プレセプシン
[Wikipedia|▼Menu]

プレセプシンは敗血症の診断に用いられるCD14から生成される蛋白質。
目次

1 名称の由来

2 医療での意義

3 脚注

4 関連項目

名称の由来

敗血症発症前から血中濃度の上昇する蛋白質であることから、pre(前)+seps[is](敗血症)+[prote]in(蛋白質)=Presepsin と命名された。
医療での意義

プレセプシンは、Toll様受容体4(TLR4)とともに細胞膜表面に存在するCD14から生成される。貪食細胞はCD14を細菌とともに貪食する。CD14は細胞内でカテプシンDなどにより切断され、その一部が貪食細胞から血中に放出される。プレセプシンは、可溶性分画(soluble CD14-sybtype)の一つ。プレセプシンは感染の2時間後には血中濃度が上昇、3時間後にはピークに達し、4?8時間後には低下し始める[1]。他の検査に比べ、感染早期での感度に優れている。

プロカルシトニンは敗血症に特異的なマーカーとして使われているが、外傷でも上昇することがある。プレセプシンは敗血症に特異的に上昇し、外傷では上昇しない。

プレセプシンは腎臓より排泄されるため,腎機能が低下していると排泄されず蓄積し、高値となる[2]
脚注^ Zou Q et al. World J Emerg Med. 2014;5(1)16-19.
^ 今川朱美ほか. プレセプシン値に及ぼす腎機能障害の影響. 医学検査 2015:64(2); 169-172.

関連項目

感染症学


この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますプロジェクト:医学Portal:医学と医療)。


更新日時:2015年12月24日(木)09:49
取得日時:2019/08/16 21:02


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:3682 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef