ブロンクス動物園
アジアゲート・エントランス
施設情報
面積265エーカー (107 ha)[1]
頭数4,000 [2]
種数650 [2]
主な飼育動物コンゴ・ゴリラの森、ジャングルワールド、ワイルド・アジア・モノレール、マダガスカル館、タイガー・マウンテン、アフリカ平原、ワールド・オブ・バード、ワールド・オブ・モンキー、爬虫類館、ズー・センター
開園1899年11月8日[3]
所在地2300 Southern Boulevard, Bronx Park
ブロンクス動物園(ブロンクスどうぶつえん、英: Bronx Zoo)は、アメリカ合衆国ニューヨーク市ブロンクス区に位置し、ブロンクス公園内にある動物園。園内では、世界中の約650種4000匹の動物が飼育されており、世界最大の動物園の1つである。園地及び自然生息地からなる敷地は面積が265エーカー (107 ha)で、ブロンクス川が流れる。
ブロンクス動物園は、野生動物保護協会(WCS)によって管理される4つの動物園と1つの水族館の総合システムの一部であり、動物園・水族館協会(AZA)によって運営されている。 フォーダム大学が後にブロンクス動物園とニューヨーク植物園になった土地を所有していた。フォーダム大学は、国が動物園と公園のみに使用するという条件付きで、土地を$1,000でニューヨーク市に売った。これは大学の敷地と、都市拡大による周辺の住宅街との間を、自然の地域で妨げるためでもあった。1880年代には、隣にニューヨーク州が公園として開発する地域を置いた。1895年、ニューヨーク市が動物園設立の目的で、ニューヨーク動物学協会(後に野生動物保護協会
歴史
動物園(もともとブロンクス動物公園[5]、ブロンクス動物庭園[6]と呼ばれた)は、1899年11月8日、22種類843匹の動物を展示し、一般公開した。初代動物園長はウィリアム・テンプル・ホルナディ[7]。ヘインス・アンド・ラファージュは、最初に動物園を設計し、大きなアシカ・プールの周辺にボザール様式のパビリオンを並べた[8]。1934年、ポール・ジェームズ・レイニーに捧げられた、有名彫刻家のポール・マンシップがデザインした彫刻、レイニー記念門が建った[9]。門は1972年にアメリカ合衆国国家歴史登録財としてリストアップされている[10]。ブロンクス動物園のサイド・エントランス
2006年11月、動物園は、ブロンクス川ゲートの外側に新しい環境に優しい化粧室をオープンさせた。動物園のバイオトイレを開発したクリブス・ムルトルム・カンパニーによれば、この設備は年間50万人が利用し、1,000,000USガロン(3,800,000 l)の水を節約している[11][12]。
2007年3月、野生動物保護協会とフォーダム大学大学院は、科学修士号への教育プログラムを提示した。これは、ニューヨーク州で最初の青年科学教育の証明である。(生物学階級:7-12)。プログラムは2008年に始まり、この種では初めての共同プログラムである[13]。 2010年時点で、ブロンクス動物園には650種4,000匹以上の動物を飼育しており、これらの動物の多くは絶滅が危惧されている状態である[2]。アフリカ平原、ワイルド・アジアなどは、地理的に分けられている一方、ワールド・オブ・バード、爬虫類館など、展示の一部は、動物の分類学的に分けられている[15]。 「アフリカ平原」では、来園者がライオン、コウノトリ、シマウマの前を通ることができ、カモシカがニアラ、リカオンと同じ場所で生活するのを見ることができる。キリンは、近くで歩き回っている。リカオンは、展示室からガラス越しに見ることができる[16]。2010年1月には3匹のライオンの子供が生まれ、アフリカ平原で展示されている。ブロンクス動物園は、ニューヨーク・デイリーニュースと提携し、2010年4月に子供の名前を公募した。2匹の雌、1匹の雄のために決まった名前は、それぞれNala、Adamma、Shaniだった[17]。 「バブーン・リサーブ」は、エチオピア高地を再現しており、ゲラダヒヒの群れを飼育している。さらに、来園者は、このエリアで飼われているヌビアアイベックス、ケープハイラックス、アフリカの水鳥などの動物と共に、さまざまな視点からゲラダヒヒを見ることができる[18]。 「コンゴ・ゴリラの森」は、20頭ほどのニシローランドゴリラが飼われる、6.5-エーカー (2.6 ha)の熱帯雨林である。さらに、コロブス、オナガザル、マーモセット、オカピ、マンドリルも飼われている。来園者はエリアを歩き、木の梢から動物を観察できる[19]。この展示は、ジャック・ウンルー
施設
開園時間
動物園は毎日午前 10 時から午後 5 時まで営業しています。[14]
展示・アトラクション
屋外展示ゴリラの展示
「ワイルド・アジア・モノレール」は、アジアの泥地、牧場、川岸などを再現した40-エーカー (16 ha)のエリアを、来園者を案内する。20分間の長いコースでは、自然の中、トラ、ゾウ、サイ、モウコノウマを見ることができる。さらに、モノレールは、シラサギ、カメ、コイ、アヒルなどが生息するブロンクス川に沿って移動する。モノレールには、幅26以内の車椅子であれば乗ることができる。これより大きい車椅子や、電動車椅子を使用する来園者は、ホームで小さな車椅子を利用できる。晩秋から冬期、早春にかけては営業しない[20]。
その他、ユキヒョウとレッサーパンダが観察できる「ヒマラヤの高地」やアムールトラが観察できる「タイガーマウンテン」、グリズリーやホッキョクグマが観察できる「大きな熊たち」といった施設もある。
屋内展示ジャングル・ワールドのシルバールトン (学名:Trachypithecus cristatus)は虫類の展示にいるアメジストニシキヘビは、オーストラリアで最大のヘビ
「ジャングル・ワールド」は、屋内の熱帯雨林であり、マングローブや海岸に住むカワウソ、テナガザル、ヒョウ、バクなど、800の動物を飼育している。