ブロードウェイへの2枚の切符
Two Tickets to Broadway
監督ジェイムス・V・カーン
脚本サミー・カーン
製作ノーマン・クラスナー
ジェリー・ウォルド
ハワード・ヒューズ (クレジット無し)
出演者トニー・マーティン
ジャネット・リー
グロリア・デ・ヘイヴン
アン・ミラー
エディ・ブラッケン
音楽ウォルター・シャーフ
撮影エドワード・クロンジャガー
ハリー・J・ワイルド
編集ハリー・マーカー
製作会社RKOレディオ・ピクチャーズ
配給RKOレディオ・ピクチャーズ
公開
1951年11月20日 (1951-11-20)[1]
上映時間106分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入$2 million (US rentals)[2]
テンプレートを表示
『ブロードウェイへの2枚の切符』(Two Tickets to Broadway) は、1951年のアメリカ合衆国のミュージカル映画。
ジェイムス・V・カーンが監督し、RKOのバックロットにあるフォーティ・エーカーズで撮影された[3]。
アカデミー賞においてジョン・アールバーグがアカデミー録音賞にノミネートされた[4]。バスビー・バークレーが振付を行なった。 売れない歌手のハンナ・ホルブルック(グロリア・デ・ヘイヴン)、ジョイス・キャンベル(アン・ミラー)、S・F・ロジャース(バーバラ・ローレンス)は三流興行主のルー・コンウェイ(エディ・ブラッケン)が手配したバーモント州での仕事が大失敗して意気消沈でバスに乗ってニューヨークに戻る。 バスに同乗していたナンシー・ピーターソン(ジャネット・リー)はダン・カーター(トニー・マーティン)がスーツケースを盗んだと誤解する。荷物により互いが演者であることがわかる。それぞれが自分のスーツケースを持ち、誤解も解けて親しくなる。 狡猾なルーはダンに女性歌手たちとのコンサートへの参加を持ちかける。デリカテッセンのオーナーであるリオとハリー(スミス&デイル)と会い、自分が手がける演者たちの上演資金を引き出せないか考える。モノマネ役者のウィラード・グレンドン(テイラー・ホームズ)はボブ・クロスビーのテレビ番組のプロデューサーのふりをする。 ボブ・クロスビーの番組に出演できると思い、皆が沸き立つ。ルーは何度も本物のプロデューサーに会おうとするが、うまくいかない。ルーはクロスビーがダンの歌唱力に嫉妬し出演させないのだと嘘をつく。怒ったナンシーはスタジオに乗り込みクロスビーとプロデューサーを非難する。しかしクロスビーもプロデューサーも全く身に覚えがない。 ナンシーは帰宅しようとバスに乗り込む。しかしクロスビーのプロデューサーはダンにとても興味があり、その夜の番組のオープニングへの出演を依頼する。ルーは今夜の番組の出演者はギャングだと言うが、ナンシーはもうルーの言葉を信じない。ナンシーは店の窓越しにダンがテレビで歌っているのを見て、急いでニューヨークに戻り共に番組に出演する。 当初パレス・デリの2人はローレル&ハーディのスタン・ローレルとオリヴァー・ハーディが配役されていたが、ローレルが病気となり降板した[5]。
ストーリー
キャスト
ダン・カーター:トニー・マーティン
ナンシー・ピーターソン:ジャネット・リー
ハンナ・ホルブルック:グロリア・デ・ヘイヴン
ルー・コンウェイ:エディ・ブラッケン
ジョイス・キャンベル:アン・ミラー
S・F・ロジャース:バーバラ・ローレンス
本人:ボブ・クロスビー
リオ(パレス・デリ):チャールズ・デイル
ハリー(パレス・デリ):ジョー・スミス
ウィラード・グレンドン:テイラー・ホームズ
バスの水兵:バディ・ベア