ブージヴァル
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Bougival


行政
フランス
地域圏 (Region)イル・ド・フランス地域圏
(departement)イヴリーヌ県
(arrondissement)サン=ジェルマン=アン=レー郡
小郡 (canton)ラ・セル=サン=クルー小郡
INSEEコード78092
郵便番号78380
市長任期)アリーヌ・パスカル
2008年-2014年
自治体間連合 (fr)fr:Communaute de communes des Coteaux de Seine
人口動態
人口8 430人
2008年
人口密度3 054人/km2
住民の呼称Bougivalais
地理
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯48度51分56秒 東経2度08分25秒 / 北緯48.8656度 東経2.1403度 / 48.8656; 2.1403座標: 北緯48度51分56秒 東経2度08分25秒 / 北緯48.8656度 東経2.1403度 / 48.8656; 2.1403
標高最低:23 m
最高:166 m
面積2.76km2
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公式サイト ⇒Bougival, site officiel
テンプレートを表示

ブージヴァル (Bougival)は、フランスイル=ド=フランス地域圏イヴリーヌ県コミューン
地理閘門

ブージヴァルはセーヌ川左岸の湾曲した凹部にあり、サン=ジェルマン=アン=レーのおよそ3km東に位置する。ブージヴァルの位置はかつて水が流れていた沈没谷の河口部に当たる。また、ブージヴァルはセーヌ川に浮かぶショーセ島の大部分と、ロジュ島も面積に含んでいる。これら2つの島の間には閘門がある。

ブージヴァルの標高は多様性に富む。閘門では23.73m、教会では29.50mで、標高の最高地点は駅の近辺である。

東はリュエイユ=マルメゾン、南はラ・セル=サン=クルー、西はルーヴシエンヌ、北のクロワシー=シュル=セーヌはセーヌ川右岸で向かい合う。

コミューンの土壌は全体的に石灰岩質である。

コミューンには川沿いを走る県道113号線と、南北に通じる県道321号線が通じている。後者はブージヴァル橋を右に向かって横切り、クロワシー=シュル=セーヌとの往来ができる[1]

ブージヴァル駅はサン・ラザール駅からサン・ノム・ラ・ブルテシュ駅の区間の路線が通じる。しかしブージヴァル駅はラ・セル=サン=クルーの領域内にある。

コミューンの領域は高度に都市化されているが、特に南西端はルーヴシエンヌの森の一部をなす手つかずの森林が残されている。
由来ブージヴァルのセーヌ河岸
ブージヴァル

Bougivalとはフランク時代かメロヴィング朝時代の名Baudegisil(ゲルマン語で「力強い仲間」を意味する)またはBaudegisilの谷からきている[2]。フランク族の王子ムンデリックの子孫、ボドギセル(Bodogisel)に由来するのかもしれない。

その他に、ブージヴァルは「沼地の谷」(Val des Boges)と呼ばれていたという説がある。このケルト語の名は、石炭やチョーク、石が産出された谷の両側を示すのに用いられた[3]。Val des Bogesは次第にBeudechisilovalle、Bogeval、Bogival、Bogevaux、Bogivaut、Bougivallis、Buchivallis、Burgi Vallisと変化していった[3]。13世紀にはBachivallisとなっていた。

後者の綴りに基づけば、斜面に植えられたブドウの存在があって、一部の言語学者たちはブージヴァルの名がBacchivallis(Val de Bacchus、バッカスの谷)に由来すると仮説した。

一部の学者たちはブージヴァルが「ウシの谷」を意味するVal des B?ufsから派生したと信じている。重要な家畜の市がラ・セル=サン=クルーにあったからである。これらのウシはシャルルヴァンヌ・ラ・ショーセから市場へ向け出荷され、「ウシの谷」を通過した。1250年に市場はポワシーに移転した[3]
シャルルヴァンヌ

ブージヴァルの起源は、9世紀に知られていたシャルルヴァンヌの集落である[4]。811年から829年にかけてのルイ敬虔王ディプロマにおいて、初めてまちに人が居住していたことが報告された。この中で敬虔王の曽祖父カール・マルテルがパンセレ地方(メロヴィング朝時代にガリア人が居住)のセーヌ河岸(現在のリュエイユ=マルメゾン)に漁場を築き、漁場はサン=ジェルマン=デ=プレ修道院に授けられたという。憲章にはPiscatoriaとVennaの名が示されている。同じ場所は1008年に死んだ歴史家エモワンが、パリ周辺とKaroli-VennaとKaroli-Piscatoriaがノルマン人に荒らされたと記している[4]

シャルルヴァンヌは、現在のラ・ショーセ島(La Chaussee、現在はリュエイユ=マルメゾンに属し、ブージヴァルでない)と同じ場所である。13世紀にはBuchivallis、その後BachivallisやBacchivallisの名が見つけられるが、急速にBogeval、Bogival、Bogevaux、Bougivalle、Bougivalへと変わっていった[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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