プレミアリーグ_(バレーボール)
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V・プレミアリーグ
今シーズン・大会:
バレーボール2017/18Vプレミアリーグ

前身全日本バレーボール選抜男女リーグ
競技バレーボール
創立1994年
会長嶋岡健治
参加チーム男子:8
女子:8
リーグレベル1
下位大会V・チャレンジリーグ
日本
連盟日本バレーボール協会
最終年2018年
最終優勝男子:パナソニックパンサーズ(6回目)
女子:久光製薬スプリングス(7回目)
最多優勝男子:サントリーサンバーズ(7回)
女子:久光製薬スプリングス(7回)
公式サイトhttps://www.vleague.or.jp/

日本バレーボールにおけるプレミアリーグは日本バレーボール協会及び日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)がかつて主催した日本の社会人バレーボール・Vリーグの1部リーグである。通称はV・プレミアリーグ。本リーグは2017/18シーズンをもって終了し、2018/19シーズンからはV.LEAGUEに移行(V・プレミアリーグに相当するのはV.LEAGUEV1リーグ)した[1]

2005-06までのVリーグ、及びVリーグの前身である全日本バレーボール選抜男女リーグについても本項で詳述する。
沿革
日本リーグ

プレミアリーグの前身である全日本バレーボール選抜男女リーグ(通称日本リーグ)は、「トップチームの強化」、「底辺の普及、開発」ならびに「観客の獲得」を目的に[2]1967年5月13日に男女各6チームでスタートした。(2年前の1965年度には、当時の四強チームである日紡貝塚・日立武蔵・倉レ・ヤシカによる四強シリーズが開催された。)

大会を全国各地で長期にわたり行うリーグ戦プロ野球1936年スタート)、日本サッカーリーグ(1965年スタート)に続くものであった。

第1回日本リーグ参加チームは下記の通り。男子は主に製鉄業、女子は主に紡績・繊維業などの企業が日本のバレーボールを支えていた。


男子


八幡製鐵

日本鋼管

松下電器

富士フイルム

専売広島

住友金属


女子


ニチボー貝塚

日立武蔵

東洋紡守口

全鐘紡

ヤシカ

林兼産業


1968年の第2回大会はリーグ戦を5月からはじまる前半と12月からはじまる後半に分けて行われた。1969年の第3回大会以降は原則として、毎年11月から開催されるようになった。
Vリーグ「プロリーグ構想 (バレーボール)」も参照

日本のバレーボールは女子のロサンゼルス五輪を最後にバレーボール三大大会のメダルから遠ざかり、バレーボールの人気も低下していった。1993年にサッカー・Jリーグが誕生し、空前のサッカーブームが起こると、バレーボールもまたプロ化を視野に入れた新リーグ構想が検討された。1994年6月6日に「21世紀に向けたバレー改革案」と題したプロ化構想が発表され、『日本選手のプロ化』、『外国人プロ選手の参加』、『チームを運営する組織づくり』が目標に掲げられた。

1994年12月17日にVリーグは開幕した。1998年までに完全プロ化を目指していたが、1996年9月27日にプロ化の凍結を決定、事実上の断念を宣言した。
法人化「日本バレーボールリーグ機構」も参照

その後、将来のプロ化を前提としたVリーグの法人化が検討され、2003年からは日本協会内部組織としてVリーグ機構が発足した。また同年、一部の試合でホームゲーム方式が導入された。従来、集客は開催地を所管する都道府県協会に任され、チームへの還元はなかったがホームゲームをチームが主催すれば、集客に努力をすればするほど収益が上がる仕組みが出来上がった。

2005年には、協会内部組織であったVリーグ機構が独立し、有限責任中間法人日本バレーボールリーグ機構[3]が発足した。上位チームは韓国VリーグとのVリーグ日韓交流戦や、全日本チームとの兼ね合いなどからこれまで出場を見合わせてきたAVCアジアクラブ選手権にも出場するようになる。

2006年、Vリーグの下部組織であるV1リーグに参加するチームが、Vリーグ機構に加入した事に伴い、リーグ名がプレミアリーグとなった。またV1リーグもチャレンジリーグに変更された。
年表

1967年 - Vリーグの前身である全日本バレーボール選抜男女リーグがスタートする。

1980年 - 第14回日本リーグから参加チームが男女それぞれ6チームから8チームに増える。

1981年 - NHK杯および天皇杯・皇后杯全日本選手権大会が整理統合され[4]、第15回日本リーグから3回総当たり制となる。

1986年 - 女子・日立の連勝記録が88でストップする。

1991年 - チームにチーム愛称とチームロゴがつくようになる。

1994年 - Vリーグが開幕する。

2003年 - ホームゲーム方式が導入される。

2005年 - 日本バレーボール協会から独立した有限責任中間法人日本バレーボールリーグ機構が設立される。男女ともファイナルラウンド上位各2チーム(決勝戦進出チーム)は韓国VリーグとのVリーグ日韓交流戦に出場するようになる。

2006年 - V1リーグチームがVリーグ機構加入。Vリーグはプレミアリーグ、V1リーグはチャレンジリーグに改称される。

試合会場

原則としてセントラル開催方式で、各節とも4チームずつが2会場に分かれて試合を行うが、試合日によって男子と女子の同一会場開催や、各チームのホームタウンで行われる「ホームタウンマッチ」の試合も含まれる。なお2007年-2008年シーズンの男子の開幕節(12月15・16日)は有明コロシアムで8チーム全部が集結した完全集中開催が行われた。

いわゆる日本プロ野球Jリーグなどのような完全ホーム・アンド・アウェーではない。
試合方式

2014年4月、Vリーグ機構は2014/15シーズンから以下のような開催方式に変更することを発表した[5][6]
V・レギュラーラウンド


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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