プリンス・オブ・ペルシャ_(2008年のゲーム)
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1989年のゲームについては「プリンス・オブ・ペルシャ」をご覧ください。

プリンス・オブ・ペルシャ
Prince of Persiaジャンルアクションアドベンチャー
対応機種.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

PlayStation 3

Xbox 360

Microsoft Windows

Mac OS X

開発元ユービーアイソフトモントリオール
発売元ユービーアイソフト
プロデューサー

Bertrand Helias

Ben Mattes

ディレクターJean-Christophe Guyot
デザイナー

Thomas Delbuguet

Kevin Guillemette

シナリオAndrew Walsh
プログラマーCharles Jacob
音楽

Stuart Chatwood

Inon Zur

美術Mickael Labat
シリーズプリンス・オブ・ペルシャシリーズ
人数1人
発売日2008年12月2日
2008年12月4日
2009年1月22日
対象年齢ESRBT(13歳以上)
PEGI:12
CERO:B(12才以上対象)
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『プリンス・オブ・ペルシャ』 (Prince of Persia) はユービーアイソフト・モントリオールスタジオによって開発され、ユービーアイソフトより発売された3Dアクションアドベンチャーゲーム。略称は『PoP』。

1989年に第1作が発売された「プリンス・オブ・ペルシャシリーズ」の作品でタイトルも第1作『プリンス・オブ・ペルシャ』と同じだが、過去作との繋がりは無く、ストーリーや設定も一新されたリブート作品[1]。そのためナンバリングやサブタイトルはついていない。

アメリカで、2008年12月2日にPlayStation 3Xbox 360でリリースされ、2008年12月9日にMicrosoft Windowsでリリースされた。 Mac OS X版は2009年3月24日にリリースされた。
ゲーム内容

ゲームは古代ペルシャのアラビアンナイト的な世界を舞台としており、主人公はタイトルになっているペルシャのプリンス。過去作ではプリンス1人で冒険していたが、本作ではエリカという女性が同行する。大きな砂嵐に遭遇したことによって、神秘的な土地に迷い込んでしまう。プレイヤーは壁や天井を走ったりといったアクロバティックな能力を駆使して様々なエリアを横断する。旅の間、プレイヤーは復活した暗黒神アーリマンによって穢された土地を浄化するために敵と戦う。本作のストーリーや設定については、ゾロアスター教をモチーフにしている。

本作はプロデューサーのベン・マットがプリンス・オブ・ペルシャシリーズの 「柱」としたゲームプレイのメカニズムを中心に展開する。それは、アクロバティックなヒーローが「アクロバット」と「戦闘」と「謎解き」の3要素でペルシャの世界を探索するというもの[2]。 『プリンス・オブ・ペルシャ』の目的はプレイヤーが指定された土地を浄化するためにゲームの世界を旅することである。 プレイヤーはアクロバティックなキャラクターを操作し、AIキャラクターのエリカが仲間として同行する。 プレイヤーは、プリンスのアクロバット、剣、ガントレット、エリカの魔法を使用して、ゲーム全体でさまざまな戦闘やアクロバティックなアクションを行う。

プレイヤーがゲーム内のマップの任意の場所にいつでも移動できるオープンワールドの探索機能を備えており 、プレイヤーは好きな順番でストーリーを攻略できる「フリーパスデザイン」となっている。プレーヤーの進行状況に応じて、以前にアクセスしたエリアは、プレーヤーが再度アクセスしたときに、トラバースがより困難になる。ただし、プレイヤーが土地のスポットを浄化すると、トラップが消滅する。 トラップは敵のアーリマンの穢れが地面を覆い、触れるとダメージを受ける黒色の塊などさまざまな形で現れる。プレイヤーはアクロバティックなアクションにより、これらのトラップを回避できる。

プレイヤーは自由に多くのアクロバティックな操作を行うことができる。 アクロバットはまた、敵をジャンプしたり、空中から攻撃するために戦闘で使用されます。本作ではさらにエリカと協力する「デュオアクション」が可能となっている。 プレイヤーがジャンプした後でさらにエリカボタンを押すことで、空中にエリカが現れ、2段ジャンプが可能になり、離れた足場にたどり着くことができる。

『プリンス・オブ・ペルシャ』シリーズと言えば、即死トラップによる高難度ゲームというイメージがあるが、本作では「死亡」することが無い。敵の攻撃などでプリンスが死亡しそうになると、エリカが魔法の力を発して死を免れることができる。エリカがプレーヤーを救うことができる回数に制限はないが、プレイ中に救われた回数が100回未満の場合はアチーブメントが授与される [3]。エリカは、プレーヤーを守るだけでなく、プレーヤーと連携して多くのアクロバティックなアクションや戦闘アクションを実行する。 ダウンロードコンテンツのエピローグは、エリカが破壊されたオブジェクトを再作成できるようにする新しい魔法のプレートを追加した。 プレイヤーのための新しい戦闘アクションも追加された。 [4] [5]
プロット
設定

『プリンス・オブ・ペルシャ』は、 ゾロアスター教の信仰に深く根ざした未知の古代ペルシャの都市国家[6]が舞台となっている。 ゲームのイベントが発生する千年前、神アーリマンオルマズドの間で権力をめぐる闘争があった。 闘争の結果、オルマズドと彼の人々であるアフラは、アーリマンと彼の手下である腐敗した者を木に監禁した[7]。オルマズドはその後世界を去り、アフラを残してアーリマンを封印した。 封印は千年の間成功していたが、アフラは徐々に力を失ってゆく。 ゲームのイベントの少し前に、アーリマンは再び解放されようとしている。
キャラクター
プリンス (Prince)
CV:浪川大輔本作の主人公で本名は不明。プリンスと呼ばれているが通称であり、実際に王室出身かどうかは作中では明かされない。赤と青のターバンを巻いている。「財宝を積んだロバ」を探して砂漠を彷徨っていた冒険家。非常に身軽で壁を走ったり、ジャンプしたりとアクロバティックなアクションを行う。戦闘時には剣を使って戦う。本作ではエリカというパートナーが登場する。
エリカ (Elika)
CV:成海璃子プリンスに同行することになるミステリアスな女性。魔法の力を持ち、プリンスを助ける。アーリマンを封印した生命の樹を守護する「アフラ族」で、アーリマンの穢れを浄化する力を持つ。
嘆きの王 (The Mourning King)
エリカの父親である王。娘のエリカの復活と引き換えにアーリマンとの契約を履行することを意図している。 腐敗した、アーリマンがオルマズドを征服するのを助けることを選んだ4人のしもべたちも、敵対者として現れる。 彼らは彼と一緒に千年の間封印されていた。
ハンター (Hunter)
アーリマンの穢れから生まれたしもべの一人。 彼は狩猟を楽しんだ王子でしたが、すぐに狩猟が上手になりました。 アーリマンは、彼の魂と引き換えに、彼が以前に狩ったどのクリーチャーよりも満足のいく生き物を狩ることを彼に許可するであろうというハンターとの取引に成功した。 [8]
アルケミスト (Alchemist)
健康が失敗し始めたときに彼が不死を達成するのに近いと感じたアフラの科学者。 アルケミストはオーマズドに研究を完了するためにより長い寿命を要求しましたが、彼が拒否されたとき、アーリマンは彼の魂と引き換えに彼に不死を提供しました。
コンキュバイン (Concubine)
権力者を崇拝する政治に熟練した女性。 彼女は男性と関わりましたが、結局別の女性に殴られ、傷つき、美しさと影響力が取り除かれました。 すると後宮は彼女の魂をアーリマンとの幻想の力と交換しました。 [9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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