ブレインツリー_(マサチューセッツ州)
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ブレインツリー

Town of Braintree
ブレインツリー市役所
ノーフォーク郡内の位置(赤)
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度12分22秒 西経71度00分18秒 / 北緯42.206度 西経71.005度 / 42.206; -71.005
アメリカ合衆国
 マサチューセッツ州
ノーフォーク郡
入植1634年
法人化1640年
政府
 ? 種別市長・市政委員会方式
 ? 市長チャールズ・ココロス(無所属)
面積
 ? 合計14.5 mi2 (37.6 km2)
 ? 陸地13.9 mi2 (36.0 km2)
 ? 水域0.6 mi2 (1.6 km2)
標高90 ft (27 m)
人口(2010年)
 ? 合計35,744人
 ? 密度2,500人/mi2 (950人/km2)
等時帯UTC-5 (東部標準時)
 ? 夏時間UTC-4 (東部夏時間)
郵便番号02184/02185 (Braintree Highlands)
市外局番339 / 781
FIPS code25-07665
GNIS feature ID0618316
ウェブサイト ⇒www.braintreema.gov

ブレインツリー(: Braintree)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ノーフォーク郡にある都市。人口は3万5744人(2010年)。ブレインツリーの公式名には「町」がついているが、2008年執行の市民憲章を採択して、市長・市政委員会方式の政府となっており、マサチューセッツ州法の下では「市」である[1]ボストン大都市圏に入っており、マサチューセッツ湾交通局のレッドラインを利用でき、都市圏企画委員会のサウスショア連衡のメンバーである[2]

2008年の市制施行後、初代市長にはジョセフ・C・サリバンが就任し、2020年まで在任した。現在の市長はチャールズ・ココロスである[3][4]
歴史

ブレインツリーの町は1640年に法人化され、イングランドエセックスにある町、ブレインツリーから名付けられた。当初の町域から後に、ランドルフ市、ホルブルック町、クインシー市が分離し、またウェイマス市とミルトン町の一部にも使われた。ブレインツリーの町はアメリカ合衆国大統領になったジョン・アダムズジョン・クインシー・アダムズ、またマサチューセッツ州知事になったジョン・ハンコックの生誕地である。「ウェストポイントの父」と呼ばれるシルバナス・セイヤー将軍も、ブレインツリーのブレインツリーハイランズと呼ばれる地区で生まれた。

1920年、市内で「サッコ・ヴァンゼッティ事件」が発生した。アメリカ史の中でも最大の冤罪事件ではないかと言われている。

電話の共同発明者トマス・A・ワトソンは引退後にブレインツリーで住んだ。

1920年代、ブレインツリーの人口は10年間で約50%成長した[5]

2008年1月、ブレインツリーは政府形態を代表制タウンミーティングから市長・市政委員会方式に変更した。
地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は14.5平方マイル (37.6 km2)であり、このうち陸地13.9平方マイル (36.0 km2)、水域は0.6平方マイル (1.6 km2)で水域率は4.34%である。水域にはポンドメドウ公園とサンセット湖が含まれている。
人口動態

人口推移
年人口±%
1850
2,969?    
18603,468+16.8%
18703,948+13.8%
18803,855?2.4%
18904,848+25.8%
19005,981+23.4%
19108,066+34.9%
192010,580+31.2%
193015,712+48.5%
194016,378+4.2%
195023,161+41.4%
196031,069+34.1%
197035,050+12.8%
198036,337+3.7%
199033,836?6.9%
200033,828?0.0%
201035,744+5.7%
* = population estimate. Source: United States Census records and Population Estimates Program data

以下は2000年国勢調査による人口統計データである[6]

基礎データ

人口: 33,828 人

世帯数: 12,652 世帯

家族数: 8,907 家族

人口密度: 939.6人/km2(2,434.4 人/mi2)

住居数: 12,973 軒

住居密度: 360.4軒/km2(933.6 軒/mi2)

人種別人口構成

白人: 93.96%(35%以上がアイルランド系[7]

アフリカン・アメリカン: 1.18%

ネイティブ・アメリカン: 0.11%

アジア人: 3.14%

太平洋諸島系: 0.03%

その他の人種: 0.64%

混血: 0.95%

ヒスパニックラテン系: 1.16%

年齢別人口構成

18歳未満: 22.5%

18-24歳: 6.5%

25-44歳: 28.9%

45-64歳: 24.0%

65歳以上: 18.1%

年齢の中央値: 40歳

性比(女性100人あたり男性の人口)

総人口: 89.1

18歳以上: 84.4

世帯と家族(対世帯数)

18歳未満の子供がいる: 29.6%

結婚・同居している夫婦: 55.4%

未婚・離婚・死別女性が世帯主: 11.7%

非家族世帯: 29.6%

単身世帯: 24.4%

65歳以上の老人1人暮らし: 11.9%

平均構成人数

世帯: 2.61人

家族: 3.16人


収入

収入と家計

収入の中央値(2007年推計値
[8]

世帯: 115,590米ドル

家族: 90,590米ドル

性別

男性: 89,607米ドル

女性: 36,034米ドル



人口1人あたり収入: 28,683米ドル

貧困線以下

対人口: 3.8%

対家族数: 2.1%

18歳未満: 4.6%

65歳以上: 3.3%



交通ウェイマス・ランディング/イーストブレインツリー駅

ブレインツリー市はボストン大都市圏にあり、鉄道、航空、高規格道路の設備が優れている。州道128号線と州間高速道路95号線が地域を内側と外側に分けその間に多くの「スポーク」となる道路で、ボストンの空港、港、インターモーダル施設へ直接結びつけられている。

1948年から1968年、町には一般用途空港のブレインツリー空港がグレート池近くにあり、民間防衛の役人と私用パイロットが利用していた。非舗装、2,800フィート (853 m) の滑走路があり、飛行訓練ができた。住宅開発、町の上水道施設に近いこと、多くの事故があったことで、1968年に閉鎖された[9][10]
主要高規格道路

ブレインツリー市の主要高規格道路は州間高速道路93号線(州内ではアメリカ国道1号線と合流している)とマサチューセッツ州道3号線であり、また州道37号線と同53号線もある。


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