プレハーノフ記念ロシア経済アカデミー(ロシア語: Российская экономическая академия им В.Г.Плеханова)はロシア・モスクワにある国立大学。略称はРЭА。
目次
1 概要・歴史
2 構成
2.1 学部
2.1.1 インターナショナルビジネススクール
2.2 分校
3 主な出身者
4 外部リンク
概要・歴史 創立100周年を記念してロシア郵便から発行された切手。別館校舎(旧本館校舎)がデザインされている。
1907年、ロシアで最初の商業専門の高等教育機関として創設。以来、国内産業の発展に伴う経済、金融、商業の専門家に対する需要に対応し、高い能力を持った人材を育成する役目を果たしてきた。
創立時の名称はモスクワ商科大学。1919年、モスクワ国民経済大学に改称。1924年からは経済学者ゲオルギー・プレハーノフを記念して大学の名称にその名が付けられるようになった。1961年、モスクワ経済大学と統合。1991年、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国閣僚会議令によりアカデミーのステータスを与えられ、ロシア経済アカデミーに改称。
ロシア経済アカデミーは経済系の大学としてはロシア最大である。延べ1万3000名の生徒と700名以上の教授が在籍。海外の70以上の大学と協定を結んでおり、毎年多くの留学生が学んでいる。日本の大学では明治大学と協定が結ばれている。EUA及びEFMDのメンバー。
キャンパスはモスクワ地下鉄セルプホーフスカヤ駅のそばにある。 旧本館校舎 2001年、ロシア経済アカデミーの一部署だった国際教育課程局を改組する形で誕生した学部。通称IBS。 IBSの授業はすべて英語で行われる点が特徴。経済学学士課程を修了した者は、ファイナンス(Finance and Credit)又はマーケティングの専門家課程に進むこともできる。2006年からは経済学修士課程が開始された。ただし、経営学修士課程ではないため、卒業してもMBA(経営学修士号)は与えられない。一部の協定校とはダブルディグリー・プログラム ⇒公式サイト(ロシア語)
構成
学部
インターナショナルビジネススクール
経済学部
国際経済関係学部
公共サービス・労働・雇用学部(ロシア語:Факультет государственной службы, труда и занятости)
高等教育準備学部(ロシア語:Факультет довузовской подготовки)
商学部
商業エンジニアリング学部
情報システム学部
数理経済学部
マーケティング学部
マネジメント学部
ファイナンス学部
法政治学部
流通学部
インターナショナルビジネススクール
分校
ウランバートル分校
エカテリンブルク分校
カラガンダ分校
クラスノダール分校
タシュケント分校
ニジネヴァルトフスク分校
ユジノサハリンスク分校
主な出身者
アンドレイ・ボグダーノフ(ロシア民主党党首)
オレグ・デリパスカ(ルサールのオーナー)
グリゴリー・ヤヴリンスキー(ヤブロコの党首)
ゲオルギー・ヒージャ(政治家)
タチアナ・ゴリコワ(ロシア連邦保健・社会開発相)
ミハイル・グツェリイェフ(起業家・ロスネフチの元社長)
ミハイル・ザドルノフ(元ロシア連邦財務大臣)
ミハイル・スースロフ(政治家)
レオニード・アバルキン(経済学者、政治家)
外部リンク
更新日時:2016年12月20日(火)10:06
取得日時:2019/07/15 13:38