プラハ中央駅
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「プラハ中央駅」はこの項目へ転送されています。1990年までプラハ中央駅(Praha st?ed)と訳されることのあった駅については「プラハ・マサリク駅」をご覧ください。

プラハ本駅
駅舎 中央入口
Praha hlavni nadra?i

所在地 チェコ共和国 プラハ.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯50度04分59秒 東経14度26分09秒 / 北緯50.08306度 東経14.43583度 / 50.08306; 14.43583
所属事業者鉄道管理公団(S?)
プラハ公共交通会社 (プラハ地下鉄)
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メインホールのカフェプラットフォームトレインシェッド南から 駅全景新ターミナルビル新ターミナルビル内部

プラハ本駅(チェコ語: Praha hlavni nadra?i)は、チェコの首都プラハにある鉄道駅。ドイツ語圏に倣ってプラハ中央駅ドイツ語: Prag Hauptbahnhof)とも訳出される。
乗り入れ路線

チェコ鉄道各線と、プラハ地下鉄プラハ市電の各系統が乗り入れている。チェコ鉄道の列車は、各国の主要都市間を結ぶ国際列車が多く発着する。
歴史

1866年10月にこの地にあった城壁の取り壊しに伴い、鉄道駅の設置が決まり、1871年12月14日に開業。開業当時のプラハはオーストリア=ハンガリー帝国領であり、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の名にちなんだ「皇帝フランツ・ヨーゼフ駅(チェコ語: Nadra?i cisa?e Franti?ka Josefa v Praze, ドイツ語: Prag Kaiser-Franz-Joseph-Bahnhof)」という名称であった。

1909年、チェコの建築家ヨゼフ・ファンタ(チェコ語版)設計によるアール・ヌーヴォー風の芸術性が高い駅舎に建て替えられた。

第一次世界大戦におけるオーストリア敗北、チェコスロヴァキアの独立を経て、アメリカ大統領ウッドロー・ウィルソンの名にちなんだ「ウィルソン駅(Praha Wilsonovo nadra?i)」と改称された。第二次世界大戦後の1948年[要出典]、共産党政権下で現在の駅名となった。

1970年代に、地下鉄工事と連動して駅舎前面に新ターミナルビルと高架道路が建設され、駅舎の1階と2階を隠している。以来、これを撤去すべきという意見がある。

2006年から2012年にかけて、大規模な改修工事が行われた。大屋根(トレイン・シェッド)のガラスの交換、通路や階段をタイル張り舗装とし発車案内板を青色の電光掲示式に変更、視覚障害者誘導ブロックやエスカレーターを設置するなど、西欧の駅に比べ遅れていた駅施設の大規模な改築が行われており、急速に近代化、バリアフリー化された。プラットフォームのデザインはドイツ鉄道に近い雰囲気となっている。切符売り場周辺や3階のカフェについても改修工事が行われた。
駅構造
チェコ鉄道

プラハ本駅
ホーム上から見た駅本屋
Praha hlavni nadra?i

所在地プラハ北緯50度04分59秒 東経14度26分09秒 / 北緯50.08306度 東経14.43583度 / 50.08306; 14.43583
所属事業者鉄道管理公団(S?)
駅構造地上駅
ホーム7面13線
乗入路線 7 路線
所属路線011号線
キロ程0.000 km(プラハ本駅起点)
(? km) プラハ=リベニ►
所属路線070号線
キロ程? km(プラハ本駅起点)
(? km) プラハ=ヴィソチャニ►
所属路線090号線
キロ程0.000 km(プラハ本駅起点)
(? km) プラハ=ホレショヴィツェ►
所属路線122号線
キロ程0.000 km(プラハ本駅起点)
(? km) プラハ=スミーホフ►
所属路線171号線
キロ程0.000 km(プラハ本駅起点)
(? km) プラハ=スミーホフ►
所属路線221号線
キロ程0.000 km(プラハ本駅起点)
(? km) プラハ=ヴルショヴィツェ►
所属路線231号線
キロ程0.000 km(プラハ本駅起点)
(? km) プラハ=ヴィソチャニ►
乗換本駅(プラハ地下鉄C線
本駅(プラハ市電
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チェコの国鉄事業を所管する鉄道管理公団(S?、旧・鉄道輸送路線管理公団)が管理運営する。アール・ヌーヴォー風の駅舎は、歴史あるプラハの街並みと調和している。地上3階、地下1階の4フロアで構成されており、(駅外部の地上を1階とすると)吹き抜け構造になっている3階にカフェがある。カフェは華麗な丸屋根に彩られており、単なる休憩にとどまらず、その空間を鑑賞するだけでも価値がある。2階に乗降ホームがあり様々な列車が発着する。1階及び1階からエスカレーターを上がった2階に切符売り場、売店、カジノコーナーなどがある。1階にはプラハ地下鉄の切符売り場があり、ここから階段で地下1階に降りるとプラハ地下鉄のホームがある。
プラハ地下鉄

本駅
プラットフォーム
Hlavni nadra?i

◄フロレンツ 博物館
所属事業者プラハ公共交通会社
所属路線■C線
駅構造地下駅
ホーム2面2線
乗降人員
-統計年度-75,121人人/日
-2015年-
開業年月日1974年5月9日
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地下2階にある相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。1974年5月9日に開業した、プラハ地下鉄で最も古い駅の一つである。島式ホームでは無く相対式ホームであるのは、当初は市電の地下駅として計画された為である。[注 1]
路線

ヨーロッパの中央に位置するプラハ本駅は、ヨーロッパ各国と国際列車で結ばれている。チェコ北西を経てドイツのドレスデンECで約3時間)、ベルリン(ECで約5時間半)、ハンブルク(ECで7時間半)へ向かう列車や、チェコ南西よりミュンヘン(ALEXで約6時間)へ向かう列車が発着する。その他、チェコ北東を抜けてポーランドワルシャワクラクフとも寝台列車で結ばれている。ロシアモスクワサンクトペテルブルクウクライナキエフにも寝台列車が通じているが、ほとんどの列車で車中2泊は必要。

チェコ第二の都市であるブルノを経て南東からオーストリアウィーン(Railjetで約4時間)、スロヴァキアブラチスラヴァ(ECで約5時間)へと通じている。主に寝台列車で、ハンガリーブダペストルーマニアブカレストとも結ばれている。国内においても、チェスケー・ブジェヨヴィツェオロモウツプルゼニュブルノといった主要都市と、ICやECを通じて結ばれている。


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