ブレイクビーツは、音楽制作の方法。または音楽のジャンル。以下の複数の概念を指す。
ターンテーブルの奏法
その発見は、一般に1970年代にクール・ハークによってなされたと言われている。ハークはプレイヤーのトーン・アームに触れずに、レコードをスピンさせる方法で、ブレイクを再生した[4]。なお、アフリカ・バンバータは自身が発見したとしている。クール・ハークの「ブレイクビーツ」思想とともにヒップホップの制作方法として広まり、以降ドラムンベースなど様々なエレクトロミュージックに広く用いられる。サンプリングされたドラムフレーズを、時間軸に沿って単音、もしくは任意の拍数(=音価)のサンプルに切り分け、それらをシーケンサーなどを用い元々のフレーズとは異なる順序で演奏し新たな楽曲を構成していく。分解されるドラムフレーズの素材には、新規に録音されるもののほか、既存の楽曲から抜き出したものを使用することもある。
主なブレイクビーツ
ジェームス・ブラウン(James Brown) - "Funky Drummer"(ファンキー・ドラマー)
ジェームス・ブラウン(James Brown) - "Funky President"(ファンキー・プレジデント)
Lyn Collins