国 イタリア
地域イタリア南部
州都バーリ
面積19,358 km²
人口4,050,072 [1] 人 2012-01-01
人口密度209.2 人/km2
県バーリ、 バルレッタ=アンドリア=トラーニ、 ブリンディジ、 フォッジャ、 レッチェ、 ターラント
コムーネ数258 (一覧)
公式サイト ⇒[1]
プッリャ州(プッリャしゅう、イタリア語: Puglia)は、イタリア共和国南部にある州。州都はバーリ。
しばしばブーツに喩えられるイタリアの「かかと」に当たる地域で、南東にサレント半島が突き出している。東はアドリア海を隔ててギリシャ・バルカン半島と向き合い、南はターラント湾に面している。肥沃な平原が広がる地形で、古くから穀倉地帯として知られた。古代にはギリシア人が植民都市を築き、次いでローマ人がこの地を征服してアッピア街道を延伸した。以後、東ローマ帝国、ノルマン人・フランス人・スペイン人(シチリア王国・ナポリ王国)など、さまざまな民族や国家の支配を受けた。ターラントやブリンディジなどの港湾都市は古代以来の歴史を有する。 この州名のカナ転記にはいくつかの表記揺れが存在する。Puglia の標準イタリア語での発音は ['pu??a]
名称
古代には、現在の州域の北部・中部がアプーリア(古代ギリシア語: ?πουλ?α)、アプリア(ラテン語: Apulia)の名で呼ばれていた。英語: Apulia、ドイツ語: Apulien など、ヨーロッパの言語ではこれをもとにした呼び方がされることがある。 イタリア半島の南東部に位置する州で、東にアドリア海・オトラント海峡、南にイオニア海・ターラント湾に面する。州都バーリは州中央部のアドリア海沿岸に位置し、ナポリから東北東へ約220km、アルバニアの首都ティラナから西へ約248km、ペスカーラから南東へ266km、ギリシャのヨアニナから北西へ約374km、イタリアの首都ローマから東南東へ約374kmの距離にある[2]。 州域はアドリア海に沿って北西 - 南東に細長く、北西にモリーゼ州、西にカンパニア州、南西にバジリカータ州と隣接する。面積は1万9358km2で、イタリア全国では第7位、イタリア南部(離島部のシチリア州は含まない)では最も広い面積を持つ州である。 州南東部のサレント半島は、アドリア海の入口にあたるオトラント海峡を隔てて、東にアルバニア・ギリシャと向かい合っている。オトラント海峡の最も狭い場所の幅は75kmほどである。オトラント郊外のパラシャ岬
地理
位置・広がり
人口8万人以上のコムーネは以下の通り。人口は2012年1月1日現在[1]。
バーリ (バーリ県) - 315,408人
ターラント (ターラント県) - 199,936人
フォッジャ (フォッジャ県) - 147,045人
アンドリア (バルレッタ=アンドリア=トラーニ県) - 100,133人
バルレッタ (バルレッタ=アンドリア=トラーニ県) - 94,322人
レッチェ (レッチェ県) - 89,615人
ブリンディジ (ブリンディジ県) - 88,734人