プラチナム・レコード
[Wikipedia|▼Menu]

プラチナム・レコーズ (Platinum Records) は、1992年4月にYOSHIKIX JAPAN)が設立したレコードレーベル。会社名はジャパンミュージックエージェンシー(Japan Music Agency)。制作・発売元はポリドール株式会社(現:ユニバーサルJ)、流通・販売業務は親会社のポリグラムユニバーサルミュージック)株式会社が担当していた[1]
概要

エクスタシーレコードでリリースしたアーティストが次々とメジャーに移籍してしまうため、YOSHIKIが自ら設立したメジャーレーベルである。黒夢がエクスタシーレコードに決まっていたが、同じ週に東芝EMIから契約の打診があり、結局黒夢が東芝EMIと契約してしまったのが決定打となり、「メジャーレーベルを作った方がいいのか」と思い悩んだのが始まりだった[1]

レーベル名はアメリカで100万枚を売り上げたレコードを意味する「プラチナム」に由来する[1]。所属第1号アーティストはGLAYで、ほかにDear、Breath、RAMARが所属した。

経費はYOSHIKIの自費にポリグラムの前払いでまかなっていた[1]

ギャランティは月給にプラスしてアーティスト印税(売上中1?3%)だった[1]

1998年にGLAYが、翌1999年にBreathとRAMARが本レーベルからアンリミテッドレコード[2]に移籍する。

1999年9月15日を以てポリドールとの販売受託契約が満了したことで、プラチナムレコードから発売されていた作品は全商品廃盤となった[3]

2000年エクスタシージャパンが設立された際にレーベルが移管され、工藤静香の「深紅の花」は本レーベルより発表されている。

2001年2月から6月にかけて、GLAYの本レーベル在籍時の旧譜作品(CD/DVD)がエクスタシージャパンから再発売されている[4]

2001年9月に『GLAY BEST VIDEO CLIPS 1994-1998』が発売されて以降、本レーベルからの新譜は発売されていない[5]

後に発足した芸能事務所プラチナムプロダクションや、ジャパン・ミュージックエンターテインメントとは無関係。

在籍していたアーティスト

GLAY

Dear

Breath

RAMAR

関連項目

エクスタシーレコード

X JAPAN

YOSHIKI


アンリミテッド・レコード

脚注^ a b c d e 日経BP社刊『日経エンタテインメント!』1998年3月号「ビジネスとして語る、X解散、GLAYの成功、そして海外進出 『必ず売る、意地でも売る』?日本の音楽産業との10年戦争」24P-28Pより。
^ 原盤制作をアンリミテッドレコード側が行い、原盤供給先のレコード会社がプロモーションや販売を担当していた。GLAYはポリドール(1998年-1999年・2002年※映像作品のみ)→ポニーキャニオン(1998年-2002年※音楽作品は1999年から)→東芝EMI(2003年-2005年)、BreathとRAMARは日本クラウンが担当
^ ポリドールの販売受託商品扱いなので、プラチナムレコード作品の規格品番は、PO〇H-7000台で割り振られていた。
^ アルバム4作と映像作品『VIDEO GLAY』『VIDEO GLAY2』『無限のdeja vu DOCUMENT of "BEAT out!" TOURS』のみ。2003年2月に『SPEED POP』・『BEAT out!』・『BELOVED』の3作と2003年10月に『無限のdeja vu DOCUMENT of "BEAT out!" TOURS』がアンリミテッドレコード(販売:東芝EMI)から再々発売されたのに伴い廃盤となっている。
^ プラチナムレコード主導による映像作品で、GLAY非公認作品。またエクスタシージャパンからではなく、本作のみユニバーサルミュージックから販売されている。










GLAY
TERU (Vocal) - TAKURO (Guitar) - HISASHI (Guitar) - JIRO (Bass)
共同作業者:佐久間正英 (プロデューサーキーボード) - 永井利光 (ドラムス) - 永井誠一郎 (キーボード) - YOSHIKI (プロデューサー) - 土屋昌巳 (プロデューサー) - 亀田誠治 (プロデューサー) - 湊雅史 (ドラムス) - そうる透 (ドラムス) - D.I.E. (キーボード) - 小森茂生 (キーボード) - 斎藤有太 (キーボード)
シングル










GLAYのシングル
この表には一部の環境で表示できない文字(15年、「微熱(A)girl」の丸の中にA)があります(Help:特殊文字
CD

1990年代

94年

1.RAIN - 2.真夏の扉 - 3.彼女の“Modern…”
95年

4.Freeze My Love - 5.ずっと2人で…/GONE WITH THE WIND - 6.Yes, Summerdays - 7.生きてく強さ
96年

8.グロリアス - 9.BELOVED - 10.a Boy?ずっと忘れない?
97年

11.口唇 - 12.HOWEVER
98年

13.誘惑 - 14.SOUL LOVE - 15.BE WITH YOU
99年

16.Winter,again - 17.ここではない、どこかへ

2000年代

00年

18.HAPPINESS -WINTER MIX- - 19.MERMAID - 20.とまどい/SPECIAL THANKS - 21.Missing You
01年

22.GLOBAL COMMUNICATION - 23.STAY TUNED - 24.ひとひらの自由
02年

25.Way of Difference - 26.またここであいましょう - 27.逢いたい気持ち


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:41 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef