プライミーバル
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プライミーバル
Primeval
ジャンル
SFドラマ
脚本エイドリアン・ホッジス
監督ティム・ヘインズ
出演者ダグラス・ヘンシャル、ジェームズ・マレーなど
製作
制作ITV

放送
放送国・地域 イギリス
公式ウェブサイト

シリーズ1(第1章)
放送期間2007年2月10日 - 3月17日
放送分45分
回数6

シリーズ2(第2章)
放送期間2008年1月12日 - 2月23日
放送分45分
回数7

シリーズ3(第3章)
放送期間2009年3月28日 - 6月6日
放送分45分
回数10

シリーズ4(第4章)
放送期間2011年1月1日 - 2月5日
放送分45分
回数7

シリーズ5(第5章)
放送期間2011年5月24日 - 6月28日
放送分45分
回数6
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『プライミーバル』(原題:Primeval)は、インポッシブル・ピクチャーズが制作した、イギリスSFテレビドラマ[1]。イギリスの各地に時空の亀裂が出現し、それを介して現代に侵入した古生物や未来生物に研究者らが対処する。人間同士の裏切り、殺人イギリス軍の謀略をストーリーに組み込みながら、未知の生物と調査チームの戦いが描かれる[2]

ティム・ヘインズエイドリアン・ホッジスが中心となってコンセプトを立案し、2007年2月にITVで第1章第1話「太古への扉」の放送が開始された[1]。2009年には同年に放送された第3章第10話「サイト333」の放送を以ての打ち切りが発表されたが、イギリス国内外の複数の放送局による出資を受け、打ち切りを回避して新たに2シーズン13エピソード分の続編制作が発表された[1]。第5章の続編は制作されなかったものの、カナダ版スピンオフ『ジュラシック・ニューワールド』(原題:Primeval New World)がインポッシブル・ピクチャーズとスペースにより制作され、2012年に放送された[1]。ただし、こちらは1シーズン限りで打ち切りとなった[3]

日本では『恐竜SFドラマ プライミーバル』として2009年1月にNHK総合で第1章の公開が開始され、2か国語で放送された[2]。日本での放送にあたっては国立科学博物館冨田幸光が古生物監修を担当した[4]。日本でのレギュラー放送は2010年に放送された第3章を以て終了したが[5]、2019年9月8日には日本テレビHulu傑作シアター』で「太古への扉」が放送された[6]
あらすじ
第1章
イギリスで謎の“怪獣”が目撃されたとの新聞記事を大学生コナー・テンプルが持ち込み、目撃現場が“ディーンの森”だと聞いた動物学者ニック・カッターは、助手のスティーブン・ハート、学生のコナーとともに調査を始める。ディーンの森は8年前、妻のヘレン・カッターが行方不明になった場所だったのだ。その頃、動物園に務めるアビー・メイトランドも珍しいトカゲを引き取って欲しいという依頼を受けてディーンの森に来ていたが、ペルム紀の生物と謎の時空の亀裂を目撃しニック達と合流する。彼らは内務省のクローディア・ブラウンや上司ジェームズ・レスターの指示を仰ぎ、調査チームとして亀裂に対処するようになる。内務省の管轄の下で亀裂を調査し生物と戦っていくうち、ついに未来生物がペルム紀を媒介して現代に侵入する。未来生物の
帰巣本能を利用して未来への亀裂を発見したいヘレンはニック達と協力してペルム紀へ赴くが、未来生物による襲撃を受け部隊は壊滅し、未来生物の子孫がペルム紀に放たれる。歴史は書き換えられ、クローディアは消滅してしまった。
第2章
世界に起きた異変はクローディアの消滅だけではなく、亀裂調査センター(ARC)という組織が発足していた。亀裂調査の指揮権は内務省から亀裂調査センターに移り、調査チームもそこに所属していた。消滅したクローディアの地位にはオリバー・リークという謎めいた人物がおり、広報担当と言う名の隠蔽担当にジェニファー・ルイスが就任する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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