ブロックショット(blocked shot)とは、バスケットボールにおいて、ディフェンスの選手が相手のシュートを防ぐことである。「ショット(シュート)」を「ブロック(防ぐ)」するということ。単に「ブロック」と呼ぶこともある。
オフェンスの選手によってシュートされたボールがリングに向かって投げられ、上昇している際にディフェンスの選手が手を出してシュートコースを断ち切ればブロックショットが成立する。ただし、シュートされたボールが頂点から降下している時にボールに触れた場合は「ゴールテンディング」という反則になり、相手の得点となる。
シュートを阻止するという性質上、得意とする選手はセンターやパワーフォワードなど長身の選手に多い。NBAなどのプロでは、守備において最も歓声が起こる行為の1つである。また、単純に長身選手だけが得意にしていない場合もあり(長身であっても苦手とする選手も数多い)、体格やセンスが問われる行為ともいえよう。
ブロックショットもアシストやリバウンドなどと同様に記録される。
NBA最多記録
通算 3,830 アキーム・オラジュワン
1試合 17 エルモア・スミス(1973年10月28日)
ハーフ 11 エルモア・スミス、ジョージ・ジョンソン、マヌート・ボル
シーズン1試合平均 5.56 マーク・イートン
通算1試合平均 3.50 マーク・イートン
表
話
編
歴
NBAブロック王/通算ブロック数
1970年代
1973-74 エルモア・スミス
1974-75 カリーム・アブドゥル=ジャバー
1975-76 カリーム・アブドゥル=ジャバーA
1976-77 ビル・ウォルトン
1977-78 ジョージ・ジョンソン
1978-79 カリーム・アブドゥル=ジャバーB
1979-80 カリーム・アブドゥル=ジャバーC
1980年代
1980-81 ジョージ・ジョンソンA
1981-82 ジョージ・ジョンソンB
1982-83 トゥリー・ロリンズ
1983-84 マーク・イートン
1984-85 マーク・イートンA
1985-86 マヌート・ボル
1986-87 マーク・イートンB
1987-88 マーク・イートンC
1988-89 マヌート・ボルA
1989-90 アキーム・オラジュワン
1990年代
1990-91 アキーム・オラジュワンA
1991-92 デビッド・ロビンソン
1992-93 アキーム・オラジュワンB
1993-94 ディケンベ・ムトンボ
1994-95 ディケンベ・ムトンボA
1995-96 ディケンベ・ムトンボB
1996-97 ショーン・ブラッドリー
1997-98 マーカス・キャンビー
1998-99 アロンゾ・モーニング
1999-00 アロンゾ・モーニングA
2000年代
2000-01 テオ・ラトリフ
2001-02 ベン・ウォレス
2002-03 テオ・ラトリフA
2003-04 テオ・ラトリフB
2004-05 アンドレイ・キリレンコ
2005-06 マーカス・キャンビーA
2006-07 マーカス・キャンビーB
2007-08 マーカス・キャンビーC
2008-09 ドワイト・ハワード
2009-10 ドワイト・ハワードA