「プレイバックPart2」
山口百恵 の シングル
初出アルバム『ドラマチック』
B面賭け
リリース1978年5月1日
ジャンルアイドル歌謡曲
レーベルCBSソニー
作詞・作曲作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童
ゴールドディスク
第20回日本レコード大賞・金賞
第9回日本歌謡大賞・放送音楽賞
チャート最高順位
週間2位(オリコン)
1978年度年間15位(オリコン)
2位(ザ・ベストテン)[1]
1978年年間5位(ザ・ベストテン)[1]
山口百恵 シングル 年表
乙女座 宮
(1978年)プレイバックPart2
(1978年)絶体絶命
(1978年)
収録アルバム『ドラマチック』
ラスト・ソング
(10)プレイバックPart2
(11)
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「プレイバックPart2」(プレイバック パート・ツー)は、1978年5月にリリースされた山口百恵の22枚目のシングルである。「赤い衝撃」以来となる50万枚以上のセールスを記録。目次 歌詞中の「Play Back」とは「巻き戻し(戻す)」を意味する。歌詞は、現在起こっているできごとのキーワードをきっかけに昨夜のことを思い出すという展開になっており、キーワード →「ちょっと待って! Play Back!」→ 静寂(巻き戻し)→ キーワード → 回想という流れになっている。タイトルどおり、楽曲は1番の途中で演奏が一時止まり、再び始まるという趣向であった。2番のこの部分のキーワードは「勝手にしやがれ」である。これは、カーラジオから流れてきた「ステキな唄」が沢田研二の「勝手にしやがれ」であることを示唆し、同曲中の「飛び出していった女」のその後とも重なる一種のアンサーソングとなっている。 元々はプロデューサーの酒井政利の発案から「プレイバック」というタイトルが決められ、阿木燿子に作詞を依頼。その後、馬飼野康二と宇崎竜童に作曲を依頼し、宇崎版が採用された。しかしまだ物足りなかったスタッフが阿木と宇崎に作り直しを依頼。翌日にはレコーディングしないとプレスに間に合わないという状況の中、2人はこの曲を更に一晩で作り、翌日にはアレンジャーに渡し、レコーディングまで済ませたという。歌詞中の「馬鹿にしないでよ」はプロデューサーの無茶振りに阿木が頭に来た事に由来する。タイトルに「Part2」が入っているのも、元はこうした製作の経緯による[2]。なお、馬飼野作曲版の「プレイバックPart1」は、本作の翌月に発売されたベストアルバム『THE BEST プレイバック』に、シングルB面用だった「たそがれ祭り」と共に収録されている(シングルカットはされていない)。 歌詞に登場する「真紅なポルシェ」の型式に関しては、様々な見解があり、現在でも確定されてはいない(当時生産のモデルはポルシェ#市販モデルを参照)。宇崎はピストン西沢との対談の際に「女性が街中で乗ってるって事だと、アウディかフォルクスワーゲンで作ってた方のポルシェじゃないのかな?」と述べている。 阿木はこの「真紅なポルシェ」の型式に関して一切明言していないため、真相は不明である。 山口がNHKの特別番組「第4回ヤング歌の祭典」(1978年5月2日放送)で歌唱した際は、歌詞中の「真紅なポルシェ」の部分が広告・宣伝放送(他人の営業に関する広告の放送)を禁止した放送法83条1項および日本放送協会定款51条に抵触する「商品または企業の宣伝」とみなされることから、「真紅なクルマ」に改変して歌っていた[3][4]。
1 解説
1.1 Play Back
1.2 製作の経緯
1.3 「ポルシェ」の型式
1.4 放送局における取扱い
2 収録曲
3 品番
4 関連作品
5 カバーしたアーティスト
6 備考
7 関連項目
8 脚注
9 外部リンク
解説
Play Back
製作の経緯
「ポルシェ」の型式
放送局における取扱い
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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