画スタジオを構える。かつては東京都府中市に、3DCGスタジオ「IGFX」、実写撮影スタジオの「Studio iG(旧FIX STUDIO)」を構えていたが、2020年1月31日に営業を終了し[2]、跡地は同年7月17日に設立されたプロダクション・プラスエイチのスタジオとなった。

1987年に「有限会社アイジータツノコ」を東京都武蔵野市に設立。1993年に「有限会社プロダクション・アイジー」に商号変更[3]。設立からしばらくはOVA(オリジナルビデオアニメ)、アニメ映画ビデオゲーム用アニメなどを制作の中心にしてきたが押井守監督の劇場映画作品を制作し、ヒットさせた事で日本国内だけでなく海外での知名度も高まり企業としての規模も拡大した。1998年に増資して「株式会社プロダクション・アイジー」(旧)となる[3]。テレビシリーズは主に子会社のジーベックが制作し、プロダクション・アイジーはアニメ映画の制作を主としていたが、2001年よりテレビシリーズの元請制作にも進出。

2007年11月、持株会社体制への移行に伴い「株式会社IGポート」に商号を変更し、「株式会社プロダクション・アイジー」(新)を分割新設して主力事業を承継した[3]IGポート持株会社として、プロダクション・アイジー、マッグガーデンウィットスタジオシグナル・エムディを傘下とし、グループ企業全体の事業展開・経営管理・資産運用管理を行っている。

2010年4月26日、本社を東京都国分寺市から現在の東京都武蔵野市中町2丁目1番9号へ移転し、国分寺市を中心に分散していた事務所やスタジオを集約した[4]
設立の経緯

テレビアニメ『赤い光弾ジリオン』を制作した「竜の子制作分室」に揃ったスタッフを分散させるのを惜しんで、制作プロデューサーとして同分室を率いた石川光久が、同じフロアを間借りしていた後藤隆幸率いる「鐘夢」(チャイム)を合併。京都アニメーションの援助を受けて[5]、石川と後藤のイニシャルを冠した[6]「有限会社アイジータツノコ」を1987年12月15日に設立。出資者は、石川、後藤、八田英明(京都アニメーション代表取締役)、タツノコプロなどである。なお、設立当初は杉山卓及び八田陽子(京都アニメーション専務取締役)の実姉が、大手製薬会社で経理を担当した経験を活かして支援していた[7]

伊吹眞(西堀ひろみ)、内田哲夫らが設立の中心スタッフである。アニメーターはフリーで参加する形となり、次いでフリーで「銀河帝国」(後に解散。一時期子会社であったビィートレインの代表取締役である真下耕一も所属)で制作を行っていた三本隆二と坂部久明、スタジオ・ムーのアニメーター黄瀬和哉らが追って参加した。

設立当初はシンエイ動画のテレビシリーズを始め、キティ・フィルムの『銀河英雄伝説』やスタジオディーンのOVA『機動警察パトレイバー』の制作協力を行っていた。しかし、下請け続きの仕事では管理費が取れないと思った石川は、シンエイ動画の下請けを持続させた形で元請制作に乗り出した。

その後は『赤い光弾ジリオン 歌姫夜曲』を皮切りに数多くの劇場映画やOVAを制作した。設立当初はグロス請けや作画協力でテレビシリーズに関与していたが、2000年代以降は元請としてもテレビシリーズを積極的に手掛けている。

1991年には新潟県に作画スタジオを開設。現在の所長である小村方宏治が諸事情で帰郷せざるを得なくなり、社長の石川に退職を申し出たところ、「新潟でIGを続けないか」と声を掛けられ、同僚からの後押しもあって開設に至った[8][9]
社名の由来

"IG" という社名は、社長の石川と副社長の後藤のイニシャルから命名したものである。

I.Gタツノコ時代、タツノコの名前を入れたのは金融機関の理解を得るためと、分派したことによってタツノコプロと喧嘩したくなかったためだったとされる[10]。石川は「タツノコ」というネーミングにこだわりを感じており、今までお世話になったタツノコプロへの恩返しのつもりで入れたと語っている。タツノコの名前があったことは社会的な信用も得ることにも繋がった。

設立時にタツノコプロから資本金2割の出資を受けていたものの、当時苦境にあったタツノコプロは積極的にI.Gタツノコに仕事を回すだけの余裕がなかった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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