ブレインツリー
市
Town of Braintree
ブレインツリー市役所
ノーフォーク郡内の位置(赤)
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度12分22秒 西経71度00分18秒 / 北緯42.206度 西経71.005度 / 42.206; -71.005
ブレインツリー(英: Braintree)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州のノーフォーク郡にある都市。人口は3万5744人(2010年)。ブレインツリーの公式名には「町」がついているが、2008年執行の市民憲章を採択して、市長・市政委員会方式の政府となっており、マサチューセッツ州法の下では「市」である[1]。ボストン大都市圏に入っており、マサチューセッツ湾交通局のレッドラインを利用でき、都市圏企画委員会のサウスショア連衡のメンバーである[2]。
2008年の市制施行後、初代市長にはジョセフ・C・サリバンが就任し、2020年まで在任した。現在の市長はチャールズ・ココロスである[3][4]。 ブレインツリーの町は1640年に法人化され、イングランドのエセックスにある町、ブレインツリーから名付けられた。当初の町域から後に、ランドルフ市、ホルブルック町、クインシー市が分離し、またウェイマス市とミルトン町の一部にも使われた。ブレインツリーの町はアメリカ合衆国大統領になったジョン・アダムズとジョン・クインシー・アダムズ、またマサチューセッツ州知事になったジョン・ハンコックの生誕地である。「ウェストポイントの父」と呼ばれるシルバナス・セイヤー将軍も、ブレインツリーのブレインツリーハイランズと呼ばれる地区で生まれた。 1920年、市内で「サッコ・ヴァンゼッティ事件」が発生した。アメリカ史の中でも最大の冤罪事件ではないかと言われている。 電話の共同発明者トマス・A・ワトソンは引退後にブレインツリーで住んだ。 1920年代、ブレインツリーの人口は10年間で約50%成長した[5]。 2008年1月、ブレインツリーは政府形態を代表制タウンミーティングから市長・市政委員会方式に変更した。 アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は14.5平方マイル (37.6 km2)であり、このうち陸地13.9平方マイル (36.0 km2)、水域は0.6平方マイル (1.6 km2)で水域率は4.34%である。水域にはポンドメドウ公園とサンセット湖が含まれている。 人口推移
歴史
地理
人口動態
年人口±%
1850
1860
1870
18803,855?2.4%
18904,848+25.8%
19005,981+23.4%
19108,066+34.9%
192010,580+31.2%
193015,712+48.5%
194016,378+4.2%
195023,161+41.4%
196031,069+34.1%
197035,050+12.8%
198036,337+3.7%
199033,836?6.9%
200033,828?0.0%
201035,744+5.7%
* = population estimate. Source: United States Census records and Population Estimates Program data
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである[6]。
基礎データ
人口: 33,828 人
世帯数: 12,652 世帯
家族数: 8,907 家族
人口密度: 939.6人/km2(2,434.4 人/mi2)
住居数: 12,973 軒
住居密度: 360.4軒/km2(933.6 軒/mi2)
人種別人口構成
白人: 93.96%(35%以上がアイルランド系[7])
アフリカン・アメリカン: 1.18%
ネイティブ・アメリカン: 0.11%
アジア人: 3.14%
太平洋諸島系: 0.03%
その他の人種: 0.64%
混血: 0.95%
ヒスパニック・ラテン系: 1.16%
年齢別人口構成
18歳未満: 22.5%
18-24歳: 6.5%
25-44歳: 28.9%
45-64歳: 24.0%
65歳以上: 18.1%
年齢の中央値: 40歳
性比(女性100人あたり男性の人口)
総人口: 89.1
18歳以上: 84.4
世帯と家族(対世帯数) 収入と家計 ブレインツリー市はボストン大都市圏にあり、鉄道、航空、高規格道路の設備が優れている。州道128号線と州間高速道路95号線が地域を内側と外側に分けその間に多くの「スポーク」となる道路で、ボストンの空港、港、インターモーダル施設へ直接結びつけられている。 1948年から1968年、町には一般用途空港のブレインツリー空港がグレート池近くにあり、民間防衛の役人と私用パイロットが利用していた。非舗装、2,800フィート (853 m) の滑走路があり、飛行訓練ができた。住宅開発、町の上水道施設に近いこと、多くの事故があったことで、1968年に閉鎖された[9][10]。 ブレインツリー市の主要高規格道路は州間高速道路93号線(州内ではアメリカ国道1号線と合流している)とマサチューセッツ州道3号線であり、また州道37号線と同53号線もある。
18歳未満の子供がいる: 29.6%
結婚・同居している夫婦: 55.4%
未婚・離婚・死別女性が世帯主: 11.7%
非家族世帯: 29.6%
単身世帯: 24.4%
65歳以上の老人1人暮らし: 11.9%
平均構成人数
世帯: 2.61人
家族: 3.16人
収入
収入の中央値(2007年推計値[8])
世帯: 115,590米ドル
家族: 90,590米ドル
性別
男性: 89,607米ドル
女性: 36,034米ドル
人口1人あたり収入: 28,683米ドル
貧困線以下
対人口: 3.8%
対家族数: 2.1%
18歳未満: 4.6%
65歳以上: 3.3%
交通ウェイマス・ランディング/イーストブレインツリー駅
主要高規格道路